冬になると「しもやけ」ができて痛いし痒いです。
軟膏を塗ったりしますが、なかなか変化を実感できません。
何か良い解決法はありますか?
このようなお悩みを解決します。
「しもやけ」についてのお話です。
「しもやけ」ってかゆくて痛いですよね。
小学校の友達でほっぺたに「しもやけ」が、できていた子もいました。
「しもやけ」って、どうして起こってしまうのでしょうか?
そして、その「しもやけ」も、よくなっていくという変化を実感することができるのでしょうか?
興味がございましたら、どうぞご覧になってください。
しもやけのかゆみが改善する
「しもやけ」は整体で良くなるの?
特に冬になると足の冷えでお悩みの方が多いです。
冷えでお悩みの方は「しもやけ」でお悩みの方も多いです。
ですので冷えでお悩みの方は、血流に注意してください。
また体温の調節は自律神経と脳がしてくれますので、ストレスが強すぎて筋肉が緊張して血流悪化している方は、冷え、しもやけにも注意してください。
「 しもやけ」の原因とは
冬になってくると「しもやけ」になる方も多いと思います。
手にできることもあります。
僕の小学校の友人は頬っぺたにできて真っ赤になってました。
しもやけになると「かゆみ」や「痛み」を感じます。
原因は寒さや冷えによる「血行障害」です。
急激な温度差で起こる場合があります。
例えば、めちゃ寒くなったとしますよね。
そうすると体から熱を出したくないので血管を締めつけようと身体や脳は勝手に対処してくれます。
それをしてくれるのが筋肉なんです。
そして次に温めるとしますよね。
そしたら今度は血管を広げようとするんです。
ここで問題となるのが動脈と静脈です。
動脈は心臓から出てきた綺麗な栄養分と酸素がいっぱいの血です。
静脈は使いきった、いわば下水道みたいなものです。
動脈と静脈の違いが「しもやけ」の根本的な原因なのです。
その動脈と静脈は温めたときに元に戻るスピードが違うのです。
動脈の方が早く元に戻ります。
しもやけの3つの対策
しもやけ対策①
だから寒いからといって急に温めすぎたりしないで欲しいのです。
急激に寒暖の差をつけるのはおすすめしません。
徐々に温めてくださいね。
温度の変化に体がついていかないので注意してくださいね。
しもやけ対策②
筋肉運動でみてみると、ふくはぎの筋肉が硬いと、その中を通る血管も締めつけられている状態になります。
ですので、ふくらはぎが柔らかくなれば血流も上がります。
つまり、ふくらはぎを柔らかくするといいのです。
当院でいつもさせていただいてる、ふくらはぎを押す検査がありますが、これでも、ふくらはぎの状態がわかります。
当院では検査では普段の姿勢のチェックをしております。
姿勢が悪いと血行不良の原因にもなりますよね。
姿勢
ここでも姿勢に気をつけていただきたいのです。
しもやけ対策③
身体の調子を整えることも大切です。
寝て起きたら楽という健康な状態がいいですよね。
骨盤や背骨、首の骨を正常に働くようにしておくと脳の管理能力が正常になり神経伝達がスムーズになり自然治癒力が正常に働いてくれます。
そして特に生活習慣で気をつけていただきたいのが睡眠です。
寝不足にも注意です。
また日中の軽い運動もオススメです。
当院の施術
当院での施術はこんな感じなんですよ。
「しもやけ」でお悩みの40代主婦の方
昨年から定期的に通院してくださっているNさんのお話です。
40代女性です。
Nさんは毎年、冬になると「しもやけ」のかゆみに悩まされておられました。
夜寝るときにも、とてもかゆくて、寝られないこともあったそうです。
かいてしまうと血だらけで痛くなってしまいます。
冷え性だと自覚があるので冷え対策には注意をされていました。
でも血行が悪くストレスもたくさんあるので自律神経も乱れておられる感じでした。
施術を重ねることで、「今年はしもやけにならなかったです。ありがとうございました。」という感想をいただきました。
脳の管理能力が正常に近づくことで、血流もアップしてきているものと考えられます。
「しもやけ」まで変化を実感してくださいまして、また貴重なご感想をいただきました。
Nさんありがとうございました。
栄養面からのアプローチ
その他に自分でできることは鉄欠乏の対策です。
血行不良が原因ですので、酸素欠乏とも言えます。酸素を運ぶのは血液です。血液は鉄が酸素を運んでくれます。その材料となる酸素と鉄が不足しているかもれません。
ですので鉄をしっかりと補給することが大事です。その前に鉄が吸収できるようにする消化能力が大事です。
自律神経が整った状態で、副交感神経がしっかり働き、胃酸がしっかり出て、胆汁酸、消化酵素が働き、小腸や大腸での蠕動運動、吸収能力を高めることが大事です。
これができたら鉄を補給します。食べ物で摂るには、かなりの量が必要ですので、鉄鍋でお湯を沸かしてお茶を飲んだり、血液検査をしながら鉄サプリを摂取、医師の診察を受けながら鉄剤の服用、などをやってみてください。
食材では豚レバーや鶏レバーがオススメです。
摂って欲しい栄養素
ビタミンE
毛細血管を拡げて血流アップ
- アーモンド
- かぼちゃ
- アボガド
ビタミンC
ビタミンEを助ける
- パプリカ
- キウイ
- ブロッコリー
- 大根の葉
- 柑橘類
鉄
全身に血液を運ぶヘモグロビンの材料
- レバー
- 赤身のお肉
- 豆乳
ビタミンB12
赤血球のサイズが大きくならないように調節(おデブな赤血球では通りにくい!血液が細い血管でも調子良く流れてくれる)
- しじみ
- 鯖
- レバー
葉酸
葉酸が不足すると赤血球が大きくおデブになってしまう。末端に血液が流れにくくなってしまう。
- 枝豆
- モロヘイヤ
- 鶏レバー
まとめ
- 冷えが原因でしもやけが起こりやすい
- しもやけは血行障害なので自律神経も関係する
- ストレスを溜め込まない生活が大切
- 徐々に温める
- 軽い運動と睡眠、整体で体を整える
- 姿勢を整えてふくらはぎを柔らかくする