

上を向くとグルグル、目眩がします。
良性発作性頭位めまい症といわれています。
だいたい30秒くらいで収まりますが、辛い時がありますので、解決したいです。
簡単な体操があったら教えてください。
このようなお悩みを解決します。
ぐるぐる回転するような「めまい」があります。「良性発作性頭位めまい症」といいます。
耳石が剥がれ落ちて、誤作動を起こす目眩です。
予防や軽減のための体操がありますので、施術とプラスしてお伝えしております。
同じようにお悩みの方は、どうぞ、ご覧になってください。
- 目眩でお悩みの方
- ぐるぐる回るような目眩でお悩みの方
- ふわふわするような目眩でお悩みの方
- 目眩を予防する体操を教えて欲しい方
ぐるぐる回るような「良性発作性頭位めまい症」の解決のヒント

三半規管の中に耳石が落ち込むと、脳の誤作動により目眩が起こります。
これを良性発作性頭位めまい症といいます。

良性発作性頭位めまい症とは
耳の奥の方に内耳というところがあります。

その内耳には前庭・三半規管といって傾きや動きなどを感じる所があります。
水平方向や垂直方向を感じる部分に耳石という小さい石があって、それが剥がれ落ちることがあります。


そうすると石の影響でリンパ液の流れを感じる毛が実際の動きとのギャップが出てきてしまします。
その流れのギャップを脳は勘違いしてしまいます。それが良性発作性頭位めまい症です。
だから、その石を元の位置に戻してあげることが大切なのです。
参考文献:「人体の正常構造と機能」より
良性発作性頭位めまい症でお悩みの方
30代主婦、めまいでお困りでした。
家事ができないのが一番の悩みでした。
育ち盛りのお子様2人いらっしゃいまして公園で遊ぶのがとても辛かったそうです。
「めまい」がするとフラフラするので立っていられないことが多いので寝転がっていたそうです。
やりたいことがあっても、なかなかできません。
当院の施術
当院では最初、背骨の調整と頭〜頸周辺の調整をメインでさせていただきました。
特に顔周辺、足、股関節、骨盤などを中心にさせていただきました。
6回目くらいから、めまいの頻度と強さが軽減されてこられました。
子供さんとも少し公園で遊べるようになられました。
全力までは、まだまだですが笑顔になっていただけて本当に良かったです。
当院では、めまいが軽減され日常生活が送れるようになられておられる方もたくさんいらっしゃいます。
あきらめずにどうぞ一度、ご相談されてください。
全力でサポートさせていただきます。

「良性発作性頭位めまい症」に対する予防体操
プロの女子サッカー選手も、この「めまい」と診断されておりました。
原因は簡単にいうと三半規管への耳石の落下です。
以前は「寝て横になるようにしてください」と言われていたそうですが、なかなかそれだけでは良くなるのは難しいそうです。
そこで自宅で、できる体操をご紹介いたします。
これは良性発作性頭位めまい症、メニエル病、前庭神経炎、めまいを伴う突発性難聴に有効と言われています。
めまいの予防、ふらつきの改善にも効果があるといわれています。
なお、医師に首を動かさないようにと言われている人、運動を控えるように言われている人は自分でしないようにしてください。主治医と相談してください。
まず親指に印をつけてください。爪を見るだけでもOKです。
【左右=横】の運動
①親指を立てて正面を見る

②指は動かさず顔を左に向けながら指を見続ける
注意するところは目線を親指から離さないことです。

③次に指を見ながら顔を右に向いて目線は親指を見続ける

20回で1セットとして、これを一日3セットやってみてください。
目線がはずれないギリギリのところまで動かします。
「1」「2」「・・・」と数を数えてください。
【上下】の運動
まずは指を横に構えます。
①正面で爪を見る

②顔を下に向けながら指を見続ける

③顔を上に向けながら指を見続ける

親指から目線を外さないでください。
上下20回で1セット、1日3セット行ってください。
実際の動画をご覧ください
耳石を元の位置に戻す体操
耳石をもどす体操です。最初は少し「めまい」がするかもしれませんが無理をせず、やってみてください。
予防の体操
めまいがおさまってから予防のためにしていただく体操です。
こちらは決して無理をしないでください。
めまいが出てきましたら中止してください。
まとめ
- ぐるぐる回るめまいで良性発作性頭位めまい症の方は、予防体操をする
- 首の調整などが大切
- 生活習慣では姿勢にも注意する