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鉄欠乏性貧血で鉄剤を飲んでも良くなりにくい理由|めまい・だるさ・更年期のような不調でお悩みの方へ(東大阪市の自律神経整体が解説)

鉄欠乏性貧血で鉄剤を飲んでも改善しない原因と自律神経や吸収の関係を解説するイメージ|東大阪市 自律神経 整体

頭痛やめまい、身体のだるさ、やる気がしないなどで悩んでいました。

病院では鉄が不足している貧血といわれました。

鉄のサプリメントを飲んでいますが、あまり変わりません。

どうにかして早く今の不調をなんとかしたいです。

このようなお悩みの方のヒントになればと思います。

病院で検査をすると、鉄分(フェリチン)が不足しており、鉄欠乏性貧血といわれ、めまいや頭痛などでお悩みの方がいらっしゃいます。

実際に当院でも、鉄剤を飲んでいるけれど「思ったより変わらない」と感じている方からのご相談を多くいただきます。

以前、女子陸上選手が鉄剤の使用でドーピング問題となったことがありましたが、それほど鉄は体にとって大切なものです。

ただ、ここで大切なのは「鉄を摂ること」だけではないという点です。

体には、鉄を吸収する働きや、合成に関わる栄養素、そして酸素をしっかり取り込む呼吸など、いくつかの条件が重なっています。

そのため、鉄を多く含む食事やサプリメントを摂っていても、体の状態によってはうまく吸収されにくいことがあります。

つまり、土台となる体の状態が整っていないと、思うように変化を感じにくいこともあるのです。

身体のだるさや、更年期のように感じる不調、立ちくらみやめまいでお悩みの方は、参考にしてみてください。

この記事を読んで欲しい方

鉄欠乏性貧血と言われて鉄剤を飲んでいるが、思ったように変化を感じにくい方

体の緊張や呼吸の浅さなど、自律神経の影響が関係していることもあります。詳しくはこちらのページも参考にしてみてください。

鉄欠乏性貧血でみられやすい症状

鉄欠乏性貧血では、次のような症状がみられることがあります。

・めまい、立ちくらみ
・頭痛
・身体のだるさ
・息切れ
・動悸
・集中力の低下
・朝からしんどい
・顔色が白っぽい

これらの症状は、更年期の不調とも似ているため、「年齢のせいかな」と感じてしまう方も少なくありません。

鉄欠乏貧血で鉄剤を飲んでも良くなりにくい理由

鉄を摂っているのに、「思ったように変わらない」と感じる方も少なくありません。
「ちゃんと飲んでいるのに、なぜ?」と不安になる方も多いと思います。
その理由は、鉄の量だけではなく、「体の状態」が関係していることがあるためです。

体の中では、栄養は「順番」に働いています。

自律神経と消化吸収能力が栄養吸収の土台になることを示した図|東大阪市 自律神経 整体

この図のように、いくら栄養を摂っても、その前の段階(消化や吸収)がうまくいっていないと、体に取り込まれにくいことがあります。

鉄欠乏性貧血で起こりやすい症状と、鉄の吸収のしくみ

鉄欠乏性貧血になると、体にはこんなサインが出ることがあります。

  • めまい・頭痛
  • 爪がスプーンみたいに丸い、平べったい、反りかえる
  • やる気がしない・だるい・疲れやすい・食欲低下
  • 動悸・息切れ
  • 寒さを感じやすい・冷え

これらがいくつか重なっている方も少なくありません。

体は、さまざまなサインで「足りていないよ」と教えてくれています。

鉄欠乏性貧血で見られるスプーン爪の例と体のサイン|東大阪市 自律神経 整体

このような変化も、鉄不足のサインのひとつといわれています。

血液の中には、赤血球というドーナツのような形のものがあります。
この赤血球は「ヘモグロビン」というものを使って、体中に酸素を運んでくれています。
そのため、このヘモグロビンが少なくなると、酸素がうまく運ばれにくくなります。

では、その鉄はどのように体に取り込まれるのでしょうか。

鉄は主に十二指腸で吸収されます。
そして骨髄へ運ばれます。

ここでヘモグロビンが作られます。

とくに女性は

・生理中
・妊娠中
・授乳中
・閉経

これらたくさんの「血液」を必要としますので全てで貧血になる可能性がございます。

また鉄は鉄でもヘム鉄非ヘム鉄があります。

同じ「鉄」でも、吸収のされやすさが大きく違います。

ヘム鉄はレバー、肉や赤みの魚から摂取できます。
吸収率が10%です。

非ヘム鉄はひじき、プルーン、ホウレンソウ、野菜から摂取できるものです。
吸収率が1%なんです。だからポパイみたいにほうれん草をいっぱい食べてもなかなか吸収されないのです。

