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台車がぶつかりアキレス腱周辺を打撲|歩くと痛かった40代女性の施術例

スーパーで後ろから台車が足首に当たり、アキレス腱周辺を痛めた女性のイメージ

スーパーで後ろから台車を当てられてアキレス腱を痛めました。

病院では湿布だけの処置で痛みが引きませんでした。

どうしたらいいんだろう?

同じようなお悩みを抱えている方の参考になれば嬉しいです。

スーパーへ買い物に行かれていて、突然、後ろから台車をぶつけられたそうです。病院ではアキレス腱が切れているということではなく、打撲と言う診断だったそうです。

しかし、痛みがなかなか引かず悩んでおられ当院へお越しくださいました。

アキレス腱の痛みでお悩みの方は、どうぞご覧になってください。

この記事を読んで欲しい方
  • アキレス腱周辺を痛めて、歩くと痛みがある方
  • 病院で断裂はないと言われたものの、痛みが続いている方
  • 足首だけでなく、身体全体のバランスも含めて考えたい方

アキレス腱を痛めた40代の女性からの感想

スーパーの台車でアキレス腱周辺を痛めた40代女性のご感想

※個人の感想であり、施術による変化には個人差があります。

スーパーで歩いている時に、後ろから足首のアキレス腱あたりに台車をぶつけられてしまいました。

病院にも行きましたが、「腱なので特に治療方法はない」と言われ、歩くとアキレス腱のあたりがとても痛く、少し歩くだけでもつらい状態でした。

そこで、施術してもらえる整骨院を探していた時に、インターネットで「おおくま整骨院」を見つけて来院しました。

今まで受けたことのない施術方法でしたが、施術中はまったく痛みがなく、とても気持ちよくて寝てしまうこともありました。

施術が終わると全身がとても軽く感じられ、足首のアキレス腱周辺の痛みもやわらぎました。

私には、この施術方法がとても合っていると感じています。

先生もとても優しく、施術についてもわかりやすく丁寧に説明してくれるので、安心して通うことができる整骨院だと思います。

院長からひとこと

この方は、スーパーで突然、後ろから台車をぶつけられ、少し歩くだけでもアキレス腱周辺に強い痛みを感じておられました。

さらに、ご両親の介護もされており、身体だけでなく気持ちの面でも、かなり頑張っておられたことを覚えています。

幸い、病院ではアキレス腱の断裂ではなく打撲と診断されていましたので、当院では痛みのある場所だけを見るのではなく、足首やふくらはぎ、膝、股関節、骨盤など、歩く時の身体全体のバランスも確認しながら、負担の少ない施術を行っていきました。

「施術中は気持ちよくて寝てしまうこともあった」「安心して通えた」と言っていただけたことは、私にとっても本当にうれしい言葉です。

痛みがある時ほど、「早く何とかしなければ」と焦ってしまいます。

でも、無理に頑張りすぎるのではなく、その時の身体の状態を一つずつ確認しながら、できることを積み重ねていくことも大切だと私は考えています。

同じように、アキレス腱周辺の痛みが長引いて不安になっている方にとって、この方の体験が少しでも安心につながればうれしく思います。

当院で行った施術と経過

当初、本当に歩くのが、お辛そうでした。ご両親の介護もされておられ、非常に無理をされておられました。

「何とか早く良くなっていただきたい」という思いから、遠方ではありましたが、状態を確認しながら、できる範囲で通院間隔を詰めて来ていただくようお伝えしました。ご本人も頑張って通院してくださいました。

症状の経過に合わせた通院間隔の目安を示した図

この方の場合は、予定していたよりも早いペースで痛みが和らいでいきました。

当院の施術

バランスを崩しているところ、機能が低下しているところを検査しながら、細かく調整していきました。

負担のかかる可能性がある股関節や骨盤の状態を確認し、必要に応じて調整を行いました。
また、背骨や肋骨、首、頭なども含め、身体全体のバランスを細かく確認していきました。

