

最近、お腹が、すかないので困っています。
別にダイエットしているわけではないのです。
悩みが多くストレスが強いです。
ストレスが原因で食欲ってなくなるのでしょうか?
変に痩せてきて、もっと太りたいと思っています。
なんとかならないでしょうか?
このようなお悩みを解決します。
お腹が、すかないということで困っておられる方です。いわゆる食欲不振です。
現代人は1日3食が当たりまえですが、江戸時代では2食が当たりまえでした。
体のことを考えると2食でも十分だと思います。
食べなければならないと考えすぎることが辛くなっているのかもしれません。
お腹が空かないことで、お悩みの方は、どうぞご覧ください。
- お腹が空かない、食べれなくてお悩みの方
- 食欲不振で胃癌ではないかと不安になる方
- お腹が空かないことで痩せてしまう事が不安な方
お腹がすかない、でも大丈夫!
まずは一度、内科か消化器科にて診断を受けてください。
原因が不明の場合は、ストレスなどからくる自律神経の乱れが原因と考えられます。
- 自律神経の乱れ
- 薬の副作用
- 胃癌などの病気
先日「お腹がすかない」ということで悩んでおられる方がおみえになってくだいさいました。
大阪市内にお住いの50代の女性です。
内科的には検査しても異常はなかったそうです。
胃カメラも血液検査も異常ないそうです。
症状を医師に伝えるとドンドンお薬が増える一方でした。
ですが、変化はあまりありませんでした。
特徴としては、とくにお腹がすいていないが食べないとドンドン痩せてきて不安で不安で仕方がないということでした。
冬の季節は腎・膀胱系が弱りますので不安にもなりやすいですよね。
この方の問題は食べれないということよりも、食べれないと痩せてきて、不安で死んでしまうんじゃないかということでした。
そこで自律神経と胃の説明をさせていただきました。
カロリーの説明と死んでしまうレベルの飢餓状態というところまでは、ほぼ日本人で生活をされている方は、なかなかなりにくい説明をさせていただきました。
自律神経は食道の出口(迷走神経)だけでなく胃も動かしています。
そのため自律神経が乱れると胃の調子も悪くなります。
自律神経が乱れて自律神経失調症になってしまうと、交感神経と副交感神経のバランスが悪くなります。通常は、交感神経が優位になりすぎます。
すると副交感神経が、働きにくくなるので、胃腸の動きが悪くなってしまうのです。
食欲不振の場合は、空腹感を感じにくくなってしまっている状態です。
簡単にいいますと胃腸は「消化・吸収の準備ができていない状態」なのです。
だから、このような時は、無理に食べない方がいいのです。
「3食」食べないとダメと思ってませんか
「食事の時間だから、食べないとだめ!」と思ってませんか?というお話をさせていただきました。
江戸時代などでは一日2食でしたし、少々食べなくても「断食」というのがありますよね!
「一日、二日、食べなくても大丈夫ですよ」と説明しました。
胃の働きが低下すると、もちろん食欲も低下してしまいます。休む神経(副交感神経)が弱くなると胃液の分泌も少なくなります。消化不良を起こし、膨満感を起こします。ゲップやおならが多くなります。
こんな時は胃を休めるのが一番です。ですから「お腹がすくまで水分以外、何も食べないようにしてください」と説明しました。
水分も常温のミネラルウォーターのみにしてもらいました。
(お酒、炭酸飲料、カフェイン、冷たい飲み物は控えてください)
また胃が悪いということで、膨満感などで胃が上にあがると横隔膜が持ち上がり、呼吸がつらくなります。
息を吸うときは横隔膜は下がりますが胃が上にあがると横隔膜が下がりにくくなってしまいます。
呼吸にも影響する場合もあります。
その方は飲み込みでの喉の違和感もありましたので、食道の自律神経部分にも影響していた様子でした。
懇切丁寧に説明させていただきますと、すごく安心されました。
こんなに詳しく教えてもらえなかったから不安で不安でということでした。
その後、身体全体を整えさせてもらいました。
しっかり緩んだ感じで、お顔も赤みが出てきました。
腹痛の方
まとめ
- 迷走神経に関係から自律神経が乱れると食欲不振になる
- 自律神経を活性化することが大切
- 3食、食べないといけないという考えをやめる