

頸椎ヘルニアがあり、左腕が、ずっと痺れていました。
手術も薦められていました。
そして、一番の悩みは、パニック障害です。
動悸と息苦しさが半端ないです。
予期不安があり、胃の調子が悪くなったらどうしよう?
動悸が起こったらどうしよう?
この不調が良くならなかったらどうしよう?
と常に頭に浮かび悩んでしまいます。眠れない時もあります。
何とか普通に生活がしたいです。
どうしたらいいでしょうか?
このような、お悩みを解決します。
パニック発作が出る方で胃の不調で食欲がなく、動悸もあり、息苦しくで、とてもお困りの方です。
最初は仕事のトラブルがきっかけで眠れなくなりました。
その後、原因のわからない不安に悩まれて、その不安が不安を呼んでしまいます。
○○になったら、どうしよう?という不安がいつも頭によぎるそうです。
考えたくなくても考えてしまいます。
この方が自分に自信を取り戻して解決していった経過を、どうぞご覧ください。

- ストレスで胃の調子が、おかしく食欲がない方
- 仕事のストレスで夜も考えてしまい眠れない方
- 動悸が頻繁に起こり、このまま治らなかったら、どうしようと思っている方
- 息苦しさと動悸が辛い方
ヘルニア、胃の不調、動悸、パニック発作の解決法
3年前にパニック障害と診断され薬を飲む
仕事のストレスなどから3年前に病院でパニック障害と診断されたそうです。
その後、お薬を服用されてました。
頸椎ヘルニアもあり、腕の痺れなどもありました。
最近では腰椎にもヘルニアがあり、坐骨神経痛もあります。パニック発作による動悸、息苦しさは、酷くなる一方で、本当にお辛く、お悩みでした。
その時の症状
- 息苦しい
- 呼吸
- イライラする
- 疲れすぎ、疲れがとれない
- 胃の不調、食欲不振
- 吐き気
- 動悸
- 心臓バクバク
- 腕の痺れ
このような症状があり、お薬を処方されました。
良くなったり、悪くなったりの繰り返しでなんとか過ごされていました。
その後も完全によくなることはなく平成30年に入って、その年の夏から急に体調が悪くなられました。
その年の猛暑は大変なものでしたので、その影響もあったかもしれません。
とにかく疲れすぎておられ、体力がない状態でしたので身体の反応としては命の危険と察知して身体を不調にしてくれて休ませようとするような状態だったと考えられます。
まさに危険信号、体からの警告サインなのです。

胃の調子が悪く食欲がない
特に当院へお越しの時の一番気になっておられたのは胃の不調でした。
ムカムカして食べれません。
朝から調子が悪く胸がつかえて吐き気がありました。
このまま良くならなかったら、どうしようという不安が襲ってきます。

迷走神経のポリヴェーガル理論で説明すると
フリーズ領域(青色)に「吐き気」があります。
この方の今の状態は「フリーズ領域」にあると考えらます。
この状態の場合ですと、例えば、②のレベルのストレスを感じたとしたら、真ん中の繊細さんタイプをご覧いただきますと、青の範囲に入ってしまいます。
こうなってしまうと、小さなストレスでも過敏に反応してしまい、フリーズしてしまい、命を守ろうとして、「息苦しく」させたり、「動悸」を起こしたりして動けなくしてしまうのです。
体からの警告なのです。小さいお知らせの時に自分でセーブしてコントロールしていれば、良かったのですが、疲れ過ぎるまで仕事を頑張ったり、夜更かしや不摂生をしたため、身体が教えてくれた状態なのです。

不安で不安で、どうしようもない
最初にお越し板だたいた時は不安で不安で、どうしようもない状態でした。
自律神経の特徴は現実と空想の区別がつきません。
アクションやホラーなどの映画などを観ると手に汗を、にぎります。
自分が追いかけられたりしているわけではないですが、入り込むと、自分の身に起こったかのように反応したり、感じたりしてしまいます。
これが自律神経の特徴です。
また過去、現在、未来の区別がつきません。
未来の起こっていないことに対しても大いに反応してしまいます。
たとえば地震は、いつ起こるかわかりませんが地震がきたらどうしようと不安になります。
それを受けて自律神経が反応し、心拍数をあげて、ドキドキしたり、動悸を起こしたりするのです。
これも自律神経の特徴です。
自律神経が反応して焦ったり、不安になったりすると心臓がバクバクしたり、過呼吸がおこり、息苦しくなったりします。
更に自律神経の特徴として、否定形の言葉が通用しません。
どういうことかといいますと、「犬のことを考えないでください」と言っても犬のことを考えてしまいます。
否定されても、考えてしまうから、どうしようもありません。
これが自律神経の特徴で無意識に反応してしまうので、執着しすぎると日常生活にも支障が出て過敏に反応するようになり、症状として現れてしまうのです。
過敏に反応するとは
刺激に対しては、静止膜電位というものがあります。そして、刺激に対して最初は、過敏に反応するようになり、さらに悪化すると麻痺となってしまいます。
正座をしているのを想像してください。
最初は座っていても、だんだん痛く感じて、さらに放置すると麻痺して感じにくくなってくるのです。