そして、身体に強い負担をかけないよう、背骨をやさしく揺らす施術も行い、全身がリラックスしやすい状態を目指しました。

アキレス腱の断裂とは

アキレス腱の代表的なケガの一つに「アキレス腱断裂」があります。

この方も、最初はアキレス腱が断裂していないか心配されていました。
幸い、病院ではアキレス腱の断裂ではなく「打撲」と診断されたそうです。

当院では、痛みのあるアキレス腱周辺だけを見るのではなく、ふくらはぎや踵、足首、膝の動きも確認しながら、歩行時の負担に関係する骨盤や股関節、背骨なども必要に応じて調整していきました。

アキレス腱断裂の場合の検査

アキレス腱が断裂した時には、「ブチッ」という音や感覚を伴ったり、「後ろから蹴られたように感じた」と表現されることがあります。

受傷直後は歩くことが難しい場合がありますが、アキレス腱が断裂していても、時間が経つと歩けたり、足首をある程度動かせたりすることがあります。

そのため、「歩けるから断裂ではない」と自己判断しないことが大切です。

アキレス腱が断裂していても、ほかの筋肉の働きによって足首をある程度動かせることがあります。

また、一般的なレントゲン検査は主に骨の状態を確認する検査であり、アキレス腱そのものの状態を詳しく確認するために、必要に応じて超音波検査やMRIなどが行われることもあります。

ふくらはぎを圧迫してアキレス腱断裂の可能性を確認するトンプソンテストの図

検査では、上の図のように、うつ伏せの状態でふくらはぎを圧迫する「トンプソンテスト」が行われることがあります。

正常であれば、ふくらはぎを圧迫すると足首が足の裏側へ向かって動きます。しかし、アキレス腱が断裂している場合は、この動きが弱くなったり、みられなくなったりすることがあります。

ただし、この検査だけで自己判断せず、アキレス腱断裂が疑われる場合は、早めに整形外科などの医療機関で診てもらうことが大切です。

アキレス腱断裂の治療には、装具や固定などによる保存療法と手術があります。

どちらを選択するかは、断裂の状態、年齢、日常生活やスポーツの活動レベルなどを考慮して判断されます。

回復までの期間にも個人差があり、スポーツ復帰には半年以上かかる場合もあります。競技内容やケガの程度によっては、1年以上かけて段階的に復帰を目指す場合もあります。

よくある質問

Q
アキレス腱を断裂したら歩けませんよね。痛いだけなら病院に行かず我慢していてもいいですか?
A

いいえ、アキレス腱が断裂していても歩けることがあります。

「歩けるから断裂していない」とは言い切れません。

アキレス腱が断裂すると、受傷した瞬間に「ブチッ」という音や感覚があったり、「後ろから蹴られたように感じた」と表現されたりすることがあります。一方で、ほかの筋肉の働きによって足首をある程度動かせたり、時間が経つと歩けたりする場合もあります。

特に、

  • 急に強い痛みが出た
  • 「ブチッ」という音や感覚があった
  • アキレス腱の部分がへこんでいる
  • 腫れが強い
  • つま先立ちが難しい
  • 歩き方が大きく変わった

という場合は、我慢せず整形外科で確認してもらうことをおすすめします。

痛みが軽いから大丈夫、歩けるから大丈夫とは限らないということは覚えておいてください。

Q
アキレス腱を痛めたら、まず自分では何をしたらいいですか?
A

突然ぶつけた、捻った、走っている最中に痛めたなど、急に痛みが出た直後は、まず無理に動かさないことが大切です。

軽い腱の痛みであれば、最初の2〜3日は痛みが出る動きを避け、タオル越しに冷やすことなどが一般的な対処法として紹介されています。

具体的には、

  • 痛みを我慢して歩き続けない
  • ランニングやジャンプを中止する
  • 強く揉まない
  • 無理に伸ばさない
  • 腫れや強い痛みがあれば早めに受診する

