

日々強いストレスがあります。
最近では手足がしびれているような感じで力が入りません。
吐き気もします。
呼吸が浅く、息苦しいです。
動悸もするし、暑くもないのに冷や汗みたいな汗も出ます。
この先、私は一生このままなのかと不安になります。💦
「急に息がしにくくなる」
「仰向けになると余計に苦しい」
「胸がギュッと締めつけられる感じがする」
このような症状があると、とても不安になりますよね。
病院で検査をしても「異常なし」と言われたけど、しんどさは続いている…。
そんな方が当院にも多くご相談に来られています。
実はこのような息苦しさは、ストレスによる自律神経のバランスの乱れが関係していることもあります。
この記事では、ストレスと呼吸の関係をやさしくお伝えしながら、少しでも楽になるヒントをお伝えしていきます。
こんな症状ありませんか?
- 仰向けで寝ると息苦しくなる
- 胸が苦しくなって不安になる
- 深呼吸してもスッキリしない
- 呼吸が浅く、疲れやすい
- 動悸や冷や汗が出ることがある
- 手足に力が入りにくい感じがする
- 背中がいつも緊張していてガチガチである
「これ、私かも…」と感じた方は、読み進めてみてください。
よくある症状・状態
ストレスによる息苦しさでは、次のような状態が一緒に出ることがあります。
- 呼吸が浅い
- 肩や背中がガチガチにこる
- 吐き気やめまいがある
- 手足がしびれる感じがある
- 力が入りにくい
これは体がずっと緊張しているサインかもしれません。
原因はストレスかも?
ストレスが続くと、自律神経のバランスが崩れやすくなります。
本来は
リラックス → 副交感神経
活動 → 交感神経
とバランスが取れていますが、ストレスが続くと交感神経が優位な状態(緊張モード)になります。
すると…
- 筋肉がこわばる
- 呼吸が浅くなる
- 胸やお腹が動きにくくなる
結果として「息が苦しい」と感じやすくなります。
仰向けで息苦しくなる理由
仰向けになると苦しくなる方も多いですが、これもよくある反応です。
- 胸やお腹の緊張が強い
- 呼吸が浅くなっている
- 無意識に力が入っている
- 日常での姿勢の悪さ
- 気を使うことが多い
- 我慢する場面が続いている
- 強いストレスが継続的にある状態

この状態で仰向けになると、さらに呼吸がしづらくなることがあります。
仰向けで息苦しくなるのは、がんばりすぎているサインかも
仰向けになると「なんだか息がしづらい」「胸がつまる感じがする」という方は、実は少なくありません。
このとき多いのが、体がリラックスできていない状態です。
本来、横になると体はゆるみやすいのですが、無意識に力が入っていると、逆に呼吸がしづらくなることがあります。
とくに、がんばり屋さん・気をつかいやすい方ほど、知らないうちに体に力が入りやすい傾向があります。
背中が過敏な状態が関係していることもある
当院では、背中に軽く触れただけでも「ビクッ」と体が反応する方がおられます。
このような方は、体が常に警戒モードになっており、無意識に力が抜けにくい状態になっていることがあります。
発達の過程でみられる原始反射(ペレーズ反射など)の影響が関係していると考えられるケースもあります。
そのため仰向けになると背中が緊張しやすく、落ち着かない、息苦しいと感じることがあります。
※原始反射との関係については様々な考え方があり、すべての方に当てはまるものではありません。
胸やお腹に力が入ると呼吸は浅くなりやすい
呼吸は、肺だけでしているわけではありません。
胸やお腹、背中、首まわりの筋肉がゆるんだり動いたりすることで、
空気がスムーズに出入りしています。
でも、胸やお腹に力が入っていると、この動きが小さくなってしまい、
「息が吸えていない感じ」「吸っても足りない感じ」が出やすくなります。
とくに不安が強いときや、考えごとが多いときは、
無意識にお腹が固くなっていることが多いのです。
胸の動きがかたいと上向きで息が入りにくく感じることがある
胸(胸郭)は、呼吸のたびに少しずつ広がっています。
ただ、普段から猫背気味だったり、背中や肋骨まわりがかたくなっていると、
この“広がり”が出にくくなります。
すると、仰向けになったときに
「なんか胸が開かない」
「息が奥まで入らない」
という感覚につながることがあります。
普段からそれだけ猫背になっているのかもしれませんね。
(一度、自分の背中や姿勢を鏡でチェックしてみてくださいね)
上体を少し起こすと楽なのは、よくある反応
仰向けでしんどくても、少し体を起こすと楽になる方は多いです。
これは、姿勢が変わることで胸が広がりやすくなり、呼吸に使う筋肉が働きやすくなるためです。
なので、「起きている方が楽」というのは、体がおかしいというより、その方が呼吸しやすい状態になっていると考えられます。
手を上げて寝る理由の一つとして、呼吸しやすい姿勢を選んでいる可能性がある

