

自律神経失調症で不眠と肥満があり悩んでいます。
数か月後にライブがあり、どうしても行きたいのですが、自分の体調が心配で、不安になり動悸や息苦しくて悩んでいます。
また私は、被害妄想や他人が自分の事を、どう思っているかについて、極端に悩んで、不安になったり、親戚でも遠ざけてしまったりしてしまいます。
特に父親に褒められたことがなく全否定で育てられました。
今でもビクビクしてしまいます。
少しでも日常生活が楽になりたいです。
何かアドバイスいただけたら、嬉しいです。
どうぞ宜しくお願いします。
このようなお悩みの解決のヒントになれば嬉しいです。
不眠・肥満と自律神経失調症でお悩みの方が解決されました。
肥満には代謝アップが大切です。ただ過食により肥満になっている場合は、不安を補うための代償行為の場合があり、食べる量を減らしたり運動しただけでは解決しないこともあります。
この方には運動や食べ方、生活習慣で代謝を意識した生活のアドバイスをしました。そしてストレスを減らすため、一つづつ解決していくようにしていきました。同時にストレス耐性をつけていき、メンタル面で思考の癖、育った環境から「愛着の問題」にもアプローチしていきました。
最終的には心の問題が大きかったので、体の調整がうまくいってこられてから心理面のワークなどにウエイトをおいて対処していきました。
それぞれのアプローチには、その方にとっての最適な時期というものがございます。具体的に、皆様が同じように進んだりすることは稀ですので、その方だけのオーダーメイドの施術となります。
ただ単に、この症状だから、こうしたら良いという単純なものではありません。
基本的な流れとしまして、まずは対処できるだけの体力が必要ですので、身体の調整をさせていただき、呼吸と血流が正常になっていただけることが大切です。
また人間関係でのお悩みも深く、どこに行っても気を使いすぎて疲れてしまい、お仕事も長続きしなかったので、”自分で自分を癒す”ということもさせていただきました。
もしも不眠・肥満や自律神経失調症でお悩みの方は、どうぞ、解決のヒントのために、ご覧になってください。
- 最近、太ってしまったので代謝をアップさせたい方
- 先の予定があって考えるだけで予期不安になり動悸がして息苦しくなる方
- 不眠と肥満でお悩みの方
自律神経失調症の方がライブに行けるようになった秘密

パニック障害にも効果的!運動と感情の関係
自律神経失調症や鬱病、パニック障害の症状で、動悸、息苦しいなどがあります。感情では予期不安、恐れ、イライラなどが起こることが多いです。

こんな時は、運動すると効果的だと考えられています。
動悸や息苦しさが起こっていると、筋肉が緊張して呼吸が浅くなったりしてしまいます。
これは脳の「疑核」が働いていない状態です。「疑核」が働いていないと「交感神経を抑制しなさい」という指令がいかなくなります。すると交感神経が抑えられないので、動悸や息切れが起こるのです。

この場合は、運動すると効果的です。
運動すると小脳から大脳新皮質へ刺激が入ります。すると疑核に刺激が入り、交感神経を抑えてくれます。

そして呼吸が深くなり、心臓バクバクや息苦しさがなくなると、その信号が孤束核に入り、大脳辺縁系に刺激が入ります。
すると不安だった感情が落ち着き安心に変わっていきます。