そのため、「しっかり食べているのに不足する」ということも起こりやすいのです。

ヘム鉄と非ヘム鉄の吸収率の違いを比較した図|東大阪市 自律神経 整体

野菜中心の食事の方は、鉄が不足しやすい傾向があるため、少し意識しておくと安心です。

胃での消化吸収

ここがうまくいかないと、どれだけ鉄を摂っても吸収されにくくなります。

胃での消化と鉄の吸収の流れを示した図|東大阪市 自律神経 整体

食べ物を食べて消化して吸収する順番は、このようになっております。

まずは、全体の流れをシンプルに見てみましょう。

口 → 食道 → 胃 → 十二指腸 → 小腸 → 大腸 → 肛門

胃の中のpH(ペーハー)

ここが少し難しいポイントですが、とても大切な部分です。

pHとは水溶液の性質を表す単位の一つです。溶液中の水素イオンの濃度を表します。

水質調査や食品の品質管理にも用いられます。 pHの値は通常1~14とされ、pH7を中性とします。pH7より低い方を酸性、高い方をアルカリ性といいます。

身体の中のpHはこのようになっています。つまり、胃の中はしっかり酸性になっていることが大切です。

口(pH中性)→胃(pH1~3)→十二指腸(pH7の弱アルカリ性)→小腸→大腸

となっております。

ここからが一番大切なポイントです。

吸収でいいますと胃で鉄が吸収されるにはpHは1~2でないと吸収できなくなっております。つまり消化と吸収には「胃酸」と「胃液の量と働き」が、とても大切なのです。

では、なぜこれがうまくいかないことがあるのでしょうか。

*ストレスなどで自律神経が乱れて迷走神経の神経伝達がうまく働かないと、この胃酸の分泌や胃液の量が間違った指令として胃に届けられてしまうのです。

胃の中のpHと酸性環境が消化に与える影響の図|東大阪市 自律神経 整体

さらに、ここでもう一つ大切な要素があります。

また胃から小腸へ行き、吸収するためにはビタミンCが必要になってきます。だからビタミンCが不足していても鉄は吸収されにくいのです。

小腸で鉄や栄養が吸収される仕組みの図|東大阪市 自律神経 整体

胃だけでなく、その先も重要になってきます。

小腸での消化吸収がカギ

十二指腸で鉄が吸収されるにはトランスフェリンが大いに関係しています。

つまり、吸収されたあとも「運ぶ力」が必要になります。

参考文献:「十二指腸粘膜の鉄吸収」より

小腸で吸収された鉄が血管に入り運ばれる流れの図|東大阪市 自律神経 整体

栄養分は小腸から血管へ運ばれます。
それからトランフェリンというに乗っかって骨髄へ運ばれるのです。

トランスフェリンによって鉄が骨髄へ運ばれる仕組みの図|東大阪市 自律神経 整体

ここからは、体の中で「血が作られる流れ」です。

骨髄へ運ばれたらヘム鉄グロビンがくっつきます。

ここも少し専門的ですが、イメージで大丈夫です。

これはミトコンドリアのエネルギーでくっつくのです。そしてヘモグロビンとなります。

ただし酸素不足でミトコンドリアがうまく働いてくれないと、このヘモグロビンにくっつけることができないのです。だから酸素を増やすためにも酸欠にならないように正常な呼吸ができることがとても大切なのです。

