毎年、花粉症で悩んでいます。
薬を飲むと眠くなるので控えています。
なんとか免疫力をアップさせて体質改善したいです。
お辛いですよね。
実は私も花粉症なんです。(笑)
今までは症状が出る年と出ない年がありました。
体力的なもので免疫力と関係すると自分では思っています。
食生活や生活習慣を見直すことで、ここ数年は大丈夫です。
参考になれば嬉しいです。
今や一年中苦しんでいる方もいらっしゃる「花粉症」。腸内環境、ビタミンDなどの栄養素と関係が深く免疫力を上げていくことが重要です。
「免疫」はその方のもっておられる「体力」と関係します。ですので当院ではストレスを減らし、体力を回復されることが重要だと考えます。
つまり睡眠の質を上げる事も重要なポイントの1つだと考えます。
花粉症を改善できる体質改善に繋がる
自律神経ではアレルギーを考える時に「副腎疲労」に注意します。血液検査でわかるのは分子栄養学的に「好中球(交感神経)」と「リンパ球(副交感神経)」の数値です。当院ではこちらの数値と食事などから食事のアドバイスなどもさせていただきます。
花粉症と自律神経の関係を理解する
花粉症の症状と自律神経の乱れの関連性
自律神経は身体のバランスを自動的に調節してくれています。しかし睡眠不足やストレスなどによって自律神経が乱れてしまいます。
自律神経が乱れると交感神経が優位になりやすくなります。すると免疫反応が過剰になり、花粉症の症状(くしゃみ、鼻水、目のかゆみなど)が悪化することが多いのです。
また「鉄」などの栄養素が不足すると粘膜をうまくつくれなくなり、「花粉」に対して過剰な反応を起こしてしまうことに繋がるのです。
アレルギー反応と自律神経のメカニズム
アレルギーとは本来、無害な物質、たとえば「ダニ」「花粉」「黄砂」「小麦、卵、カニ、エビ、ソバなどの食品」のようなものを有害だと勘違いして反応してしまうことです。
その反応を受けて免疫細胞がヒスタミンなどを放出します。これが「くしゃみ」や「鼻水」や「かゆみ」の原因です。
自律神経失調症について知っておくべきこと
ストレスが多く交感神経が優位になると粘膜も過敏になります。また炎症状態も慢性化していきます。副交感神経支配の腸の調子も乱れてしまいます。
生活習慣の見直し、ストレスの軽減、ストレス耐性の増加が大事です。
自律神経のバランスを整える方法
当院の整体で調整
当院の施術は背骨に適度な刺激を入れることで自律神経の調整をさせていただいております。また関節、筋肉などのバランス、内臓の位置とリズム、血液やリンパなどの体液循環の正常化をさせていただくことで、その方の持っておられる自然治癒力を正常に働けるようにしてまいります。
すべて痛くない優しい気持ちの良い手技ですので安心してください。
一緒に頑張っていきましょう。全力でサポートさせていただきます。
自律神経の影響を受けやすい時期
花粉飛散時期と種類
花粉の飛散量は、前年の夏の気象に大きく影響されます。日照時間が長く気温が高い夏は雄花の量が多くなり、花粉の量が増えます。一方、長雨や冷夏の場合は、雄花が少なく、花粉の量も少なくなります。
春の花粉
春の花粉症の原因となる花粉には、スギ、ヒノキ、ハンノキ、 シラカンバがあります。花粉の飛散開始時期は、初冬期(11月~12月)の気温と厳冬期(1月~2月)の気温の状況によって変化します。
夏の花粉
夏の花粉症はイネ科の植物による花粉症です。主にカモガヤという雑草が原因となります。
秋の花粉
秋の花粉症の原因となる花粉は、空き地や道端、河川敷などに生息するキク科やアサ科の雑草の花粉です。代表的なものには、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラ、カモガヤなどがあります。
冬の花粉
冬の花粉症の原因となる花粉には、スギ、ヒノキ、ハンノキ、イネなどがあります。地域によっては12月~2月にも飛散し、2月~4月をピークに飛散します。
モーニングアタックの対策
花粉症の症状の1つに「モーニングアタック」というものがあります。簡単にいいますと朝、起きた時に「鼻水」「くしゃみ」が止まらないような状態のことをいいます。
このモーニングアタックの対策としては次のようなことがあります。ポイントは、寝室環境の改善、体内への花粉の侵入防止、睡眠前後のケアです。
- 空気清浄機を使う
- 寝具の頻繁な洗濯をして花粉を除去(部屋干し)
- 布団の外干しは控える
- 寝る前に掃除機で床の掃除
- カーテンや枕カバーなどを防カビ、防花粉にする
- マスクをして眠る(呼吸に注意)
- シャワーで髪の毛を洗い流す
- 加湿器を使う(湿度50~60%)
- 朝起きたら顔を水で洗う
- 鼻洗浄ができる方はする(私は苦手なのでできません)