代謝アップする体質へ

自分の現状を知る
まずは自分の現状を知ることが大切です。それには自分の基礎代謝量を知っておくことで目安となります。簡単にいいますと「何もしていなくても消費する量」です。
例えば50歳の男性で165cmの身長で65kgの体重の場合は基礎代謝量は1,467.152kcalとなります。命を守るためには、これだけのエネルギーが必要と言い換えることもできます。
こちらを参考にしてください。
代謝アップのポイント
寝起き
朝一番にトイレに行くと、おしっこの色が結構、濃い時があります。これは寝ている間に、水分がなくなり、少し脱水の状態になっているというサインです。
朝一は「冷たい、もしくは常温の水」を飲みましょう。白湯が良いと思われていますが、常温の水ですと、身体は体温と一定に保とうとするホメオスタシスが働くので、エネルギー代謝をむしろ上げてくれることになります。
また寝起きには、あまり筋肉が動いていない状態なので、こわばっている方が多いです。当院では、まったく寝がえりを打たない方もいらっしゃいます。当然、肘などが痛い場合でも回復力は極端に悪いので、なかなか良くならない方が多いです。
そこで寝起きは、体幹をストレッチするのが効果的です。体幹には大きな筋肉が多く、伸ばすと短時間で効果的であるといえます。
朝
和食をオススメします。筋肉は基礎代謝の20%をカバーしてくれます。筋肉の材料はタンパク質です。タンパク質は常に、合成と分解を繰り返しています。
ですが、寝ている間は、タンパク質が入ってきませんので、分解が多くなります。だから朝食は、タンパク質を意識した朝食がオススメです。しっかりとお魚やお肉、チーズや大豆製品を食べるようにしましょう。
フルーツについては、旬の果物がオススメです。フルーツは代謝を上げてくれるビタミンとミネラルが多く含まれます。できたら夏などは夏みかん、スイカなどがオススメです。バナナやパイナップルなdの甘いフルーツは糖質が多いので、体脂肪に変わりやすいということと身体が冷えやすい食べ物も多いです。
出かける時の服装は、薄着すぎるよりも、調整できるような服装にしてください。屋内はクーラーが効きすぎているところもあるので、羽織るものも持っていると便利です。
通勤などでは、立ち、エスカレーターなどを利用することをオススメします。少しでいいので運動を意識してください。そして運動として一駅歩くなら帰りに歩くようにしてください。夏場だと行きに歩くと汗をかき、冷房の部屋に入ると冷えてしまう可能性があるので注意してください。
朝の運動で意識するとしたら、ピッチ走法にしてください。歩数を稼ぐ感じです。歩幅を広くするストライド走法よりも朝はピッチ走法の方がオススメです。朝は筋肉もほぐれていない為、無理をしない方が良いためです。
運動の注意点は激しい運動を短期間しない方が良いということです。基本的な運動で、負荷の少ないものを長く継続する方がオススメです。体質についても3カ月くらいで身体が慣れてくるものですので、あまりコロコロ変えずに、自分が続けられる運動をコツコツやってください。
昼
豚肉のようなビタミンB1を含むタンパク質はオススメです。チキンカレーなどのようなスパイスは交感神経を働かせて代謝アップを助けてくれます。また冷やし納豆ソバなどは大豆食品でカロリーも低めなおのでオススメです。
仕事中に休憩できるなら30分に一度は休憩してください。下半身の筋肉を、こまめに動かすことで、ふくらはぎなどの筋肉のポンプが働いてくれます。これをミルキングアクションといいます。
夜
夜は筋トレがオススメです。ご飯では、焼き魚より刺身などがオススメです。魚に含まれるグルタミン酸は筋肉の分解を抑えてくれます。また小腸の働きを良くしてくれます。グルタミン酸は加熱すると変形しやすいので、魚を食べるなら刺身をオススメします。
お風呂に入ってから、ストレッチなどをするには、下半身中心にやってください。疲れが溜まりやすいので、一日の疲れをしっかりと取ってあげてください。
最近はパソコンやスマホで目が疲れているので、目の上を蒸しタオルなどで温めてリラックスするようにしてください。
冷えを予防するためには、レッグウォーマーがオススメです。靴下は止めてください。汗をかいて余計に冷えることになります。
寝る前にコップ1杯の水を飲んでください。
眠りと肥満の関係
サンディエゴ大学の調査で「短時間睡眠の女性は、肥満の数値であるBMIg高いという報告をしました。原因としては次の事が考えられます。
- 眠らないと「インスリン」(血糖値を下げる)の分泌が低下して糖尿病になりやすい
- 眠らないと「レプチン」(食べ過ぎ抑制)の分泌が低下して、食べすぎてしまう
- 眠らないと「グレリン」(食欲旺盛)の分泌が増え、食欲が増す
- 眠らないと交感神経の緊張が継続し高血圧になる
- 眠らないと精神が不安定になり、うつ病、不安障害、アルコール依存、薬物依存などが起こりやすくなる
また記憶力も低下して認知症にもなりやすくなってしまいます。
また昼寝を1時間以上すると糖尿病や認知症のリスクは増えるという報告もあります。
睡眠は量よりも質が大切です。
特に寝入りの最初の90分で、しっかりと熟睡できれば、睡眠の質は、かなり良くなっていきます。
参考:「スタンフォード式 最高の睡眠」より
人間関係の悩みで、いつも疲れきってしまう
この方は心療内科で、「双極性のうつ病」と診断されています。
気持ちがいい時があり、その時は調子がいいのですが、電池が切れたように次の日から寝た切りになってしまうことがあります。
自分でも嫌になり「死にたい」と思うことも多いそうです。家族やご主人にも当たりちらしてしまい、「切れた」後は罪悪感が凄くあるそうです。
2人姉妹で姉に対しては、とても嫉妬してしまうことが多いそうです。
なんでもできる姉をうらやましく思い、自分がダメ人間のように落ち込んでしまうそうです。
子供の頃から親の愛を感じなかったそうです。姉ばかり可愛がられているように感じたそうです。
このような感じで育つとインナーチャイルド傾向になり、心が育っていたい状態で、いろんな症状で日常生活が困ってしまうことがあるのです。

