交通事故で追突されてから、体のあちこちが痛くなり、とても辛いです。
歩行も困難で松葉杖の生活が続いています。
夜が眠れなくなり、一日中、体がだるく不調です。
起き上がれないことも出てきたので病院だけでなく、整体にも通いたいと考えて、友人の紹介で、こちらに来ました。
何とか少しでも生活がスムーズに過ごせたら嬉しいです。
このようなお悩みの解決のヒントになれば嬉しいです。
当院には交通事故の患者様が来てくださいます。
被害を受けた方は、とても精神的に落ち込んだりしておられます。
しばらく経過してからも体のあちこちが痛くなられて、とても大変で、お辛いことだと思います。
痛みで眠れないこともございますし、このまま今の不調が続いたら仕事もできない、収入面でも社会生活面でも不安でお悩みの方も多いです。
そして、当院へお越しの、この方は保険会社の担当者から心もとない言葉で傷つけられたそうです。精神的ストレスもお体に影響してしまいます。またドクターからの言葉で傷ついたこともあると聞きました。
メンタル面でも相当、辛い想いをされました。
仕事を休んでおられる場合は休業補償もありますが、休んでいる現場から「いつまで休んでるの?」みたいな冷たい雰囲気なども伝わってくるようです。
私は一生懸命お役に立てるように施術してまいりますので一緒に明るい未来を目指していきましょうね。どうぞ安心してください。
当院は交通事故についての対応も専門家から、きちんと勉強しております。
交通事故で全身が痛い患者さん!少しでも和らげる方法
交通事故の患者さんって痛いところがたくさんあって本当にお辛いですよね。
当院へお越しの患者さんもドクターの診断では足と首と腰ということでした。
ですが実際に、お越しいただき確認させていただきますと本当にたくさん痛いところがありました。
当院での確認させていただいた箇所
あまりにも痛いところが多いので患者さんは、自分でネットで調べて線維筋痛症ではないんだろうか?と悩んでおられました。
後遺症のことも考えて、大きい病院で精密検査を受ける可能性も出てきたそうです。
カラダのあちこちが痛い線維筋痛症
身体があちこち痛いということをわかりやすく説明させていただきます。
簡単にいうとカラダのアチコチが針でさされたように痛いということです。
全身痛いわけですから、線維筋痛症という病気と間違われることもあります。
線維筋痛症は決まった場所を18カ所押して11か所以上痛い場合に診断されることがあります。
反射性交感神経ジストロフィとの違い
あちこち痛みの出るものには、神経の損傷があるものと、ないものがあります。
タイプ1として神経損傷のないものを反射性交感神経ジストロフィーというものがあります。
そしてタイプ2として神経損傷のあるものをカウザルギーといいます。
これらはドクターの診断と厚生労働省の障害認定にもよりますが、後遺認定に関わってくるものも、ございます。ですので、しっかりとドクター、弁護士さんと連携をとってやっていただきたいと思います。
CRPSについて
複合性局所疼痛症候群(CRPS)は,軟部組織もしくは骨損傷後(I型)または神経損傷後(II型)に発生して,当初の組織損傷から予測されるより重度で長期間持続する,慢性の神経障害性疼痛である。その他の症状として,自律神経性の変化(例,発汗,血管運動異常),運動機能の変化(例,筋力低下,ジストニア),萎縮性の変化(例,皮膚または骨萎縮,脱毛,関節拘縮)などがみられる。診断は臨床的に行う。治療法としては,薬剤投与,理学療法,交感神経ブロックなどがある。
参考:MSDマニュアルより
当院の施術
初回
当院で施術させていただき、最初は、めまいがひどく、じっと座っていることができませんでした。
下向きなどで寝ることも痛すぎて、どんな体勢をとられてもお辛そうでした。
そこで最初は患者さんの比較的ラクな姿勢ということで座ってもらって施術をさせていただきました。
これで首の緊張がとれ肩がすごくラクになられました。
これ以上は刺激が多すぎると判断したので微弱電流の電気治療と初回の施術は、これだけにいたしました。パルスオキシメーターをつけっぱなしで脈を注視しながら施術いたしました。
初回は丁寧にお話をお聞きして、何故ここが痛くなるのか?
人の身体の仕組み、筋肉、靭帯、内臓組織、リンパなどの事を説明させていただきました。
そして精神的なストレスから痛みが強くなるということ、脳からモルヒネのような痛みを出す物質が分泌されることなどを説明させていただきました。
交通事故や他のストレスが強い場合は疼痛抑制物質が少なくなってしまい痛みが和らぎにくい反応があるという説明もさせていただきました。(疼痛抑制のお話)
この方は、「ずっと痛みで仕事を休んでしまったらどうしよう」という不安などが強くございますので、そのようなストレスから痛みを和らげる物質が出にくくなることもある説明をさせていただきました。
5~10回の施術経過
週2〜3回、間隔を詰めて来ていただきました。
この頃になると下向きでの施術ができるようになってきました。
まだ杖をついて外は歩いておられましたが、家の中では少しづつ杖なしの単独歩行ができてきました。
施術と同時にメンタル面でのサポートにも重点を置きました。情緒的サポートということが、とても重要なので、しっかりとサポートさせていただきました。
2カ月後
杖なしで歩けるようになられました。
施術に関しては、全身の背骨、筋肉などのバランス調整をさせていただき、動脈、脳脊髄液、リンパなどの循環不全を正常に近づけることをメインにさせていただきました。
そして背中を全体的に揺らす気持ちの良い手技で骨盤、肩周辺、首など全体的に調整させていただきました。
またメンタル面でのサポートもさせていただきました。
「自分で良くなるんだ!」という意志(交感神経)が持てるようにアドバイスしていきました。自己肯定感が、とても重要だと感じます。
ご感想をいただきました
どのようなお悩みでしたか
足首骨折後、CRPS(複合局所疼痛症候群)と診断されました。
骨折は治っているのに骨が萎縮し痛みと腫れだけが続き松葉杖を使わないと歩けませんでした。
どんな症状が辛かったですか
安静にしていてもズキズキ、少し触れただけでもヒリヒリした痛みがありました。
10万人に5人が発症という珍しい病気で、しかも確立された治療法もないとのことで不安で仕方ありませんでした。
実際に来院されていかがでしたか
他の病院や治療院では滅多にない食事の指導やメンタルコントロール、日常生活での注意点など、毎回たくさんの事を教えてくださいました。
まだ外出には松葉杖が必要ですが、家の中では松葉杖なしで歩行する事も増えました。
ご感想
勝手ながら体力的な問題で通院を辞める事になりましたが、教わった事を続けて松葉杖を手放せるように頑張ります。短い期間でしたが、ありがとうございました。
東大阪市 30代 M.Sさん
交通事故の施術ということで、症状固定になりました。
私のできる限りで精一杯の施術をさせていただきました。
その後、連絡させていただきますと、かなり楽になられて、日常の生活もかなり元通りできるようになっておられるそうです。
ありがとうございました。
CRPSでお悩みの方が松葉杖なしで歩けるようになりました
まとめ
- ストレスを減らす
- 交通事故の後はメンタルのサポートも重要
- 整体で痛みのコントロールするシステムを正常にする
- 整体で構造的ストレスを減らし体力を上げることができる
- 身体の調整と心の安定性も重要と考える