

全身の痛みが辛くて眠れなくなってきています。
病院では「線維筋痛症」の疑いがあるということで薬を処方されています。
しかし、痛みは強くなってきています。
なんとか少しでも痛みが和らぐ方法はないでしょうか?
このようなお悩みを少しでも解決できたら嬉しいです。
全身の痛みが、どんどん増えて整形外科で「線維筋痛症」と診断された方です。
痛みが増えていくばかりで絶望的だったそうです。
何をやっても効果を実感できず、これからの人生も、とても不安で仕方なかったそうです。
同じようにお悩みの方は、どうぞご覧になってください。
当院では特に進行性の病気の場合は、今の生活維持、もしくは少しでも痛みが和らいで、生活が少しでも、しやすくなられることを目標としております。
- 全身の痛みでお悩みの方
- 線維筋痛症でお悩みの方
全身が痛い「線維筋痛症」の解決のヒント
当初「首と腰の捻挫」と診断される
先日、首と腰の激痛で来ていただいた患者様です。
整形外科で首の捻挫と腰の捻挫といわれました。
そこで治療を続けておられたのですが、なかなか変化がございませんでした。
次に整骨院にいかれました。
そして筋肉、筋膜にアプローチする手技をしていただいておられました。
最初は良かったそうです。
しかし、その後、なかなか変化がなく悩んでおられました。
その後、整形外科に「大きな病院を紹介する」といわれたそうです。
それからは自分でいろいろネットで調べたそうです。そうしている間も全身の痛みが増すばかりで不安も増すばかりだったそうです。とにかく動作のたびに、どこかに痛みを訴えておられます。起床時から痛みがあり、何をするのも嫌になっておられました。
次第に他の症状が増えていったそうです。めまい、耳鳴り、頭痛、目の奥の痛み、首肩の強い痛み、腰の痛み、膝の痛み、指~手の重く痺れた感じ、下痢、食欲不振、喉の渇き、口臭、ゲップが多くなっていかれました。
さらに不眠症、今までなかった花粉症がでてきたそうです。
ストレスが原因!線維筋痛症と診断
次に紹介された大きな病院で「線維筋痛症」と診断されました。そこでは「ストレス」も大きく関係していると言われたそうです。一番のストレスになっているのが自分の母親の介護疲れだったそうです。

当院での施術開始
そのような状態の後、友人の紹介で当院にお越しくださいました。
初回の検査と施術
本当に全身の痛みや不調を訴えておられました。
全身ですので問診票の全身のイラストに痛いところに印をつけていただくと真っ黒になりました。

いろいろ調べると左の目の動きにも問題がありました。自律神経の乱れから、誤作動が全身に起こっている感じがしました。
左足の膝の裏近くにはミミズがはっているような下肢静脈瘤のようなものもありました。
左の頭、首、肩がとにかく重く痛く辛いそうです。指は左右とも重く痺れています。
皮膚温度を計測すると指先の温度がかなり高かったので炎症がある様子でした。また小脳などのバランス検査でも、フラフラ、グラグラされていました。
寝ていてもお辛いそうなので、最初は、座って施術させていただきました。約2分の調整で顔色も良くなっていかれ、「血液が頭に流れる感じだ」と、おっしゃっていただけました。表情が少し明るくなられました。
せ術させていただいていると「頭の違和感と左の首が楽になってきました~」と喜んでいただけました。刺激が多すぎないようにパルスオキシメーターを両指に挟みながら注意深く施術いたしました。
その後の施術
6回目からベッドに寝て施術できるようになってきました。
睡眠の質があがり、かなりよく眠れるようになられました。握力も右が5度だったのが20度ちかくまで上がりました。
線維筋痛症の方が同じように良くなるということでは決してございませんが、痛みが和らぎ、生活が少し過ごしやすくなられる方もいらっしゃいます。
今後もメンテナンスを2週間に1度のペースでさせていただいております。
勇気をいただいた知人の先生の場合
私の手技仲間の埼玉県の岡田早苗先生にお話を伺いしました。
快く掲載の許可もいただきまして、本当にありがとうございます。
感謝いたします。
詳しくはこちらをご覧ください。

岡田先生の症状
- 椎間板ヘルニア(腰の骨の3~5の骨が潰れている)
- 線維筋痛症
- 慢性疲労症候群
- 周期性嘔吐症候群
- てんかん
- アトピー性皮膚炎
岡田先生の経過
近隣の病院、整骨院、整体、鍼灸は行き尽くしたそうです。
整形外科では「良くて車いす、寝た切りなのは仕方ない状態」と診断されたそうです。
37歳から5年間、寝た切りだったそうです。
その後、漢方を処方される医師と出会われました。
15年間のお付き合いでモルヒネによる点滴で少し眠れる時間が出来てきたそうです。
起き上がれるようになったのは「大うす煎」というお薬のおかげだそうです。
その頃、ご自身で鍼灸師を目指し、学校にも通われたそうです。
それからDRTに出会われました。
DRT創始者、師匠の上原先生の施術を受けられて、1年中、冷え症だった方が、ポカポカしてこられたそうです。
そして、汗をかいたそうなのです。
その後も2時間かけて通院されているそうです。
施術後は背中が痛くて背もたれに全く付けられない状態だそうです。
好転反応と理解されているので良くなっていると実感されながら、だんだん痛みが減ってきているのを実感されたそうです。
現在
3時間、座っていることができているそうです。
ペットボトルなしでも座位が保てるようになったそうです。
山のような薬を飲んでも3時間も経たずに痛みで目が覚める毎日だったのが、寝込む日はありますが、普通の日常生活に近い状態が送れるようになってきておられます。
岡田先生が生活習慣で注意されていること
- ペットボトルを背中に当てて、正確な姿勢に常に注意する
- 砂糖はできるだけ食べない
- 常温の水をなるべくたくさん飲む。1日2リットルくらい。
- 飲み物はできる限り「水」。「コントレックス」という銘柄がおすすめ。カルシウムとマグネシウムの比率が良いため。
- 痛みがある時は、出来る限り横になる。できれば仰向けで。
- 痛みが出ても好転反応だと割り切る。信じ込む。
- 食事は出来るだけ少なめにする。消化に体力を使ってしまうから。回復を優先する。お昼は普通に食べて朝と夜は固形物は食べない。会食は多くしないように普通に食べる。
- 身体を冷やさない。クーラーは控えめにする。冷たい飲み物は絶対にNG。
- 油ものは出来る限り避ける。消化が大変でエネルギーを使うため。
- 立つ時、座る時、歩く時に姿勢に気をつける。24時間、姿勢に注意を払っている。丹田に力を入れて丹田から動くように動作します。
参考:「岡田 早苗先生とのやり取りにて」掲載許可あり
食べてはいけないもの・控えた方が良いもの
- 人工甘味料(アスパルテーム、グルタミン酸ナトリウムなど)
- 炎症を起こしやすいオメガ6の油(サラダ油、コーン油など)
- 冷凍ピザ
- 小麦のパン
- アルコール
- クッキー
同じように全身の痛みでお悩みの方
すべての方が同じ効果があるということではございませんが患者様に応じて少ない刺激で効果がだせるように日々精進いたします。
まとめ
- ストレスを減らす
- 暴飲暴食に注意
- 整体で心身共に良い方向へ向ける