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パーソナリティ障害について②自分が好きすぎる「自己愛性パーソナリティ障害」

自分は何でもできると本心では、思っているところがあります。

相手に責められても口先だけで謝ってしまうこともあります。

自分はナルシストかもしれません。

あまり人とコミュニケーションを取ることが得意ではないので友人は少ないです。

人には人格というものがあります。単なる性格ではなく脳の機能的な問題も含まれます。その人格によって日常生活に支障が出てくる場合をパーソナリティ障害といいます。その障害のために社会になじめず「うつ病」になってしまうことがあります。

共通の特徴としては「子どもの時の生き辛さ」があって、生き抜いていくためにしょうがなく無意識に適応して身に付けてきたものと考えられます。ですので非常に偏った考え方や行動や能力が身に付いてしまいます。そのある意味「特殊能力」を大人になっても使い続けてしまいトラブルを起こしてしまうことになります。

その中で今回は「自分のことが好きすぎる」という特徴を持っている自己愛性パーソナリティ障害について詳しくみていきます。

この記事を読んで欲しい方
  • 他人の気持ちがわからない方
  • ナルシスト、自分が好きすぎる方
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一言でいうと・・・パーソナリティチェックしてください
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ナルシスト自己愛テスト②
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人を心から信用できない妄想性テスト⑤
マイペース失調性テスト⑥
一人が好きシゾイドテスト⑦
自分に自信がない回避性テスト⑧
誰かに頼りすぎてしまう依存性テスト⑨
白と黒がハッキリしすぎる強迫性テスト⑩

ナルシストな「自己愛性パーソナリティ障害」

自分のことが好きでナルシスト的な感じの方がいらっしゃいます。そして他人の心や気持ちが考えられず傷つけてしまうこともあります。時には被害妄想的な考えになり相手を攻撃してしまう事もあります。

テスト②

5つ以上当てはまったらこのタイプの可能性があります
  • 自分には世間の人が気づいていない才能や優れた点があると想う
  • 大成功をして有名になったり、理想の恋人と出会うことを夢見ている
  • 自分は人とは違ったところがあり、特別な人間だと想い、世の中が自分に追い付いていないと思う
  • 周囲からの賞賛が、何よりも励みになる
  • 多少の無理でも、自分の望むことは、大抵、聞いてもらえることが多かった
  • 欲しいものを手に入れるためなら、他の人を利用したり、言いくるめる自信はある
  • 自分勝手で思いやりがないところがある、またはそれに気づかない
  • 友人や知り合いの幸せを見ると、ねたましくなることがある、または他人が自分に嫉妬していると思い込む
  • 態度が大きいとか、プライドが高いと想われている、または自分はプライドが高いと思う

参考文献:「パーソナリティ障害」岡田尊司著より

自己愛性パーソナリティ障害の有名人

  • 三島 由紀夫(作家)
  • ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮者)
  • サルバドール・ダリ(画家)
  • シャア・アズナブル(アニメ機動戦士ガンダムの敵エースパイロット)
  • ココ・シャネル(デザイナー)

自己愛性パーソナリティ障害の特徴

  • 人に教えられるのが苦手で自分は特別な存在だと想っている
  • 華やかな成功をいつも夢みている
  • 社会的地位の高い者や有名人に接近しようとする
  • 自慢話が好きで、知らず知らずやってしまう
  • 「天才」とか「一流」という言葉が好き
  • 親譲りのプライドや誇るべき古い家柄だけの場合がある
  • 非難に弱い、完璧主義者、自分はこんなところにいる人間じゃないと想っている
  • 依存的(現実の生活においては自分で何もできない)
  • 引きこもりになることもある
  • 非難されると耳を貸さずに怒り出し、自分の非を受け入れようとしない
  • 他人は自分の都合のために利用するものだと想っている(冷酷で搾取的)
  • 他人の気持ちに無関心、乏しい共感性
  • 本来、満たされるべき時期に、自己愛的な顕示欲求が、母親によって満たされなかった
  • ナルシストである
  • 幼い時は、かわいがられたが、途中で親が亡くなったり、離婚したりして「愛情剥奪経験」をしている場合がある
  • 誰にも成し得ない成功をおさめることがある(妥協しない)
  • 心の中に癒されない「孤独」を抱えている
  • 非現実的な目標を定めることがある
  • 完璧主義で強迫観念がある
  • 時に子供の様に依存的である

自己愛性パーソナリティ障害の方との接し方

  • その人の機嫌によって言動が急変するので注意
  • 自分の都合が何よりも優先される
  • 謝罪は口先だけで、心の中では、自分が正しいと思っている
  • 付き合い方としては相手をまずは賞賛すること
  • 不安や嫉妬心、功名心を刺激する
  • 基本的には小心者、嫉妬深く、負けず嫌いであるので、不利益な事態について触れたり、競争心をつつくだけで、有効な動機付けとなる
  • 優秀なマネージャー的存在をパートナーに得ると、非常に能力を発揮する

自己愛性パーソナリティ障害を自分で克服

  • 謙虚に他人の言葉や教えを聞く
  • 耳の痛いことをいってくれる人を大切にする(欠点を克服し大成功につながる)
  • 人や他の世界から貪欲に学び続けることが大切(つまらないと想っても学びがあることを理解する)
  • 現実的な処理能力に問題があるので、よきマネージャー(パートナー)を持つことが大切
  • 集団スポーツなどが苦手なので、チームプレイが必要なスポーツや活動に携わる
  • 自分が犠牲となってチームメイトを立役者にすることも覚える(アシストする喜び)
  • 自分ではなく他者の喜びに目覚めること

まとめ

  • ナルシストで自分が基本的には好きでプライドも高いが孤立しやすい
  • 嫌な事を言ってくれるパートナーの存在が重要
  • 謙虚に人の意見を聞くことが大切