
腰痛と一言でいっても、症状やきっかけは人によってさまざまです。
急に腰が痛くなった方、何カ月も痛みが続いている方、お尻や脚まで痛み・しびれを感じる方、妊娠・出産をきっかけに腰の負担が増えた方など、当院にもさまざまな腰のお悩みで来院されています。
同じ「腰痛」でも、痛む場所や動作、これまでの経過、生活環境などは一人ひとり違います。
当院では姿勢や身体の動き、痛みが出る動作などを確認し、その方の状態に合わせて施術内容を考えています。
このページでは、実際に腰痛や腰まわりの症状で来院された方の感想や動画をご紹介します。
「自分と似た症状の人はいるかな?」という気持ちで参考にしていただければと思います。
※掲載している内容は個人の感想や経過です。同じ結果を保証するものではありません。
まず医療機関での確認をおすすめする腰痛
腰痛の原因はさまざまで、筋肉や関節など運動器に関係するものだけでなく、骨折や感染症、神経の障害、内臓の病気などが関係することもあります。
次のような場合は、整体だけで判断せず、まず整形外科など医療機関での確認をおすすめしています。
- 転倒や事故など強い衝撃のあとから痛い
- 発熱を伴っている
- 安静にしていても強い痛みが続く
- 股の間(会陰部)にしびれや感覚の異常がある
- 脚に急に力が入りにくくなった
- 広い範囲に強いしびれがある
- 排尿や排便の異常が出ている
- がんや骨粗しょう症などの既往がある
- 原因のわからない体重減少など、腰痛以外の症状もある
「いつもの腰痛と少し違う」と感じた場合も、無理をせず医療機関に相談してください。
側弯症で腰の痛みに悩んでいた方
側弯症は、背骨が左右に曲がり、ねじれを伴うこともある状態です。
学校健診などで、前かがみになったときの背中の左右差から指摘されることがあります。

側弯症にはいくつかの種類があり、背骨の曲がりの程度や年齢、成長期かどうかなどによって対応が異なります。
そのため、側弯症そのものについては整形外科での評価や経過観察が大切です。
当院では側弯を「矯正する」ことを目的にするのではなく、腰や背中の筋肉の緊張、身体の動かしにくさ、痛みなど、その方が困っている症状を確認しながら施術を行います。
強く押したり、無理に背骨をボキボキしたりする施術は行っていません。





