

頭がふわふわして、足元がふらつき力が入らず歩くことができません。
病院では異常がありません。
解決する方法はないですか?
このようなお悩みの方が解決するヒントになれば嬉しいです。
ふわふわするような「めまい」の方です。
外に行くこともできず、「ふわふわすること」を考えると手が震えてきたり、腕が痛くなったり、肩と首が緊張して背中が緊張してきて頭痛が起こってしまいます。それと同時に足に力が入らない感じがするそうです。
このような「めまい」の解決法があります。
同じようなお悩みの方は、参考にしていただけたら嬉しいです。
- 足元や頭がふわふわして歩きにくい方
- このまま歩けなくなったらどうしようと不安になる方
頭ばかりを使っている状態のことを「上気」

ストレスが強く精神的に滅入って外に出れない
近所のお母さん友達と一緒に公園で子供たちを遊ばせていた時、急に息苦しくなり、過呼吸をおこされました。
それ以来、「外に出ると過呼吸や息苦しくなってしまうかもしれない!」と予期不安が起こるようになってしまわれました。
一度、お辛くなられると「また、なってしまったらどうしよう」と不安になります。
そのことばかりに囚われてしまうのです。
そうなってきますと思考の癖、考え方の癖がついてしまいます。
自律神経や脳の特徴は否定形が通用しません。
そのことについて考えたくないのに考えてしまうのです。
このような時の対策は、別のことを考えることが大切です。
そして、今ここ、今この瞬間を考える癖をつけることが大切なのです。
過去や未来は考えなくていいのです。今、ココ、現在を考えることが必要なんです。
不安の対策
不安の反対は、安心です。安心が強化されたら、自信につながります。
自分に自信をつけることが大切なのです。
自信をつけるには「自分でアップしていく」タイプと「他人から認められてアップしていく」タイプがあります。
自分で自信をつけていく
- 短期的な目標を立てる
- 自分で達成できる目標を立てる(最初は簡単な目標から立てる)
ここで大切なのは達成できた事が自信に繋がるということです。
成功体験が大切なのです。
この積み重ねこそが自信に繋がり、自律神経の安定に繋がります。これで完璧主義で自分に厳しい方でも少しづつ自分にOKが出せるようになるのです。
心理的な安定は地面が安定するのと同じなので、不安定に感じて「ふわふわ」していた足元がしっかりとしてくるのです。

不安を解消するワーク
不安を解消するには自己肯定感を増やすことが大切です。
自分の好きなことを100個、紙に書いてください。
そして、それを自分で読み上げてください。
すると良いことを考える思考の癖がつき、目から情報が入り、読み上げることで耳からも情報が入ります。
これを続けていただくと、かなり不安が和らぎますよ。

【症例】30代女性ふわふわして歩きにくい
30代の女性、気配りができて、とても良く気が付かれ、人の顔色を見て行動されている感じで、神経が繊細で、完璧主義の方です。
口癖は「○○しなければならない」、白か黒かハッキリしている性格です。
それで、お辛くなられます。社会的には、素晴らしいのですが、自我を抑制してしまいます。
こうあるべきというレッテルを自分で貼っています。
これは認知の歪みです。それに気づくことが大切です。
気づいて「今のままで、そのままで良い、良い所も悪い所もありのままで良い」と認識して、自分を褒めてあげて、自己承認してあげることが大切です。
ふわふわするのは、三半規管や小脳に問題がない場合は、自律神経的には「上気」の状態で、頭ばかりで心配なことや、不安なことを考えすぎてしまっている状態なのです。
これは悪いことではありません。自分の身を守るために必要なことです。
ですが日常生活に支障が出る程、神経質に考えてしまいますと、生活しづらくなってしまうのです。
天気予報を見ます。
「お!明日は午後から雨マーク!降水確率は30%」とします。
こんな時は、降りたたみ傘をカバンに入れて準備します。
これでいいですよね。
でも心配性の人は、友達のAさんが忘れたらいけないので、あと1本、あ!Bさんの分も持っていってあげよう!と合計折り畳みの傘を3本カバンに入れたとします。
最終的には、カバンに10本もの傘を入れたとします。
これはどう思いますか?
これが考えすぎて、しんどくなっている状態なのです。
自分の分だけでいいですよね。
でも特にお子さんがいらっしゃるお母さんですと、当然子供の分は傘を持っていきますよね。
ですので子育て中のママさんは、普段の自分のことだけよりも、もっと心配で不安に考えてしまうのも、当然なのです。
それが度を越したら、不安神経症、強迫性障害、自律神経失調症、うつ病、パニック障害などになってしまう可能性があるのです。
このような時は、情報などに過剰に反応して考えすぎているのです。
当然、自分の体の感覚や感情もおろそかになりがちです。
ですから、こんな時は自分の体の感覚を丁寧に感じたり、別のことを考えることが大切なのです。
頭ばかり使って息苦しくなり不眠でお悩みの方
当院の解決法

当院では体を調整させていただきます。
すると脳への血流も上がり、神経伝達もスムーズになります。
脳の血流があがり呼吸も上がりますので集中力も上がります。
筋肉も緩みますので、足にも血流がよくなっていきます。
酸欠で痺れなどが出ることが多いので、徐々に回復される方が多いです。
呼吸が楽になり、心も軽くなられますよ。お辛い方は、どうぞすぐに相談ください。
上気に対する対策
良かったら参考にしてみてください。
まとめ
- 心と体は繋がっているので、まずは身体を整える
- ストレスを減らす
- 過剰な心配、不安であると認識する
- 別のことを考える
- 今ここ、現状、現在を考える