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朝起きても疲れが取れない・寝た気がしない熟眠障害の原因とは?自律神経と心身の関係|東大阪市の整体

東大阪市 自律神経 整体|朝起きても疲れが取れない熟眠障害の女性のイメージ

「7時間も寝たのに、朝から体が重たい…」

「夜中に何度も起きるわけではないのに、ぐっすり眠れた気がしない」

「朝から疲れているので、仕事や家事をするのもしんどい」

東大阪市のおおくま整骨院でも、このようなご相談をいただくことがあります。

十分に寝ているはずなのに疲れが取れない状態は、熟眠障害(睡眠休養感の低下)と呼ばれることがあります。

実は、睡眠で大切なのは時間だけではありません。

眠っている間に心と体がどれだけ休めているかという視点も大切なのです。

この記事では、熟眠障害と自律神経の関係を医学的・心理学的な視点から解説し、今日からできるセルフケアと当院の考え方をご紹介します。

不眠全般については、こちらの記事も参考にしてください。

こんなお悩みはありませんか?

  • 7〜8時間寝ても疲れが取れない
  • 朝起きた瞬間から体がだるい
  • 眠りが浅く、寝た気がしない
  • 日中も頭がぼんやりする
  • 首や肩がいつも緊張している
  • 寝る前になると考え事が増える
  • 夢をよく見て、朝から疲れている気がする
  • 休日に長く寝てもスッキリしない

こうした状態が続くと、「自分の体はどうなっているんだろう」と不安になることもあるでしょう。

でも、必要以上に心配しないでください。

眠りに影響する要因を一つずつ整理することで、自分に合った対策が見つかる可能性があります。

熟眠障害とは?寝ているのに疲れが取れない理由

熟眠障害とは、睡眠時間が確保できていても、ぐっすり眠れたという満足感が得られない状態を指す言葉です。

厚生労働省では、こうした感覚を「睡眠休養感」と表現しています。

睡眠休養感には、睡眠時間だけでなく、ストレス、生活習慣、睡眠環境、心身の健康状態などが関係しています。

睡眠には「深い眠り」と「浅い眠り」がある

ノンレム睡眠とレム睡眠の説明図

睡眠は大きく分けると、ノンレム睡眠とレム睡眠があります。

ノンレム睡眠には浅い段階から深い段階まであり、特に深いノンレム睡眠は体の回復や脳の働きに関係しています。

一方、レム睡眠は記憶や感情の処理などに関係すると考えられています。

この2つの睡眠が一晩に何度も繰り返されています。

ただし、朝疲れているからといって、必ず深い睡眠が不足しているとは限りません。

睡眠の途中で何度も目覚めていたり、十分な休養感が得られない別の原因が隠れていたりする場合もあります。

なぜ寝ても疲れが取れないのか?5つの原因

自律神経が緊張状態から切り替わりにくい

自律神経には、活動時に働きやすい交感神経と、休息や消化などに関係する副交感神経があります。

日中は活動し、夜になると少しずつ休息に向かう。この自然な切り替えが睡眠にも関係しています。

ところが、仕事や家事、人間関係などでストレスが続くと、夜になっても心身の緊張が高い状態になることがあります。

たとえるなら、車を止めているのに、エンジンの回転数が高いままになっているような状態です。

このような状態は眠りの質に影響する可能性があります。

ただし、睡眠中は自律神経が一方的に副交感神経優位になるわけではなく、睡眠段階によって活動が変化します。

脳が休息しにくい「過覚醒」

医学や睡眠心理学では、不眠に関係する状態の一つとして「過覚醒」が知られています。

これは、休みたいのに脳や体の警戒が高まっている状態です。

例えば、布団に入ってから突然、昼間の出来事を思い出したり、明日の仕事が心配になったりすることはありませんか?