骨髄で赤血球とヘモグロビンが作られる流れの図|東大阪市 自律神経 整体

このヘモグロビンは核があります。その核を取り除くことを脱核といいます。脱核しないと赤血球になれません。つまり大切な赤血球の役目である酸素の運搬ができないのです。

この脱核にはビタミンB12葉酸が必要です。つまり、この栄養素が不足していると脱核できません。

つまり立派な赤血球になれないのです。

赤血球とヘモグロビンが酸素を運ぶ仕組みを示した図|東大阪市 自律神経 整体

ここまで、かなり長い流れになります。

ここで、ようやく赤血球になります。ここまで12時間~24時間かかります。
赤血球は血管に入って酸素を運搬します。ここまでで120日かかります。

赤血球が約120日で壊れ鉄が再利用される流れの図|東大阪市 自律神経 整体

十分に働いた赤血球は壊れてきます。壊れた赤血球は脾臓へ運ばれます。

つまり、鉄は「摂るだけ」ではなく、ここまでの流れがすべて関係しているのです。

肝臓、脾臓で行われること

ここでは、使われた鉄がどうなるのかを見ていきます。

脾臓で古い赤血球が分解され鉄が再利用される仕組み|東大阪市 自律神経 整体

赤血球は一度使われたあと、そのまま捨てられるわけではありません。

まず、古くなった赤血球は分解されます。

脾臓では壊れた赤血球を再利用できるように処理しております。
ヘム鉄グロビンに分解されます。

そしてヘム鉄はビリルビンへ分解され肝臓へ行きます。
グロビンは骨髄へ運ばれてアミノ酸に分解されて使える形になり再利用されます。

つまり、体の中では鉄はリサイクルされているのです。

そして、その一部は肝臓へ運ばれます。

肝臓では鉄とビリルビンに分解されています。
鉄は小腸から吸収され血管に入り、再利用されます。

肝臓で鉄やビリルビンが処理される流れの図|東大阪市 自律神経 整体

ビリルビンは小腸から大腸へ行き、便として排出されます。この排出がされないと黄疸となります。

このように、使われた赤血球は分解され、それぞれ役割を持って処理されていきます。

ここまで見ていただくと、鉄は「摂るだけ」ではないことがわかると思います。

鉄を摂取しても鉄欠乏性貧血が良くならない理由

このように、鉄が体に取り込まれ、使われるまでにはいくつもの段階があります。

そして、この流れに大きく関わっているのが自律神経です。

自律神経が乱れていると迷走神経などの胃腸などの神経伝達が正確に伝わりません。
つまり間違った指令がいきますので、鉄の吸収なんてできないのです。

だから、いくら鉄剤のサプリメントを飲もうが鉄を多く含んだ食材を食べようが自分の体が機能的にちゃんと働く状態になっていないと、はじめから吸収できないのです。

だから自律神経を整えることが、とても大切なのです。

つまり、体の流れが整っていないと、いくら鉄を摂っても活かされにくいのです。

鉄欠乏性貧血とは

ここでは、鉄欠乏性貧血の症状や特徴、確認方法についてわかりやすく解説していきます。

鉄が不足すると、体にはさまざまなサインが現れます。

こんなことでお悩みではありませんか?

  • めまい
  • 疲れやすい
  • 肩コリ
  • 冷え
  • 風邪をひきやすい
  • 少し動いただけで動悸がする
  • 集中力の低下
  • 憂鬱な気分
  • 神経過敏
  • イライラする、キレやすい
  • 食欲が低下する
  • のどがつまる感じがする
  • 硬いもの(氷やせんべいなど)が食べたくなる
  • シミやアザができやすい
  • 髪が抜けやすい、髪にコシがない、髪に艶がない
  • 足がむずむずして眠れない
  • 爪が白い、扁平な爪、爪がやわらかい、爪が割れやすい
  • アッカンベーしたら白い

この中でいくつか当てはまる場合は、鉄不足の可能性があります。

では実際に、鉄が足りているかはどのように確認するのでしょうか。

鉄分が不足していないか調べる検査

血液検査の項目わかりやすい例え・説明
フェリチン赤血球の外の貯蔵鉄
ヘモグロビン赤血球の中の鉄
MCV赤血球の大きさ
TIBC鉄を運ぶトラック

少し難しく感じるかもしれませんが、「どこに鉄があるか」で状態が変わることがポイントです。

鉄をお金に例えると、ヘモグロビンはすぐ使うお金と同じなので財布のお金です。
フェリチンは、今すぐ使わないので銀行の貯金です。

鉄欠乏性貧血とフェリチンの関係を財布と通帳で例えた図|東大阪市 自律神経 整体

現代の女性は2人に1人が鉄不足とも言われています。
だからこそ、すぐ使う鉄(ヘモグロビン)だけでなく、
貯金(フェリチン)も意識しておくことがとても大切です。

病院の検査だけでなく、日常でも簡単にチェックできる方法があります。

自分で確認する方法

貧血かどうかは、ご自分で鏡でも簡単に確認もすることができます。アッカンベーをしてみてください。正常の場合と貧血の場合を見比べてみてください。貧血の方は白くなります。

*あくまでも参考程度にみてください。

貧血の目安として下まぶたの色を確認するセルフチェック方法|東大阪市 自律神経 整体

ただし、あくまで目安として確認してみてください。

自己判断に注意

自分で判断はしないでください。あくまで確認、参考程度に見てください。
”貧血”の診断は医師しかできません。詳しくは病院で診察を受けてください。

鉄不足を解消するには

では、実際に鉄不足を改善するにはどうすればいいのでしょうか。

鉄不足と聞くと、まず食べ物を思い浮かべる方が多いと思います。
まずは鉄分の豊富な食材をご紹介してまいります。

動物性

  • マグロ
  • カキ
  • アサリ
  • 牛肉
  • レバー
  • カツオ

植物性

  • ほうれん草
  • 小松菜
  • 切り干し大根
  • ひじき
  • プルーン

この中でも動物性の物の方が吸収率はいいです。
ただし、ここで大切なポイントがあります。

いくら鉄を摂っても、体が吸収できる状態でなければ意味がありません。

食べ物はチェックしていただいたと思いますが、これにはちょっと気をつけていただきたいことがあるのです。
それは小腸などの消化、吸収能力についてです。

いくら食べ物が良くても、消化や吸収する方が機能低下していると、うまく鉄分を増やすことができないのです。
そこで小腸の吸収についても、詳しくご覧になっておいてください。

ここでよくある疑問です。

え?鉄分を多く含む食べ物を食べても、すぐに貧血が解決するということではないのですか?

