

仕事で同じ姿勢になることが多いです。
最近、原因はわかりませんが、坐骨神経痛が出てお尻から太ももまで痺れています。
また手を良く使うので肘も激痛で熱を持っています。
家事などにも影響が出てきて辛いです。
何とか早く痛みが減って欲しいです。
どうしたらいいでしょうか?
このようなお悩みを解決します。
肘の痛みがあり、坐骨神経痛で太ももまで痺れておられてお辛かった方です。
みなさま、坐骨神経痛という言葉は聞いたことがありますか?
坐骨神経には症状は同じような感じでも原因が違う場合があるのです。
大きく分けて4つのタイプがあります。もちろんいくつか重なった複合的な原因もあります。
私は基本的には生まれつきではない限り、生活習慣、姿勢、日常生活などに問題があって、「間違った生活習慣を正しなさい」と身体が教えてくれているんだと理解しております。
あなたのその辛い坐骨神経痛でお悩みの方の解決のヒントになればうれしいです。どうぞご覧になってください。
- 肘が痛くて家事がやりづらくて困っている方
- 坐骨神経痛が出て痺れがあり困っている方
- 何とか早く坐骨神経痛を治したい方
坐骨神経痛と肘の痛みの解決法

坐骨神経痛を4つのタイプに分けます
当てはまるものを選んでください | ||||
長時間歩いていると足が痛くて、痺れて歩きにくくなる | ① | ③ | ||
前かがみは楽にできるし、自転車も問題ない、反ると痛い | ① | ② | ④ | |
前屈が辛い | ② | ④ | ||
足が冷えて冷たく感じる | ① | ③ | ||
スポーツをしていると腰痛が出てくる(今は出ないが前は辛かった) | ① | ② | ③ | |
腰を触ったり、押すと強く痛むところがある | ① | ③ | ④ | |
上向きで寝ると腰が痛い | ① | ② | ||
頭を押さえていると、歩くのが楽になる | ④ | |||
狭心症、心筋梗塞、脳梗塞といわれたことが一つでもある | ③ | |||
糖尿病、動脈硬化といわれたことがある | ③ | |||
長時間座って、じっとしているのが辛い | ③ | ④ |
チェックしていただいて、①~④で一番多かったのはどれでしょうか?
同じ数になった場合は、それぞれのタイプがあるということです。当然、複数になる場合もあります。あくまでも目安ですのでご注意ください。
坐骨神経痛の診断は病院の医師にしてもらってください。
3つ以上当てはまれば病気の疑いがありますので病院を受診してください。1~2つは可能性があるというくらいで参考にしてください。

①が多かった方は「脊柱管狭窄症」の可能性あり
腰部脊柱管狭窄症の可能性があります。
腰を反らすと痛みがでたり、長時間歩いていると歩きにくくなって、しばらく休むと、また歩けるというのが特徴です。
スリッパが脱げやすかったり、階段でつまずいたりすることが増えてきます。50代以上の方に多いとされています。男性に比較的多いといわれております。
脊柱管狭窄症のタイプは3つあります。
馬尾型
馬の尻尾みたいになっている神経の束が圧迫されます。お尻から太ももにかけて痛みやシビレがあったり、めちゃくちゃ冷えた感じがあります。
力が入らないといこともあったり、おしっこが出にくくなったりすることもあります。左右両方に出ることがあります。
神経根型
神経の根元の部分が圧迫されます。
椎間板ヘルニアが、あって神経を圧迫する場合があります。坐骨神経に沿って痛みやシビレがでます。
左右どちらかの片足に出やすいです。
混合型
馬尾型と神経根型の混合です。両方の症状がでる可能性があります。
脊柱管狭窄症でやらないで欲しいこと
背筋をあまり伸ばさないでください。つまり腰を反らないでください。
また腰をあまり強く捻じらないでください。
重い荷物を持ち上げるのはできるだけ避けてください。
無理に良い姿勢を取らないでください。余計に悪化することがあります。
できるだけやって欲しいこと
- 自転車に乗る
- 少し前かがみになる
- 杖やカートを利用する
- 痛くなる前に少し休み、また歩く。徐々に歩く距離を伸ばしていくようにウォーキングするのがコツ

②が多かった方は「椎間板ヘルニア」の可能性あり
前かがみで腰に痛みが出ます。だんだん太ももの方まで症状がでることがあります。40歳以下の方に多いとされています。
腰の骨と骨の間には、クッションにように椎間板というのがあります。そのクッションが悪い姿勢などで後ろにグニュ〜と出てきてしまい、それが神経に当たって症状が出てきます。
椎間板が出てきても神経に当たらなければ症状が出ないことも少なくありません。
正座は膝に悪いですが、どうしても正座する時は、お尻にクッションをひいて上げるということもマシになります。
流し台などの高さも身体に合うように調節することもマシになります。
最近はスマホやゲームのやりすぎ、仕事の姿勢などで首もヘルニアになる方もいらっしゃいます。ヘルニアとは正しい位置から逸脱するということです。

③が多かった方は「血流障害」の可能性あり
末梢の血流が悪くなっている可能性があります。
症状は坐骨神経痛に似ています。病気で多いのが閉塞性動脈硬化症です。
足が痺れたり、冷たく感じたり、歩いていて急に歩きにくくなって休んだら、また歩けるという症状が出る場合があります。

④が多かった方は梨状筋症候群、仙腸関節障害、神経障害の可能性あり
梨状筋症候群
お尻にある梨状筋が突っ張って坐骨神経を圧迫することもあります。
(参考:日本脊髄外科学会)

仙腸関節障害
骨盤のズレなどから仙腸関節が痛むこともあります。
(参考:日本仙腸関節研究会)

上殿皮神経障害
背骨とお尻の神経が圧迫されることもあります。
(参考:日本脊髄外科学会)

生活習慣を見直す警告として受け止める
今、症状が出ておられるのは、「生活習慣を見直しなさいよ」という身体からの警告のことが多いのです。どうぞ身体の声を聴いてあげてください。
歪みなどの対策としては整体を受けていただくことをおすすめいたします。
生活習慣の見直しが基本的には大切です。
- 運動ができているか
- 朝起きれているか、朝日を浴びているか
- 食べ過ぎていないか
- 質の良い睡眠がとれているか
- バランスの良い栄養、特にタンパク質が不足していないか
- オメガ3の油を摂っているか、オメガ6の油になっていないか
- カフェインや白砂糖、小麦を食べ過ぎていないか
- 食事はよく噛んで食べているか
- 疲労しすぎていないか
- ストレスが継続的にかかっていて発散できていないのではないか
- 冷えの対策はできているか
- 正しい姿勢ができているか
- 軽い運動はできているか
などに十分、気をつけていただくようにしてください。
肘の痛みと坐骨神経痛でお悩みの方が解決

肘が痛くて、さらに急なギックリ腰になりました。坐骨神経痛も出てきました。
特に後ろに反る時の腰が辛かったです。
それと腕を上に上げると肘に痛みが走ります。
もう!とても辛かったです。
数回、施術をしてただきますと痛みは、かなり和らいできました。
仕事で両手は、よく使うので、教えていただいたストレッチをしながら頑張りたいと思います。
まとめ
- 痛みなどの症状は日常生活の習慣を見直しなさいというサイン
- 整体を受けて痛みを軽減させる
- 使いすぎの場合は、ストレッチなどの毎日のケアが必要