ことが大切です。

ただし、今回の記事のように台車を直接ぶつけた場合は、アキレス腱だけでなく、打撲や骨の損傷なども考える必要があります。

強い痛みや腫れがある場合、歩くのが難しい場合は、セルフケアだけで様子を見続けず、まず整形外科で状態を確認してもらうと安心です。

Q
アキレス腱が痛い場合、病院に行くとしたら何科ですか?
A

基本的には整形外科です。

整形外科は、骨、関節、筋肉、腱、靱帯などの「運動器」のケガや病気を診る診療科です。アキレス腱断裂や足関節周辺のケガも整形外科の対象になります。

必要に応じて、レントゲン、超音波、MRIなどで状態を確認することがあります。

特に、

「突然強く痛めた」
「何かが切れたような感覚があった」
「腫れが強い」
「歩きにくい」
「つま先立ちができない」

という場合は、まず整形外科で確認してもらうことをおすすめします。

Q
アキレス腱を痛めたら、治療はどんなことをしますか?病院と整骨院ではどう違いますか?
A

病院と整骨院では、できることや役割が違います。

わかりやすく言えば、病院ではまず**「何が起きているのかを医学的に確認すること」**が大きな役割です。

病院・整形外科整骨院
医師による診察・診断身体の状態や動きを確認
必要に応じて画像検査打撲・捻挫・挫傷などへの施術
薬の処方手技や固定などを行う場合がある
手術の適応を判断歩き方や周辺関節の動きも確認
医療機関でのリハビリ状態に応じた施術を行う

アキレス腱断裂では、保存療法や手術などが選択され、断裂の状態、年齢、活動レベルなどを考慮して治療方針が決められます。

一方、柔道整復師は、外傷性の骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷などに対して施術を行います。ただし、骨折や脱臼では、応急手当を除き、継続して施術するには医師の同意が必要です。

今回のように、病院でアキレス腱断裂ではなく打撲と診断された後も痛みが続く場合、当院ではアキレス腱周辺だけを見るのではなく、足首、ふくらはぎ、膝、股関節、骨盤などの状態も確認しながら、身体に強い負担をかけないよう施術を行います。

ただし、強い痛みや腫れがある場合や、断裂・骨折などが疑われる場合は、まず医療機関で確認してもらうことが大切です。

Q
アキレス腱が数日前から痛いのですが、何かストレッチとかしたらいいですか?
A

アキレス腱の痛みには、使いすぎによるアキレス腱症、打撲、部分的な損傷、断裂など、さまざまな原因があります。

特に、

  • 数日前から急に痛くなった
  • 朝起きた時に強く痛む
  • 押すとかなり痛い
  • 腫れている
  • 歩くほど痛みが増す

という場合は、まず原因を確認することが大切です。

アキレス腱症では、状態に応じて段階的な運動や筋力トレーニングが行われますが、急性期や強い痛みがある時に無理なストレッチをすると、かえって痛みが強くなる可能性があります。 アキレス腱の治療では、負荷を完全にゼロにするのではなく、痛みの程度を見ながら適切に調整していく考え方もあります。

そのため最初は、「とりあえず伸ばしておこう」ではなく、痛みが出る動きを一度控えて、状態を見るくらいが安全です。

強い痛み、腫れ、歩きにくさがある場合や、数日たっても良くならない場合は、整形外科で確認してもらうと安心です。

まとめ

  • アキレス腱周辺を強くぶつけた場合は、まず断裂や骨折などがないか確認することが大切
  • アキレス腱が断裂していても、歩けたり足首を動かせたりすることがある
  • 断裂が否定された後も、痛みが続く場合は状態に応じたケアやリハビリが必要になることがある
  • 当院では、痛みのある部分だけでなく、歩き方や足首、膝、股関節、骨盤などの動きも確認しながら施術を行っている

今回ご紹介した女性も、スーパーで突然、後ろから台車をぶつけられ、歩くこともつらい状態でした。

幸い、病院ではアキレス腱の断裂ではなく打撲と診断され、その後、当院で身体の状態を確認しながら施術を続けていきました。

アキレス腱周辺の痛みといっても、原因やケガの程度は一人ひとり違います。「歩けるから大丈夫」と自己判断せず、強い痛みや腫れがある場合は、まず医療機関で状態を確認してもらうことが大切です。

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参考文献

  • 『標準整形外科学』:田中栄・髙木理彰・松田秀一ほか編
  • 『今日の整形外科治療指針』:土屋弘行・紺野愼一・田中康仁ほか編
  • 『標準リハビリテーション医学』:上田敏・伊藤利之監修
  • 『足部・足関節理学療法マネジメント』:片寄正樹監修/小林匠・三木貴弘編