「気づいたら手を上げて寝ている」
「バンザイのような姿勢になっている」
そんな経験はありませんか?
実はこれも、体の自然な反応のひとつと考えられます。
腕の位置で胸の広がり方は変わる
腕を上げると、肩や胸まわりが引き上げられ、自然と胸が広がりやすくなります。
その結果、呼吸が入りやすくなり、「少し楽」と感じる方もいます。
無意識にこの姿勢になる理由の一つとして、呼吸しやすい姿勢を選んでいる可能性があります。
首や肩の筋肉を使って呼吸を助けていることがある
呼吸が浅くなると、体は別の筋肉を使ってでも呼吸を助けようとします。
そのひとつが、首や肩まわりの筋肉です。
腕を上げることで、これらの筋肉が働きやすくなり、
呼吸をサポートしやすくなることがあります。
ただし、この状態が続くと、
首こり・肩こりにつながることもあるので注意が必要です。
不安や緊張が強いと仰向けで落ち着きにくいことがある
仰向けで息苦しくなる背景には、体だけでなく“心の状態”も関係していることがあります。
呼吸は「空気」だけでなく「緊張」にも影響される
呼吸というと、「酸素を取り込むもの」と思われがちですが、実は体の緊張状態とも深く関係しています。
不安が強いときや、緊張しているときは、
- 呼吸が浅くなる
- 速くなる
- 止めてしまう
といった変化が起きやすくなります。
その状態で仰向けになると、「逃げ場がない感じ」や「圧迫される感じ」が出て、さらに呼吸がしづらくなることがあります。
まじめで優しい方ほど無意識に力が入りやすい傾向がある
普段からがんばりすぎている方や、周りに気をつかいすぎる方は、「力を抜くのが苦手」なことが多いです。
その結果、寝ているときでも
- お腹に力が入っている
- 背中がこわばっている
- 呼吸が浅い
という状態になりやすく、仰向けでしんどさを感じやすくなることがあります。
※仰向けでの息苦しさは、体の緊張や呼吸のクセだけでなく、心臓や肺、睡眠の問題などが関係することもあります。
症状が強い場合や長く続く場合は、一度、医療機関で確認しておくようにしてください。
実際にあったケース(仰向けになると息苦しい方)
40代女性
「仰向けになると息が苦しくて、横向きじゃないと寝られない」というお悩みで来られました。
日中も
- なんとなく呼吸が浅い
- 胸がつまる感じがある
- 疲れやすい
といった状態が続いていました。
お話を伺うと、とてもまじめで気をつかう方で、仕事でも家庭でも完璧にしないと気が済まない、がんばりすぎているご様子でした。
体の状態は「ずっと力が抜けない」状態
実際に体をみさせていただいた時の状態
- お腹が固くなっている
- 胸が広がりにくい
- 首や肩に力が入りやすい
呼吸も、胸だけで浅くしているような感じで、リラックスして大きく呼吸するのが難しい状態でした。
体がゆるんでくると、仰向けでも少しずつ楽に
施術は、強く押したりするのではなく、体の緊張をやさしくゆるめていきました。
6回の施術後
「仰向けでも少し呼吸がしやすくなってきた」
「手を上げなくても寝られる日が出てきた」というご感想をいただきました。
さらに、呼吸の感覚が整ってくることで「なんとなくの不安感も少し楽になった気がする」とおっしゃっていました。
※あくまで一例であり、すべての方に同じ変化が出るわけではありません。
自分でできる対策(仰向けが少し楽になるコツ)
「すぐにできること」をいくつかご紹介します。
難しいことではなく、体をゆるめて“呼吸しやすい状態”を作ることがポイントです。
完全な仰向けにこだわらなくて大丈夫
「仰向けで寝ないといけない」と思う必要はありません。
しんどいときは
- 少し上体を起こす
- クッションや枕を増やす
- 横向きになる
これだけでもOKです。まずは「楽に呼吸できる姿勢」を優先してください。
膝の下にクッションを入れると楽になることがある

