

病院では異常がないといわれるのですが、なかなか腰痛が治りません。
また肘の痛み、指の痛みも原因がわからず1年以上続いています。
整形外科では老化と言われます。
ひょっとして、凄い難しい怖い病気ではないかと不安になります。
長引く痛みを何とかできないでしょうか?
このようなお悩みを解決します。
慢性の腰痛や痛みや不調は、病院では異常が見つからない場合は、「不安」などの精神的ストレスの影響があるかもしれません。
精神的な不安がありますと、ストレスとなり、交感神経が優位になり筋肉が緊張してしまいます。
すると血流が悪くなって腰痛、いろんな痛みがなかなかよくならないこともあるのです。
不安と腰痛などの慢性痛にも、ちゃんとした原因があるのです。
また脳的にはオピオイドという痛みを和らげてくれる物質が出るのですが、ストレスを受け続けると、この痛みを和らげてくれる物質が出にくくなるということもあります。
そして痛みが続きすぎると、痛みを感じる閾値という値が低くなり、少しの痛みでも過敏に感じてしまうこともあります。
同じようにお悩みの方は、どうぞご覧ください。
- 病院では原因がわからない慢性の腰痛でお悩みの方
- 少しの痛みでも過敏に感じてしまう
- 痛みを感じにくくなってしまう
- 精神的ストレスが常に強くある
- HSPなど過敏で繊細な方
- 人の目が常に気になり、疲れすぎる
精神的な不安と慢性痛の関係を知って解決する方法
長引いている腰痛、慢性痛などでお悩みの方についてです。
慢性腰痛は長引く原因があるのです。
メンタルが落ち込んで姿勢が悪くなり、猫背になると腰痛がなかなかよくならないということがあります。
こんなことはないですか?
少しでも当てはまる場合は、病院へ行ってください。ヘルニアや狭窄症などの可能性もあるからです。
ですが原因がわからない場合は精神的ストレスが原因かもしれません。
ほとんどが病気からではない可能性が高い
85%がケガや病気がない、あまり心配のない腰痛というデータがあります。残りの15%はケガや病気だそうです。
痛みの続く場合は、ストレスなどからくる自律神経の乱れが原因かもしれません。
メンタルで落ち込むと、猫背の悪い姿勢になります。
また姿勢が悪いとネガティブに考える癖がつきます。
ですので姿勢は、とても大切です。
ポイントとしては、腰が痛いからといって、安静にしすぎないことは大切です。
日常の生活習慣は変えない方がいいです。
それと腰痛をこわがり過ぎないでください。
痛みを怖がりすぎると不安になります。
不安になると筋肉を緊張させ、血流が悪くなってしまいます。
脳では心配しすぎると脳内麻薬の物質が出にくくなってしまいます。
オピオイドやドーパミンなどがそれに当たります。
すると痛みを強く感じてしまうことがあるのです。
できる範囲で体操をしてください。腰痛の時の「ハイハイ運動」はおすすめです。
長期に続く痛みの考えられる原因
- 痛みの閾値が高い
- ストレスで疼痛を軽減させる脳内物質(オピオイド、ドーパミン)が出にくい
- 継続的なストレスでコルチゾール(ストレス対抗ホルモン)が枯渇
- 更年期でエストロゲンが減少して炎症が起こりやすい
- 性格的にHSP(繊細)で脳が疲労している
- マイナス思考などの認知の歪みが苦しめている
- 感情の抑圧が強く症状として身体化している
閾値が高いとは?
高校の理科で習ったことがあると思いますが、「静止膜電位」というものがあります。
刺激に対して反応する仕組みです。
痛みや音、触られた感覚を刺激だと思ってください。
その刺激に対して神経が感じて反応します。
その、最初に反応する値を「閾値」といいます。
その値以上の刺激の強さでないと反応しないと思ってください。
その閾値が、何度も何度も繰り返されたら、小さな刺激でも反応してしまうようになってしまいます。
これを「閾値が高くなった」と言います。これが過敏な状態です。
ストレスが継続してかかっていると、身体や脳や神経は、過敏になって、小さな音や触られただけでも、すぐに感じてしまいます。
「身体のあちこちが痛い」「ここがマシになったら、次から次へと痛いところが出てくる」「全身が針で刺されたように痛い」など、痛みなども過敏に感じてしまうことがあるのです。


