
玉置神社は“呼ばれないと行けない神社”?
私がたどり着くまでの道のり
3年前、行くはずだったのに…まさかの「夢でケガ事件」
玉置神社といえば“呼ばれた人だけ行ける”という噂。
実は私、3年前に行こうと準備万端だったんです。
が、前日の夜に事件発生。
――夢の中でサッカー日本代表になり…
――思いっきり壁をキック…
――現実の私は右足の親指を負傷。流血!
「……これはまだ呼ばれてないやつだ。」
そんなメッセージを天からいただき、断念。
今思えば、神さまに「今日はやめとき」と言われてたのかもしれません。
今回、突然“朝4時に目が覚める”
ずっと行きたいと思い、友人にも情報を聴いて念入りに調べておりました。
そして今回。
なぜか朝4時すぎにパッと目が覚めました。
「あ、今日しかない。」
冬になるとチェーン必須の細い長い山道。
大阪から3時間。
登山あり。
ナビが狂うとウワサの秘境ルート。時期的にも今日がベスト!連休の初日ということもあり、5時なら止めていました。
でも、行くと決めたら体が軽い。なんか不思議です。
事前にルートだけは予習していたので、そのままスムーズに出発。
ナビがどんどん狂う。やっぱり“試されてる感”
山に近づくほど、車のナビがどんどん迷子になっていく…
あれ?私どこ行ってる?状態。谷瀬のつり橋までは、すこぶる順調でした。でも168号線を走っていて十津川温泉あたりになるとナビがなぜか…
本当にさっきまで「残り10kmです」って言ってたのに「残り30kmです」って急に!!!「えーーーーー!」って感じです。
でも、ここで諦めないのが今回の玉置神社の旅。
スマホナビと二刀流でなんとかクリア。

細い橋のところに小さな案内板があって、その指示どおりに進むと急に道が正解ルートに戻る。(ポイントはこの「猿飼橋」だと私は思います。
こういう瞬間って、「導かれてる」って言葉がぴったりですね。途中お猿さんの群れにあったりもして楽しかったです。
山道は田舎慣れしている人なら平気
田舎の山道に慣れている人なら問題なし。
ただ、観光バスとすれ違うと大変ですので、早朝出発は本当に正解でした。
帰りは1台だけ観光バスとすれ違いました。(ちょっと大変でした)
出発4:30 → 到着7:20
迷ったのに、ほぼ予定どおり。
「呼ばれた時はスムーズに行ける」って本当かもしれません。
玉置神社に着いた瞬間の“空気が違う”。風がやさしく歓迎してくれた話

本殿・玉石社・杉のご神木で感じた“自然からの挨拶”

本殿・大きな杉の木・玉石社などへ参拝させていただきました。
それぞれで風がふわっと吹いて、「よく来たね。」と迎えられたような感覚がありました。良かったらこちらの動画も御覧ください。
自然のチカラって、言葉にできないけど確かに“波動”がありますよね。僕だけかな(笑)💦
雲海が広がる。早朝だけのプレゼント
さらに、美しすぎる雲海。
これだけでも来た価値ありました。
景色そのものがご神体みたいな清らかさでした。
なんだか胸の奥がすーっとして、自律神経がふわっと整っていく感じがしました。
整体師としても言えますが、「自然の中で深呼吸するだけで自律神経は整い始める」んです。
玉置神社はその効果がとんでもなく強い場所でした。まさに「マインドフルネス」です。
玉置神社の由緒と知っておきたいプチ情報
玉置神社とは?
- 紀伊山地の霊場、熊野三山にゆかりのある古社
- 創建2000年以上ともいわれる、日本屈指の“古い神社”
- 修験道の拠点でもあり、特に浄化力が強いと言われる
- “呼ばれた人しか行けない”伝説を持つミステリアスな神社
- 商売繁盛
- 開運厄除
- 病気平癒
- 金運上昇
- 悪霊退散
- 縁結び など
知っておくと得するプチ情報
- 駐車場から本殿までは徒歩約20分の軽い登山
- 熊鈴があると安心(静かな山道)
- 朝早いほど空気が澄んでいておすすめ(運が良かったら雲海も見れる)
- 冬はチェーン必須の日あり
- 電波は弱め(道中はほぼ圏外)
- 御朱印は本殿横の社務所でいただける(書置きもあり)
- 本殿から玉石社までは、結構、登山(笑)
駐車場の詳細
私が到着した7:20頃は係の方はいませんでしたが、帰りの9:30ごろにはいらっしゃいました。連休だったので、すでに満車状態で少し離れたところの第二駐車場(約30台)に案内されていました。早朝に行かれることをオススメします。かなり通行しにくい山道で観光バスもきます。
駐車場の奥にはトイレがあります。水洗でかなり綺麗です。売店や飲み物の自動販売機もありますが、売店は、まだ開いていませんでした。
| 駐車時間 | 24時間 |
| 駐車料金 | 無料 |
| 駐車台数 | 普通車:61台 二輪車:9台 身体障者:2台 |
| 休業日 | 年中無休 |
行き方のヒント|ナビが狂う?迷いポイントの対策