仰向けになるとしんどい方は、腰やお腹に力が入りやすくなっています。
膝の下にクッションやタオルを入れると、腰やお腹の力が抜けやすくなり、呼吸も少し楽になります。
手を軽くお腹に当てて、ゆっくり息を吐く
呼吸を「吸おう」とすると、余計に力が入りやすいです。
それよりも「ふーっとゆっくり吐く」ことを意識してみてください。
手をお腹に当てておくと、体の動きも感じやすくなります。
どうしてもしんどいときは「少し丸まる姿勢」でもOK
仰向けで苦しいときは、体が緊張しているサインでもあります。
そんなときは
- 横向きで少し丸まる
- クッションを抱える
など、「安心できる姿勢」をとって大丈夫です。
無理に正しい姿勢にしようとしなくてOKです。
当院の考え方・施術
当院では、強く押したりボキボキする施術ではなく、やさしく体の緊張をゆるめていく施術を行っています。
呼吸・姿勢・自律神経のバランスを見ながら、その方に合った方法で整えていきます。
「ひとりで抱えずに相談できる場所」でありたいと思っています。
症状が強い場合や長く続く場合は、一度医療機関で確認しておくと安心です。
また、胸の痛みが強い場合、呼吸困難が急激に悪化した場合、失神を伴う場合は、早めに医療機関へご相談ください。
よくある質問
- Q病気ではないか不安です
- A
不安になりますよね。
まずは病院での検査も大切です。そのうえで異常がない場合、体の緊張や自律神経の影響の可能性も考えられます。
- Q仰向けで寝れないのですが大丈夫でしょうか?
- A
大丈夫なことが多いので、まずは安心してください。
ストレスや自律神経のバランスが崩れている時は、体が緊張しやすくなり、仰向けになると息苦しさを感じやすくなることがあります。
無理に仰向けで寝ようとせず、横向きなど「楽に呼吸できる姿勢」で休んでいただくことが大切です。
- Qどうして寝たらいいでしょうか?どの姿勢がいいのですか?
- A
基本的には「呼吸がしやすい姿勢」が一番良いです。
- 横向きで少し丸くなる姿勢
- クッションや抱き枕を使って楽な体勢
このように、体の力が抜けやすい姿勢がおすすめです。
「正しい姿勢」にこだわりすぎるよりも、
「今の自分が楽に呼吸できるか」を基準にしてみてください。
- Q枕が高いせいでしょうか?
- A
影響している場合もあります。
枕が高すぎると首や胸まわりが圧迫されて、呼吸が浅くなりやすいことがあります。
ただし、それだけが原因ではなく、
体の緊張やストレスの影響も関係していることが多いです。一度、少し低めの枕やタオルなどで高さを調整してみて、
呼吸のしやすさを比べてみるのもおすすめです。
まとめ
ストレスによる息苦しさは、「体の緊張」が関係していることがあります。
- 呼吸を整える
- 体の感覚を取り戻す
- 無理をしすぎない
これだけでも少しずつ変化していくことがあります。
「このままで大丈夫かな…」と不安な方は、ひとりで抱えずにご相談ください。
ご予約・ご相談はLINEから受け付けています。

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参考文献
- 『自律神経の名医が教える最高の休息法』:小林弘幸/アスコム
- 『スタンフォード式 疲れない体』:山田知生/サンマーク出版
- 『精神科医が見つけた3つの幸福』:樺沢紫苑/飛鳥新社
- 『自律神経を整える。』:小林弘幸/マガジンハウス
- 『その息苦しさはストレスが原因かもしれません』:鈴木伸一/法研