消化や吸収ということで考えたら、鉄のサプリメントを飲んでも同じなんですね。

実はその通りなんです。いくら良質のサプリメントを摂取しても消化、吸収側が機能低下していては、体内では活躍しにくくなってしまうのです。

では、吸収しやすい体にするにはどうすればいいのでしょうか。

消化吸収が上がるような生活習慣
  • 寝不足に注意する
  • ながら食い、偏食、スナック菓子、炭酸飲料などを止める
  • 腸内細菌を元気にするためヨーグルトを食べる
  • 善玉菌20%、悪玉菌10%、日和見菌70%がベストバランス
  • ストレスを溜め込まないように減らすことを考える
  • 動物性タンパク質ばかり摂らないように注意する
  • 脂肪分ばかり摂らないようにする
  • ラクトアイスは食べないようにする
  • 軽い運動をする
  • 冷えに注意
  • お酒を飲みすぎないようにする
  • 食物繊維を多く食べる
  • 朝起きてコップ1杯の水を飲む

こうした土台が整ってはじめて、鉄はしっかり体に活かされます。

当院の対策

当院では、「鉄を摂る」だけでなく
吸収できる体をつくることを大切にしています。

ストレスが自律神経に与える影響と体調不良の関係を示した図|東大阪市 自律神経 整体

当院では、ストレスを減らし、体の回復力を高めることで
消化吸収の働きを整えていきます。

特に消化に関わる迷走神経の働きを整えることが重要です。

自律神経と体のバランスを整える整体施術の様子|東大阪市 自律神経 整体

体のバランスを整え、自然治癒力を引き出す施術を行っています。

詳しくはこちらをご覧ください👇

日常生活で注意したい貧血予防

日常生活でも少し意識するだけで、
鉄の吸収は変わってきます。

  • タンパク質や鉄分などをできるだけ多くしてバランスの良い食事で良く噛んで1日3食を食べる
  • 睡眠の質に注意して休息を優先する
  • 適度な運動を心がける
  • 深呼吸などで酸素をいっぱい取り込む
  • 整体で体を調整し呼吸と血流を上げていき自然治癒力が働く状態をキープする

当院の症例

この方も、めまいやふらつき、だるさなどでお悩みでしたが
自律神経と消化吸収の状態を整えることで改善されていきました。

鉄を摂るだけでは変わらなかった方でも、
体の土台を整えることで変化が出るケースは多くあります。

よくある質問

Q
鉄剤を飲んでも良くならないのはなぜですか?
A

吸収する体の状態(消化・自律神経など)が整っていないと、
うまく鉄を活かせないことがあるためです。

まとめ

今回のポイントをまとめると、

  • 胃酸の分泌による胃のpHは1~2
  • 鉄が吸収されるにはビタミンCが必要
  • ミトコンドリアが働くためには酸素が必要(呼吸が浅いと不十分)
  • 脱核して赤血球になるにはビタミンB12と葉酸が必要
  • 迷走神経が働くためには自律神経の乱れがあっては難しい
  • 鉄欠乏性貧血の方は、アッカンベーで確認する
  • 鉄を多く含む食べ物を食べる
  • 鉄の塊でお湯を沸かして味噌汁を飲む
  • 消化吸収能力が上がるような生活習慣を心がける
  • ストレスを溜め込まないように注意する
  • 適度な運動を心がける

鉄不足は、単に「鉄を摂る」だけではなく
体が吸収できる状態かどうかがとても重要です。

もし、

・鉄剤を飲んでも変わらない
・食事を気をつけているのに改善しない

このようなお悩みがある方は、
体の状態そのものを見直す必要があるかもしれません。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

もし、

・鉄剤を飲んでもなかなか良くならない
・めまいやだるさが続いている
・自律神経の乱れが気になる

当院では、体の状態を確認しながら
「吸収できる体づくり」からサポートしています。

👉LINEからもご相談いただけますので、お気軽にご連絡ください。

LINEで気軽に相談できるサポート体制のイメージ|東大阪市 自律神経 整体

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