こうした思考が続くと、気持ちだけでなく筋肉の緊張や心拍などにも影響することがあります。

体は疲れているのに、頭だけが働き続けているように感じる方もいらっしゃいます。

心理的ストレスと「眠らなければ」というプレッシャー

「今日こそしっかり寝たい」「明日も疲れが取れていなかったらどうしよう」このような気持ちは自然なものです。

しかし、睡眠を強く意識しすぎると、かえって緊張が高まることがあります。

心理学では、眠れなかった経験と寝室や布団が結びつき、寝ようとするほど目がさえてしまう場合があると考えられています。

さらに、朝起きて疲れていると「やっぱり今日もダメだった」と感じ、翌日の睡眠まで心配になることもあります。

こうした悪循環を減らすことは、睡眠を考えるうえで大切です。

首や肩の緊張・呼吸のしにくさ

ストレスを感じると、無意識に肩をすくめたり、歯を食いしばったり、呼吸が速くなったりすることがあります。

特に、普段から頑張りすぎる方は、体に力が入っていることに気づかない場合もあります。

当院では、首や肩、胸まわりの緊張と呼吸のしやすさにも注目しています。

こうした緊張をやわらげることは、寝る前に落ち着いた状態をつくる助けになるかもしれません。

ただし、筋肉の緊張が熟眠障害の直接原因とは限りません。睡眠中に呼吸が止まる睡眠時無呼吸症候群などとは区別して考える必要があります。

睡眠環境・ホルモン・体調の変化

寝ても疲れが取れない原因は、ストレスだけではありません。

例えば、次のような要因も考えられます。

  • 就寝前のスマートフォンや強い光
  • カフェインやアルコール
  • 睡眠不足や不規則な生活
  • 更年期に伴うほてりや寝汗
  • 睡眠時無呼吸症候群
  • 貧血、甲状腺機能の異常、血糖の問題など

特に、大きないびきや睡眠中の呼吸停止を指摘される場合、強い日中の眠気がある場合は、医療機関での確認が大切です。

悪夢や寝汗も熟眠障害に関係する?

悪夢や寝汗によって途中で目が覚め、睡眠休養感が低下することがあります。

ストレスが関係する場合もありますが、夢を多く見ること自体が異常というわけではありません。

また、寝汗は室温や寝具、更年期、薬、病気などさまざまな要因で起こります。

大切なのは、夢や寝汗だけで自律神経の状態を判断しないことです。

→ 寝汗についての記事はこちら

今日からできる!熟眠感を高める5つのセルフケア

睡眠を整えるには、夜だけでなく朝からの過ごし方が大切です。

すべてを一度に変える必要はありません。できそうなことから始めてみましょう。

朝はカーテンを開けて光を浴びる

朝の光は、体内時計を整える重要な手がかりになります。

人間の体には、昼と夜のリズムを調整する仕組みがあります。

朝に光を浴びることで、目覚めと睡眠のリズムを整えやすくなります。

おすすめの方法

朝起きたらカーテンを開け、外の明るさを感じてみましょう。

体調がよければ、朝の散歩もおすすめです。

曇りの日でも屋外の光は体内時計の調整に役立ちます。

日中は体を動かして活動と休息にメリハリを

日中の適度な運動は、睡眠の質を整える助けになります。

おすすめは、無理のないウォーキングや軽い体操です。

特別な運動をしなくても、買い物で歩く、家事の合間に体を動かすなど、日常生活で活動量を増やす方法もあります。

夕方に疲れすぎてしまう方は、運動量を増やすより、まずは負担の少ない活動から始めてください。

寝る前は肩の力を抜く「ギューッと脱力体操」

当院でも、体の緊張に気づいていただくために使う方法です。

やり方

  1. 椅子に座り、肩を耳に近づけるようにすくめます。
  2. 肩に軽く力を入れ、3〜5秒キープします。
  3. 息を吐きながら、ストンと肩の力を抜きます。
  4. これを3回ほど繰り返します。