ここだけ押さえれば迷わない
- 「国道168号 → 県道226号 → 玉置神社方面」
- 最後の細い橋のところにある“白い小さな看板”が最重要サイン
- 車のナビよりGoogleマップ(スマホ)のほうが正確
※電波が弱いので、マップのオフライン保存がおすすめ。
私は中学の頃からブラックバス釣りにはまっていました。この近辺には、バスアングラーでは有名な「池原ダム」「七色ダム」があります。迷って近くを走行しましたが、これはこれで私はワクワクで興奮しちゃいました。(迷って良かったのかも…(笑))
冬は本当に危険。チェーン必須
標高が高いため、冬は凍結&積雪。
チェーン携行は絶対。
行くなら早めの季節か、午前中の気温が高い時間帯が安心です。
お参りのしかた|“浄化の聖地”らしい順番
私のおすすめの参拝ルート
- 第一鳥居 →参道にある山之神→ 本殿(自分の内側を整える)、大きな夫婦杉など→その他の神社→山頂を目指す
- 玉石社(浄化の強いスポット)
- 大杉(自然のエネルギーを感じる)
- 社務所で御朱印(旅の証)
御朱印も素敵な直書き
直書きで300円となります。ご神木でできた数珠や携帯用の紙、木など、たくさんのお守りなどもありました。(8:00~16:00の時間内でいただけます)
“自律神経を整える”参拝のコツ
整体師視点でポイントを。
- 神社の階段では「ゆっくり歩く」=マインドフルネス
- 鳥居をくぐる時は左足から(中央は避け左側を通行)
- 深呼吸は“吐く方を長く”
- 手水舎では冷たい水で手を洗い、首の後ろに少し当てると交感神経がリセットされる
- 風が吹いたら“合図”。一瞬立ち止まると心が整う
- お願い事より「日頃の感謝」が大事だと私は想っています
これは玉置神社に限らず、どの神社でも使える“静かな整え方”です。
近くのおすすめスポット
十津川温泉(車で30分〜40分)
- 日本有数の源泉かけ流し温泉
- 硫黄の香りがやさしく、疲労回復に最適
- 参拝後のクールダウンにぴったり
谷瀬の吊り橋
- 日本最大級の生活用吊り橋
- スリル満点!
- 高いところ苦手でも景色が最高
熊野本宮大社(車で約1時間)
- 玉置神社とセットで参る人が多い
- 浄化 → 開運 の流れが完成するといわれる最強ルート
今回、熊野本宮大社にも参拝させていただきました。非常に気持ちがスッキリしました。
まとめ|玉置神社は“心と体が整う旅”だった
玉置神社は、ただの神社じゃなく“魂のメンテナンス”をする場所のようでした。
到着できただけで心が軽くなりました。風が頬にあたるだけで肩の力が抜け、大杉の前に立っただけで呼吸が深くなる感じがしました。
まさに 「自然と触れ合うだけで自律神経が整う」 を全身で実感させていただきました。
御朱印好きの方には特におすすめです。
“呼ばれてる気がする…”と思った時が、いちばん安全に行ける日なのかもしれません。
そして何より――
行って良かった。
行けて良かった。
その一言に尽きる旅でした。
最後まで読んでいただきまして有難うございます。