この方の場合は、まだ「過敏」の状態でした。
当院が、まず、取り組んだこと

まずは体力を回復させないといけません。
- 精神的ストレス(嫌と思うこと全部)
- 構造的ストレス(カラダの不調)
- 化学的ストレス(カフェイン、小麦、砂糖、添加物、タバコなど)
- 環境ストレス(冷え、電磁波)
この4つのストレスの内、今日から、すぐに対応できるのが③と④です。
まずはカフェンをやめてもらいました。
さらにスマホを目覚まし代わりにするのを止めてもらいました。
そして背骨と首などの調整をさせていただき、お腹の調整をさせていただきました。
副交感神経が優位になると、お腹も動きやすくなってくれます。
そして5回目くらいから心理的な安定を目指すことも取り入れました。
「アンカーリング」と「グランディング」という心理療法です。
自分に自信を持ってもらい、それが積み重なって階段を一段、一段、自分の足で登るように症状に変化を実感していかれました。ここで自己肯定感が、かなり上がってきていると感じました。
また吐き気の対処方法もお伝えしました。これにより対処能力も増えていきました。
ありがたい感想をいただきました
当院の特徴が検査です。
患者様と検査結果を共有していくのが特徴です。
可動域も毎回チェックいたします。
不安が強いと交感神経が優位に筋肉が過緊張します。
ですから可動域も平均よりも悪い方が多いのです。
角度計で測っていますので当院のカルテを時系列でみてもよくわかります。
そして独自の検査で根本的な改善ができているかどうかのチェックを毎回させていただきます。
施術は全身の筋肉、軟部組織、血液、リンパなどの全身バランス調整をさせていただきます。さらに背骨を揺らす痛くない施術をさせていただきます。施術を受けておられると、とっても眠たくなられる方が多いです。
そして、毎回、姿勢の徹底と生活習慣の見直しをいたします。
3か月弱になりますが以前と比べると、ものすごく元気になられ笑顔になっていただけました。

どのようなお悩みがありましたか?
3年前からパニック障害で薬などで落ち着いていた時期もあったら、完全には治ることはなく、特に最近は好不調の繰り返しで、かなり苦しい日々でした。
食事も満足にできないので色々な不調がありました。
どのようなことが辛かったですか?
朝、起きてから夕方までが胸の不快感や腹部の不快感がつらく、仕事をしていても集中できない。
また不安感が日々、大きくなったり、小さくなったりの連続で先行きが不安で、どうしようもなかった。
実際に来院されてどうでしたか?
最後の望みをかけ熊さんに連絡して「大丈夫、良くなるように頑張ろう」と言われたことで安心できた。施術をしてもらい、とにかく信じようとしたら1週間程でかなり楽になった。
それからの日々は多少の波はあるけど、以前のように気分が悪くなったり、不安で仕事に集中できないということもなく、日々、良くなっていると実感できています。
感想
本当に行って良かったです。
このままどうなるかと思っていたけど、今は楽しく日々頑張っています。
まだ完全に治ったわけではないけど、しっかりと施術を受け、元気な体を取り戻し、普通の生活が間違いなくできると信じています。
八尾市 40代 男性

最初のころは、涙を流されるくらいお辛かったですね。
真面目に通院していただき、本当に嬉しく思います。
今では、楽に生活できるようになられました。
仕事も前の仕事ができるようになられ、ご家族で外食に行かれたり、バーベキューに行かれたり、できるように、なられました。
本当に良かったです。
その後もメンテナンスでお越しいただいております。
今後も、全力でサポートいたしますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
他に胃の不調の方
息苦しい時のオススメの姿勢
首のヘルニアで、やってはいけないこと!
- ラグビーなどの激しいスポーツ
- 反り腰や猫背などの悪い姿勢
- 重い荷物を持ち上げる
- 長時間のバイクや自転車、転倒、急発進
- 体重増加
- スマホを悪い姿勢で長時間使用
- 寝た状態でテレビを見たりスマホを見る
まとめ
- 予期不安には「今ここ」を感じる訓練が必要
- 「今ここ」を感じるには身体の感覚を感じつくすことがオススメ
- 自律神経は否定が通じないので、考えたくなくても考えてしまうので、別のことを考える
- 寝る前は、絶対に今日の反省やマイナス、悩みなどを考えず、「今日あった3つ良い事」を思い浮かべて眠るようにする