寒暖差アレルギーの対策と注意点
急激な温度の差はストレスとなり自律神経を乱します。
対策としては次のようなことがありますので参考にしてください。
- 体温調節を意識する(羽織れる上着、エアコン、冷えに注意、温かい飲み物を飲む)
- 自律神経を整える(ストレスを減らしストレス耐性をつける、運動、瞑想)
- 冷たい食べ物や飲み物を避ける
- 十分な睡眠を心がけ体力をつけて免疫力をアップさせる
花粉症に対する具体的な対策
ビタミンDが花粉症と大きく関係しております。身体の中でビタミンDを作ってくれる材料となるのがLDLコレステロールです。LDLコレステロールが血液検査でかなり低い場合は、ビタミンDをうまく作れていないかもしれません。
- 細胞膜
- 性ホルモン
- コルチゾール
- 胆汁酸
- ビタミンD
- コエンザイムQ10
コレステロールを気にするあまり、不足すると材料がなくなってしまいます。特に言葉だけで悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールですが、とっても重要なのです。
LDLコレステロールは肝臓で作られます。
コレステロールを増やす食べ物は「卵」「鰻」「焼イカ」「いくら」などです。
欠食したり少食すぎたりしないように、特に朝ごはんはしっかり食べるようにしてください。正し消化吸収には、まず自律神経の安定が大事です。そして自律神経が正常に近づいてから、食べ物やサプリを見直すことが重要なのです。
細胞膜というのは細胞の中身を維持するということで、とても重要です。だから細胞膜が作れないと細胞が維持できなくなるのです。
性ホルモンも作ります。最近、性欲が減退している人は、要注意です。
コルチゾールも作ってくれます。コルチゾールはストレス対抗ホルモンなので、これができないとストレスに対抗できなくなり、疲れが取れない、副腎疲労、慢性の不調、うつ病などになってしまうことがあります。
胆汁酸の材料ですので油の消化に重要です。これがないと消化吸収にとっても影響してしまいます。胆汁酸が少ないとビタミンAやビタミンEの吸収も悪くなります。
ビタミンDは皮膚から太陽の光をあびて作られます。コレステロールが材料なので重要です。
- 免疫機能の過剰反応を抑える
- 炎症を抑える
- 細胞の分裂と成長を調整する
- 皮膚や粘膜のバリア機能を維持する
- 腸粘膜の結合状態を改善する
- 適切な免疫抗体の産生を促す
室内環境を整えるための方法
ポイントは花粉の侵入をできるだけ減らすことです。具体的な対策はモーニングアタックの箇所を参考にしてください。
冬場は加湿器を使い40~60%にキープしてください。エアコンで室内を一定にキープしてください。(あまり外気との差を大きくしないように注意してください)
日常生活でできる簡単な対策
太陽に浴びることで「セロトニン」にも良い影響を与えてくれます。また日光に当たることで体内でビタミンDが生成されやすくなります。
自律神経を整えるための食事
最近の花粉症にはお茶をたくさん飲む、ヨーグルトを毎日食べる、アロマを試すなどの対策がいわれております。
確かにお茶に含まれるカテキンやヨーグルトに含まれる一部の乳酸菌には、アレルギー症状を軽減する可能性があるかもしれません。でも摂取したからすぐに同じ効果があるというのは難しいように感じます。また花粉のシーズンだけでなく一年を通して続けることが大事だと考えております。
日頃からの健康管理が体質改善には重要だと私は考えております。
免疫サポートする食品
花粉症は免疫と関係が深いです。
そのため免疫アップにビタミンDがオススメです。ビタミンCも免疫アップと抗炎症作用に効果が期待できます。ビタミンBは疲労回復と粘膜の保護に良いとされています。
また亜鉛は免疫を正常してくれます。
そして鉄分が不足すると皮膚や粘膜に酸素が不足してアレルギー症状のアトピー、乾燥肌などが悪化する可能性があります。
花粉症はアレルギーなどの炎症反応です。その炎症を抑えてくれるのがオメガ3の脂(魚の油、亜麻仁油など)です。オメガ6などの油は炎症を起こしやすいのでオメガ3の脂がオススメです。
じゃばら(ビタミンC)
レバーパウダー(鉄)
干しシイタケ(ビタミンD)
鮭(ビタミンD)
牡蠣(亜鉛)
花粉症予防に役立つ食事のポイント
花粉症は「免疫」と深く関係しますので、ポイントとしては免疫を維持、活性してくれる食べ物が大事だと思います。
まとめ
- 自律神経を整える
- 睡眠をしっかりとる
- 運動をする
- ストレスを減らしストレス耐性を増やす
- 整体を受けて体のバランスを整え自然治癒力が働けるようにする
- ビタミンD、鉄、亜鉛、ビタミンCなどの食材を摂取する