ポイントは、力を抜いたあとの感覚を味わうことです。

「さっきより肩が軽いかな?」そんな小さな変化に気づくだけでも十分です。

痛みがある場合は無理に行わないでください。

呼吸は吸うことより、ゆっくり吐くことを意識

ストレスが強いときは、呼吸が速くなることがあります。

そんなときは、無理に大きく息を吸う必要はありません。

鼻から自然に息を吸い、口または鼻からゆっくり吐いてみましょう。

吐く時間を少し長めにする程度で大丈夫です。

呼吸を頑張ってコントロールするよりも、楽に呼吸できる感覚を大切にしてください。

めまいや息苦しさを感じたら中止しましょう。

寝る前に心配事を書き出す

寝る前になると、心配事が次々と浮かぶ方におすすめです。

ノートに、今気になっていることを短く書いてみましょう。

例えば、「明日の仕事が心配」「今日の失敗が気になる」「また眠れないかもしれない」書いたあとは、すぐに解決しようとしなくても大丈夫です。

「これは明日考えよう」と、いったん区切りをつけることが目的です。

また、眠れないまま長時間布団で頑張るより、一度寝床を離れて静かに過ごし、眠気が戻ってから横になる方法もあります。

おおくま整骨院が大切にしていること

当院では、眠りのお悩みを睡眠時間だけの問題として捉えていません。

日中のストレス、体の緊張、呼吸、心理状態、生活習慣など、さまざまな要因を一緒に考えています。

体の緊張をやさしくゆるめる

当院では、オステオパシーやストレイン・カウンターストレインなどの考え方を取り入れ、強い刺激を使わない施術を行っています。

首や肩、背中、胸郭などの緊張を確認しながら、体が楽に休める状態を目指します。

体の緊張がやわらぐことで、リラックスしやすくなる方もいらっしゃいます。

ただし、施術そのものが熟眠障害を治療するという医学的効果は確立していません。

心理面や生活習慣にも目を向ける

「寝なければ」というプレッシャーや、不安を抱え込む習慣がないかも大切な視点です。

当院では、お話を伺いながら、心理的な負担や生活の中で無理をしている部分にも目を向けます。

栄養や運動、睡眠環境についても必要に応じて一緒に考えます。

医学的な検査や治療が必要な場合は医療機関と役割を分けながら、心と体の両面から休みやすい生活づくりをサポートすることを大切にしています。

→ 当院の自律神経整体について

よくある質問

Q
8時間寝ているのに疲れが取れないのはなぜですか?
A

睡眠時間が十分でも、眠りの途中で何度も目覚めていたり、ストレスによって睡眠休養感が低下したりすることがあります。また、睡眠時無呼吸症候群や貧血、甲状腺の異常などが関係する場合もあります。睡眠時間だけでなく、朝の目覚めや日中の体調も確認することが大切です。

Q
熟眠障害は自律神経の乱れが原因ですか?
A

自律神経の働きが関係することはあります。ストレスや不安が続くと、脳や体の警戒状態が高まり、眠りに影響する場合があります。これを「過覚醒」と呼びます。ただし、自律神経だけが原因とは限りません。当院では、体の緊張や呼吸、心理状態、生活習慣などを総合的に考えています。

Q
夢をよく見るのは眠りが浅い証拠ですか?
A

夢をよく覚えているからといって、必ずしも眠りが浅いとは限りません。夢は正常な睡眠でも見られ、特にレム睡眠中に多く現れます。ただし、悪夢によって何度も目が覚めたり、朝から疲れを感じたりする場合は、ストレスや睡眠環境などを見直すことが大切です。

Q
寝る前に考え事が止まらないときはどうすればいいですか?
A

無理に考えることをやめようとすると、かえって気になってしまう場合があります。おすすめは、寝る前に心配事を紙に書き出すことです。「続きは明日考えよう」と区切りをつけてみましょう。また、肩を軽くすくめてからストンと力を抜く脱力体操や、ゆっくり息を吐く呼吸も、心身の緊張をやわらげる助けになります。

Q
整体で熟眠障害はよくなりますか?
A

当院では、首や肩、背中の緊張をやさしくゆるめ、呼吸がしやすく、リラックスできる体づくりをサポートしています。また、心理的なストレスや生活習慣にも目を向けます。体の緊張がやわらぐことで、休みやすくなる方もいらっしゃいます。睡眠の状態には個人差があるため、必要に応じて医療機関とも連携しながら考えていきます。

まとめ

朝起きても疲れが取れない状態には、睡眠の質だけでなく、自律神経、ストレス、生活習慣、体調などが関係していることがあります。

大切なのは「もっと頑張って寝よう」とすることではありません。

まずは朝の光、日中の活動、寝る前の脱力など、できることから少しずつ始めてみましょう。

睡眠の悩みが長く続く場合は、医療機関で原因を確認することも大切です。

おおくま整骨院では、体の緊張や呼吸、心理面にも目を向けながら、安心して休める毎日をサポートしています。

一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

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参考文献・資料

  • 『健康づくりのための睡眠ガイド2023』:厚生労働省
  • 『Good Sleepガイド(ぐっすりガイド)成人版』:厚生労働省
  • Edinger JD, et al. Behavioral and psychological treatments for chronic insomnia disorder in adults. Journal of Clinical Sleep Medicine. 2021.
  • 「Sleep Apnea – Symptoms」:米国国立心肺血液研究所(NHLBI)
  • 『「脳の疲れ」がとれる生活術』:有田秀穂