そして過敏な状態が継続して起こっていると、次には神経が麻痺してくるので、今度は、感じにくくなってしまうのです。
もしくは、感じているけど慣れてしまいます。
この時は「麻痺」となってしまいます。
これは「閾値が下がった」ということになります。

ゲートコントロール
通常ですと、痛みを感じた場合でも、優しく気持ち良く触ったり、なでたり、お灸や針などの刺激を与えると痛みを感じる場所の門を横から閉めてくれるように働いてくれます。
しかし、痛すぎるような強い刺激だと、このシステムが正常に働かないこともあります。
また通常ですと脳幹部分からは「痛みを抑えなさいよ」という疼痛抑制物質が放出されます。
これがモルヒネの働きをしてくれるのです。

慢性腰痛を和らげるヒント

なんとか自分でも腰痛を和らげたいです。
何かできることはないですか?
- 笑顔
- 睡眠
- リラックス
笑顔が大切です。笑顔は周りを明るくできますし、自分も楽しく感じます。
笑顔を作る表情筋を動かすことで、脳もリラックスできるのです。
奥歯に割り箸を挟んで口角を上げてください。
それだけで脳は楽しく感じるんです。
自己暗示がかかるのです。
そして体の調子を整えることです。整体により、楽になると、自己暗示がかかります。家族みんなで挨拶をして、仲良く笑えたら素晴らしいです。
それとしっかりと睡眠をとることです。
色んな厳しい状況になる可能性があります。
寝れるときに寝ておいてくださいね。
まずは時間よりも質を重視してください。
よい睡眠のヒントはこちらです。
心と体と頭をつなげることで、今のお辛いあなたの心身共の不調を解決することができるのです。どうぞお悩みの方は遠慮なくご相談ください。

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長引く腰痛を解決するヒント
不安によって長引く腰痛がある方の特徴の一つに「人に頼れない」ということがあります。
全部、自分でしないと気がすまない、または人に頼ることが申し訳ないと感じる、これくらい自分でやらないといけない、親や兄弟や友だちにも頼りづらいということをお聴きします。
一人で抱え込み、その事ばかりに執着しすぎて日常生活まで支障が出てしまいます。
「エベレスト」という映画を観ました。
この映画では、パーティ同志で助け合うのは、勿論なのですが、違うパーティとも頂上へのアタックの時に助けあうというのを学びました。
登山でみんなでロープを括りつけ、一人が滑落してもみんなでカバーできるように対策をするのです。

このように頂上や目標を達成する時には、自分一人で解決できることばかりではなく、時には人に頼らないといけないこともあるのです。
安易に頼りすぎ、依存するということではありません。

精神的ストレスが強く、長引く慢性痛にお悩みの方とお話していると、人に頼るのが苦手な方が多いです。ですので一人でお辛くなられて体力も減ってしまって、治癒にエネルギーを回せていないのです。
頼れる環境で、専門の人に頼ってみてください。
そこには安心、安全、信用、信頼が生まれてきます。
例えば、身体のことや心のことは、当院へご相談ください。
当院は専門的に学んでおりますのでお役に立てると思います。
もしも私でわからなければ、私には頼れる仲間がいますので、そちらでも対応可能です。
ちょっと些細なことでもいいので人に頼る癖をつけてみてください。
そして頼った分は、しっかりと体も心も休ませてください。
休ませて体力を回復させたら、治癒にエネルギーが使えるようになるのです。
腰痛でお悩みの方
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まとめ
- 慢性痛は精神的ストレスの継続が原因のことがある
- ストレスを軽減させることが大切
- 人に頼ることでエネルギーを治癒に回せる
- 人に頼った分、しっかりと心身共に休息する
- エネルギーを増やして治癒を促進する