※写真は施術前後の姿勢や身体の動きなどを撮影したものです。側弯症そのものの改善や背骨の角度の変化を示すものではありません。
お母さんからいただいたご感想

どんな症状、お悩みで来院されましたか
娘が数年前から側弯症と診断されていましたが、だんだん痛みが強くなり、歩くのも辛い程になったのがきっかけで来院しました。
今回の症状で辛かったことはどんなことですか
少し動くだけで腰が痛く、痛み止めの薬を飲まないと生活できなかったのが辛かったです。
実際に来院されていかがでしたか
ゆらゆら揺らす施術で痛みも全くありませんでした。
1回目の施術のあと、2日後に急に痛みがなくなり驚きました。
少しの痛みが戻っても、また施術してもらうと、すぐに良くなり、これからも通って、今の状態をキープしていきたいと思います。
ご感想
一番ひどい時は歩くことさえ辛くなっていたので、このままでは手術をするしかないのかと思っていました。でも大熊先生のおかげで日常生活を送れるようになり、本当に感謝しております。
ありがとうございました。
これからも宜しくお願いします。
10代・東大阪市・学生・女性
*個人の感想です。効果を保証するものではございません。
3カ月以上続く慢性腰痛
一般に、3カ月以上続く腰痛は「慢性腰痛」と呼ばれます。
長く続く腰痛は、一つの筋肉や一つの姿勢だけで説明できるとは限りません。
身体への負担、活動量、睡眠、仕事や家事の環境、痛みに対する不安、心理的なストレスなど、いくつもの要因が重なっている場合があります。
そのため当院でも、腰だけを見るのではなく、身体全体の動きや生活状況などもお聞きしながら施術を考えています。
超頑張り屋さんの看護師さんの腰痛
赤ちゃんを抱っこするのが日常的な保育士さんの腰痛
長時間のパソコン作業の設計士さんの腰痛
畑仕事が趣味の看護師さんの腰痛
急に背中が痛くなった「ぎっくり背中」
「朝起きたら背中が痛い」
「身体をひねった瞬間に痛くなった」
「咳をしたときに背中に痛みが走った」
このような急な背中の痛みを、一般に「ぎっくり背中」と呼ぶことがあります。
痛みが強い時期には、寝返りや深呼吸などでも痛みを感じることがあります。
ただし、背中の強い痛みには胸部や内臓などが関係する場合もあります。呼吸が苦しい、胸が痛い、発熱を伴うなど、いつもと違う症状がある場合は医療機関を受診してください。
長時間のパソコンで疲労困憊
子供の介護で重症のギックリ背中に
首が激痛のギックリ背中
急に起こる強い腰痛「ぎっくり腰」
「ぎっくり腰」は病名ではなく、急に起こった強い腰痛を表す一般的な呼び方です。
重い物を持ち上げたときや身体をひねったときに起こることもありますが、朝起きたときなど、はっきりしたきっかけがない場合もあります。
痛みの原因も一つではありません。
そのため「ぎっくり腰だから○○をすれば大丈夫」と一律に考えるのではなく、痛み方や神経症状の有無などを確認することが大切です。
仕事で無理な体勢を続けギックリ腰に
救急車も考える程、痛かったギックリ腰の方
前に倒すと激痛!ギックリ腰
大型バイクを支えた時にギックリ腰に
階段を下りた時にギックリ腰!歩けない!
妊婦さん・産後ママさんの腰痛
妊娠中はお腹が大きくなることで身体のバランスが変化し、腰まわりに負担を感じる方がおられます。
産後も、授乳や抱っこ、おむつ交換など前かがみの姿勢が続きやすく、さらに睡眠不足なども重なります。
「出産したら身体が元に戻る」と思っていたのに、腰痛や肩こり、頭痛などが続いてつらいという相談も少なくありません。
妊娠中・産後は身体の状態が大きく変化する時期ですので、必要に応じて産婦人科や整形外科への受診もおすすめしながら、安全を優先して対応します。
だんだんお腹が大きくなる妊婦さんの腰痛
頭痛と腰痛が辛い産後ママさん
赤ちゃんと一緒に受けてくれた腰痛の産後ママさん
子育て中のママさんの腰痛
腰椎分離症・すべり症
腰椎分離症は成長期のスポーツ選手などにみられ、腰を繰り返し反らす・ひねるといった動作が関係することがあります。
腰椎分離症やすべり症は画像検査などによって医療機関で診断されるものです。
すでに診断を受けている方については、その内容や現在の状態を確認しながら、身体の動きや筋肉への負担など、当院で対応できる範囲を考えていきます。
高校の時のハードな野球の練習
腰部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症では、お尻から脚にかけて痛みやしびれを感じたり、立っている時間や歩く距離が長くなると症状が強くなったりすることがあります。
座ったり前かがみになったりすると楽になり、再び歩けるようになる「間欠性跛行」がみられることもあります。
症状や経過には個人差があるため、「脊柱管狭窄症だから必ず悪化していく」と一律には考えません。
一方で、脚の筋力低下や歩行障害、排尿・排便に関する異常などがある場合には、整形外科での評価が重要です。
当院では脊柱管そのものを広げたり、病気を治療したりすることはできません。
医療機関での診断や治療を大切にしながら、腰や股関節周辺の動き、筋肉の緊張などを確認し、日常生活で少しでも動きやすい身体を目指してサポートします。
建築関係のお仕事でしゃがむのが辛かった
「好きなゴルフができないかもしれない」と悩んでいた方
足が前に出にくく、歩きづらかった方
圧迫骨折後に腰痛が続いていた方
圧迫骨折では、まず医療機関で骨折の状態を確認し、必要な治療を受けることが大切です。
骨折後、時間が経過してからも腰や背中の痛み、身体の動かしにくさなどが残ることがあります。
当院では骨折そのものを治療するのではなく、医療機関で骨の状態を確認したうえで、周囲の筋肉や身体の動きなど、対応可能な範囲を確認していきます。
3年前の圧迫骨折後から腰が痛い
坐骨神経痛・尾骨痛
「坐骨神経痛」は一つの病名ではなく、お尻から脚にかけて現れる痛みやしびれなどの症状を表す言葉です。
腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症など腰から神経に影響するものや、末梢神経などが関係する場合もあります。
同じ「坐骨神経痛」といわれていても原因や状態は同じとは限りません。
しびれが強くなっている、脚に力が入りにくい、症状が長く続いている場合などは、整形外科で原因を確認することも大切です。
足を後ろに上げると右のお尻が痛い
足を上げると左のお尻が痛い
右の坐骨神経痛が辛い
座っているだけで痺れる
尾骨が痛くて座りにくい
腰痛への当院の考え方
腰が痛いと、「骨盤が歪んでいるから?」「姿勢が悪いから?」「筋肉が硬いから?」と、一つの原因を探したくなるかもしれません。
しかし、腰痛はそれほど単純ではありません。
痛みが出る動作、仕事や家事での身体の使い方、運動量、睡眠、これまでのケガや病気、痛みに対する不安など、さまざまな要素が関係することがあります。
だからこそ当院では、腰だけを強く揉んだり、無理に骨盤や背骨を矯正したりすることを目的にはしていません。
身体の動きや姿勢、腰以外の部分との関係などを確認しながら、その方にできるだけ負担の少ない施術を行います。
必要に応じて、ご自宅でできる運動や身体の使い方についてもお伝えしています。
そして、整体で対応するより医療機関で詳しく調べた方がよいと考えられる場合には、受診をおすすめしています。
腰痛が長く続くと、「このままずっと痛いのかな」「仕事を続けられるかな」「好きなことができなくなるのかな」と不安になる方もおられます。
このページでご紹介した方々も、痛みだけでなく、それぞれの生活の中でさまざまな悩みを抱えて来院されました。
同じ腰痛という名前でも、困っていることは一人ひとり違います。
あなたの腰痛についても、これまでの経過や今困っていることをお聞きしながら、一緒にできることを考えていきます。

参考文献・出典
- 『腰痛診療ガイドライン2019 改訂第2版』日本整形外科学会・日本腰痛学会
- 『腰部脊柱管狭窄症診療ガイドライン2021 改訂第2版』日本整形外科学会・日本脊椎脊髄病学会
- 日本整形外科学会「腰痛」
- 日本整形外科学会「ぎっくり腰」
- 日本整形外科学会「側弯症」
- 日本整形外科学会「腰椎分離症・分離すべり症」







