
眠れなくて困っています。味覚障害もあります。
薬もなかなかやめられません。
どうしたらいいんでしょう?
このようなお悩みを解決します。
内科で睡眠導入剤を処方され、それでも良くならず、心療内科で、さらに強めの薬を処方され、どんどん増えていきました。「ぼー」として寝ているか寝ていないか、わからない状態です。
そして、最近では味覚障害もでてきました。
「今日も、また眠れませんでした」「今日も味覚がおかしいです」という感じで、悪いところに執着しすぎて、ネガティブになってしまわれています。
同じように、なかなか良くならず、お悩みの方は、どうぞご覧になってください。
不眠と味覚障害でお悩みの方
睡眠導入剤がどんどん増えて困っている
そのような方でも、少しづつですが、希望の光が見え、笑顔になってくださっております。
毎回、不調のところが増えていく
これは、あなたが不調を探している可能性があります。
少しは良くなっていることがあるのに、不調を探す癖がついているので、悪いところだけが気になってしまうのです。
そして、その癖が執着となり、眠れなくさせていることが多いのです。
良くなっているところを探す癖をつける
良くなっていくのは、だいたいこんな感じです。

自律神経の乱れている方は、特にケガなどよりも、このような傾向にあります。
少しでも良くなっていることに「気づく」ことが大切なんです。
不眠症の68歳、女性、薬でも変化なく、味覚障害もある
1回目
症状
- 不眠症(どんどん薬が増えて困っている、症状は変化なしと感じている)
- 味覚障害(どんな味も感じにくい)
- 肩こり
- 頭痛
- ふらつき
- 吐き気
ストレス
- 息子がいるが遠方で会えない
- ご主人が3か月前に他界して寂しい
- 家にいることが寂しくストレス
- 友だちがいない
- 姉妹がいるが高齢で会えない
- 趣味がない
- 眠れない
- 味覚がわからない
- パンが好きだが食べてもおいしくない
- 昼間眠たくなる
施術後の反応
その日の夜は、数年ぶりに眠れた感じがした。昼間も眠たくない。
肩こりと首の緊張が軽減した。
2回目
施術後の反応
味覚で甘味が、なんとなく感じるようになった。昼間は眠たい。
足にしびれがあったが、すぐ治った。
手の冷えが気になっていたのだが、良くなった感じがする。
初回は忘れていたが、思いだしたそうです。
5回目
まだ眠れない。味覚は、少しわかるようになった。
じっくりとお聴きすると、最初の睡眠パターンからは、変化がありました。
初回のころ | 最近 | |
寝入る時間 |
10時ごろ布団にはいるが | 11時ごろ。 比較的1時間くらいで眠れる。 |
起きる時間 | 早朝4時くらい。 | 早朝4時くらい。 |
中途覚醒 |
深夜に2回、目が覚めて、そのまま眠れない。 |
1回あり。 |
不眠は感じるものの、変化があり、そのことにフォーカスいたしました。
ちょっとでも、良くなっていると実感していただけました。
10回目
右肩上がりに、症状が回復するのではなく、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、症状が改善していきます。
悪いところばかりに目が行く人は、治りにくいです。
ネガティブなことばかりに目を向けているからです。
これは「心のフィルターの選択的抽出」という「認知の歪み」なのです。
詳しくはこちらをご覧ください。
悪い事ばかりを選択しているということなんです。
味覚障害は、ほぼなくなりました。睡眠もかなり良くなられました。
何かストレスに感じることがあれば、眠れなくなり、また少しの期間、不眠になられます。
ですが、良くなられるのも少し早くなってこられました。
良いところに気づくことが解決のヒントになる
睡眠日記をつけると、かなり変化を実感できます。睡眠日記については、こちらをご覧ください。
不眠症になる原因
ストレスがあると交感神経が優位に働きます。すると筋肉が緊張します。
すると血管が収縮され血流が悪くなります。
脳や神経が正常に働くには「酸素」と「栄養分」が必要です。
酸素と栄養分は血液が運んでくれるので、神経も機能低下をお越し、働きが悪くなってしまうのです。
眠る神経は副交感神経です。ですので副交感神経が働きやすくなるような準備が必要です。
- ストレスを減らす
- 昼間の交感神経を上げると夜の副交感神経が上がる
- 副交感神経を上げるため腹式呼吸の深呼吸をする
- 感情の涙を流す(副交感神経が働く)*詳しくはこちら
不眠で息苦しい患者様
味覚障害になる原因
睡眠と同じようにストレスがあると交感神経が優位に働きます。
すると筋肉が緊張します。
すると血管が収縮され血流が悪くなります。
脳や神経が正常に働くには「酸素」と「栄養分」が必要です。
酸素と栄養分は血液が運んでくれるので、神経も機能低下をお越し、働きが悪くなってしまうのです。
脳幹にある神経の機能低下が原因です。
だから整体で背骨や頭や骨盤を整えることで、血流が上がり、神経伝達がスムーズになっていくのです。


味覚障害の患者様
味覚と嗅覚について
当院ではよく聴くのですが、花粉症が辛かったり、風邪をひいている時って、味覚にも影響がでる方が多いのです。
食べ物や飲み物の風味を感じているのは味覚ではなく、嗅覚なんです。もちろん味蕾の働きもあるのですが、嗅覚も影響しているのです。
特に「美味しい」と感じるのは嗅覚の影響が大きいのです。
嗅覚が低下した女性はサルコペニア(筋肉量が減少し身体の機能が低下した状態)になりやすいともいわれています。
匂いの刺激は感情や記憶と関係がある
香りという情報は、大脳辺縁系に直接影響するのです。大脳辺縁系は感情と関係します。アロマは匂いと感情(リラックス効果)の結びつきからアプローチしているのです。
逆にストレスが強い場合は、自律神経が乱れ、嗅覚にも異常がおこり、感情にまで影響することが考えられるのです。これは記憶にも影響すると考えられています。大脳辺縁系に海馬があるからです。

整体で身体を整えるとなぜ?不眠症や味覚障害がよくなるのか
整体をさせていただきますと背骨や骨盤、頭蓋骨などの動きが良くなり、筋肉なども柔らかくなります。各内臓も機能があがります。血流があがり、老廃物も流れてくれます。
そうなると脳や自律神経が正常に働いてくれるのです。
ですのでお辛い時は、早めにご相談、ご予約のご連絡をしてください。
まとめ
- 整体で体を整えると眠りやすくなる
- 昼間の過ごし方が大切
- 昼間に運動をして交感神経を働かせると夜に副交感神経が働きやすくなる
- 朝日を浴びて体内時計をリセットしてセロトニンを分泌
- セロトニンがメラトニンに変換され眠たくなる