このような家庭に育つと不安や回避といった傾向になりやすいです。

そうなると自分の命を守るために「不安」「回避」といった意識が強くなってしまうのです。自分を守るために不安になったり、傷つかないために他人を排除する回避ということになるのです。
他人軸になり、他人からの刺激に敏感になるのです。
だから「あの人は、私のことを悪く思っているに違いない」などと真実はわからないのに自分で勝手に決めつけて、すべてに対してそう思ってしまい、疲れてしまうのです。
こんな時は、今ここに生きている自分を感じて意識することが大切なのです。

自律神経失調症の女性が解決した秘密
朝から、とにかく、「めまい」と頭痛に悩まされておられます。お困りの症状は不安になる、便秘下痢を繰り返します。動悸が起こります。血圧がかなり低いです。他にはアトピー、眼精疲労、冷え、パニック障害、不眠症、むくみ、肥満があります。
5年前は倒れたこともあるそうです。救急車で運ばれたそうです。病院で検査をしても、心臓などの病気ではないということでした。
今回、好きな音楽グループのライブに行きたいのですがライブ当日、体調不良でいけなくなったらどうしようと、すごく不安な日々が続いておられます。これが予期不安です。
今まで、お薬もいろいろと処方されています。不安になると眠れなくなってしまいます。
当院には秋ごろから来ていただき、最初は血圧が低かったこともあり、顔面蒼白といった、ご様子でした。
急にだるくなって倒れてしまうことがあります。
やりたいという気持ちはあるのに、何もできなくなって、次第に、やる気もなくなってしまいます。
- 愛着の問題
- 自己肯定感の問題
- ストレスが多く、HSPもあり通常より過敏で受けやすい問題
- 情緒的サポートがない孤立した状態
- 不眠症で体力がない状態
- ストレス発散の代償で過食
やる気がなくなる状態とは
自律神経は交感神経と副交感神経です。動く神経が交感神経です。休む神経が副交感神経です。
このどちらも、働くことが大切です。


どちらも低くなってしまうのが「うつ病」や「自律神経失調症」です。
命を守るためにやる気を出させなくして、休ませようとしてくれているのです。
回復していった経過
今では本当に顔色も良くなられて、表情もすごく明るくて笑顔がすごく素敵になられました。
脳が元気になるためには、「酸素」「栄養分」「刺激」が必要です。
ですので整体で血流と呼吸を良くして、刺激を与えることで、心身ともに健康な状態になっていただけるのです。
ライブに行けました!
現在、当院には1カ月に1回くらい定期的にお越しただいております。
先月も来ていただき、ライブの前日と2日後に、また別の場所でライブがあるので「どうにかして行きたい」と言って来てくださいました。
その時の症状は首、肩、腰が痛くて可動域も、かなり制限がありました。
特に腰は、ほとんど捻じれませんでした。筋肉が硬直している感じでした。骨盤も見た目でわかるほど歪んでおられました。
施術をさせていただき、かなり楽になられて表情も明るくなられました。
そして今月、来ていただいた時にお伺いしますと「ライブ2日とも全力で行けました~」とすごく笑顔で喜んで、お答えいただけました。

おまけに爪が綺麗になった
嬉しいご感想
「先生~!」帰り際に明るい声で言っていただきました。

最近、爪が綺麗になりました。前までボコボコで、なかなか治らなかったんです。
ここに来てから爪が綺麗になったんですよ。
そして、ここに来たら、何でも話せるので、心も身体もラクになるんです。
お母さんや姉に言えないことも、言えるので助かっています。

それは、良かったですね。Aさんのお身体と脳が自分で治す力を増やしてくれたんですね。
本当に良かったです。
気持ちも安定してきて、楽しそうに過ごされて、本当に、嬉しいです。
爪がボコボコしていた

爪の負担・栄養失調が原因
爪の横のボコボコは、亜鉛や鉄分などの栄養不足・クツの影響やケガなどによる爪への負担のほか、飲んだお薬の影響などが原因で現れるとことがあります。
また体の症状によって横線が現れる指は異なるとも言われ、体調管理のバロメーターにもなります。
- 親指(精神的ストレスや過労)
- 人差し指(皮膚のトラブル)
- 中指(尿酸の排泄不良)
- 薬指(気管支や目のトラブル)
- 小指(神経痛など)
まとめ
- 予期不安でお悩みの方は運動で対処する
- 肥満には代謝アップを意識する
- ストレスを減らし生活習慣を見直してラクに生活できるようにする