

大好きなペットがなくなってから、自分自身の体調が不調で外出も、できなくなりました。
何もやる気がしません。
このままではいけないと思っているのですが体が動かないのです。
どうしたらいいのでしょうか?
このようなお悩みの解決のヒントになれば嬉しいです。
家族の一員であるペットが亡くなると、心身共に、とてもお辛いです。
やる気がなくなり眠れなくなり、少し「うつ病」のような状態になってしまうこともあります。
そんな時に、解決する方法があります。
お悩みの方は、どうぞご覧になってください。
ペットが死んでから生活に支障が出て体全部が不調な方
ペットロスで体調不良の方の解決法
大好きなワンちゃんが亡くなられてから、体調を崩されて、どこにいっても良くならなかった胃の不調と強い肩コリ、抜けない疲労感、食欲不振の方が笑顔になられました。
60代女性です。ご主人には数年前先立たれました。
そして2匹のワンちゃんと一緒に過ごされておられました。
写真は僕が子供の頃に飼っていたワンちゃんです。
僕も小学生の頃ペットを飼っていたので、ペットロスの気持ちはよくわかります。

ペットロス症候群とは
大切に大切に育てていた家族、「ペット」も家族の一員です。
そんな家族との別れ、これは生き物である以上、避けることができません。
僕も小さいころから犬やネコなどを飼っていました。
ですからペットを失う悲しみ、お別れの辛さは理解できます。
数日はショックで寝込んでしまうことも理解できます。
これをペットロス症候群といいます。
そんな強い悲しみから、いろんな心と体の症状が出てきてしまい、なかなか立ち直れなかいのは当然かもしれません。
心が原因で身体へ症状が現れる
この方のお身体の症状としては、まず食欲がなくなられました。
そして、眠れなくなってしまいました。
疲れがたまりやすく、姿勢もすごく悪くなられました。
やる気もなくなり、散歩コースを見ると想いだして悲しくなるので、外出もできなくなってきました。そして便秘と下痢を繰り返されました。
呼吸が苦しくなってしまい、胃の調子が悪くなってムカムカするようになりました。
更に、めまいと頭痛が頻繁に起こるようになりました。
これらの多くは自律神経の乱れが原因の症状です。
心の症状
気持ちでは何もやる気がしなくなりました。
綺麗にされていた服や化粧もしなくなられました。
髪もボサボサになられました。
亡くなったペットに対して、もっと自分は何かできたんじゃないかと罪悪感が生まれてきます。
一人で寂しくって死んでしまいたいと思うようになられました。
悲しくて悲しくて涙が止まらなくなりました。
もっと遊んであげれば良かったと後悔ばかりされています。
近所の人に「ペットのことくらいで大袈裟だ」といわれて凄くショックでした。
愛着とは
ペットが人に与える影響は本当に大きいのです。
人と人、家族、同じなんです。
だから心ない言葉は本当にはショックを受けます。
人の愛着
まずは抱っこです。
これは健全な成長を遂げるうえで非常に重要です。
心理的な影響だけでなく生理的な影響も及ぼします。
成長ホルモン、神経成長因子、免疫力を高める物質、心の安定につながります。
安全基地という概念が大事です。
ただ過保護するぎることは子供の成長を阻害することもあります。
参考文献:「愛着障害」より
解決のヒント
自分の中で完結することが解決のヒントになる
ペットのお葬式も納骨も、初七日、四十九日などもすべて人と同じようにすることです。
そして死を認識し後悔は、あるかもしれませんが自分の中で完結することが大切です。
きっちりとお別れしてあげることです。
きっと天国で楽しく遊んでいるんだなと笑顔で見送ってやってください。
自分が思い出すことで、ペット達は、きっと喜んでいるんだと納得してください。
私は、そうしております。
その方も、まずは思考を回復させるべくカラダの調整をさせていただきながらメンタル面でも前向きになられますように姿勢をとにかく意識していただきました。
姿勢を正せば呼吸も安定しポジティブにとらえることができます。
脳への血液量もアップしますのでホルモンや神経伝達にも好影響を与えてくれるものと確信しております。
心理的には、エナルギーサークルを回すことを考えてアプローチしました。

3か月かかりましたが、とってもカラダの調子が良くなられ笑顔でお話できるようになられました。
- 自分の中で執着を手放す
- 別のことに集中する
- 身体を動かして不安を減らす
- 外に出てお日様に当たることでセロトニンが出る
- 朝、起きて朝日を浴びる
参考になる映画や本
こんな映画もありましたね。
僕はこの映画で泣けてきました。
またペット関連の愛着に関するおすすめの本です。
良かったらどうぞお読みください。
まとめ
- ペットロスとは自分で納得のいく形でお別れすることが大切
- 喪失感を克服するには別のことに集中すること
- 身体を動かすことで不安などが減る