

足の裏が痛くて悩んでいます。
病院では痛み止めと湿布を渡されました。
痛みは変わらず諦めています。
このようなお悩みを解決します。
モートン病の痛みでお悩みの方です。
足の中指の裏が痛くなることが多いです。
歩いていても痛く、つま先立ちでは、もっと痛く感じます。
長時間、歩くのが怖くなっておられます。
モートン病でお悩みの方へ解決のヒントは歩き方と足の構造にあります。
どうぞ解決のヒントにしてください。
足の裏が痛くて困っている方
歩いていると足の中指の裏が痛くなるモートン病を解決する
モートン病とは
歩きすぎて足の中指や薬指の付け根が痛くなることが多いです。
きつめの靴を履いても痛くなることがあります。
裸足でも痛くなることもあります。
圧迫によって神経が肥大したものです。
解剖学的にみて神経の道筋が中指と薬指付近を圧迫されることが多いのです。(総趾神経)
構造的にアーチを復活させて負担が減ればよくなることも多いです。

足のトラブルにはこんなものがあります
簡単に部位と病名をご紹介します。(これが、すべてではありません。)

足の前の方
関節 | 指先 | |
親指 | 外反母趾、強直拇趾、種子骨障害 | 陥入爪 |
人差し指〜薬指 | 中足骨骨頭部痛、モートン病、フライバーグ病 | 槌趾、マレット趾 |
小指 | カーリー変形、内反小趾 |
足の真ん中
足の裏 | 足底腱膜炎、偏平足、Jogger足、足底線維腫症、垂直距骨 |
足首 | 有痛性外脛骨、足底腱膜付着部炎、リスフラン靭帯損傷、前足根管症候群 |
足の真ん中 | 下駄骨折、ジョーンズ骨折、行軍骨折 |
足の踵の方
後ろ | アキレス腱付着部炎、ハグルンド変形、パンプバンプ |
足の裏 | 踵骨棘、足底腱膜付着部炎、脛骨神経踵骨枝エントラップメント |
前 | 足根洞症候群、距骨下関節不安定症、腓骨筋痙縮性偏平足 |
足関節
後ろ | アキレス腱周囲炎、三角骨症候群、長母趾屈筋腱腱鞘炎 |
内側 | 足根管症候群、後脛骨筋腱機能不全症、三角靭帯損傷 |
奥 | 骨軟骨障害、変形性関節症、骨膜インピンジメント |
外側 | 外側靭帯損傷、腓骨筋腱脱臼、腓骨神経エントラップメント |
前 | インピンジメントexostosis、伸筋支帯腱鞘炎、滑液嚢炎 |
ふくらはぎ
筋腱裂傷、コンパートメント症候群、静脈瘤、疲労骨折、シンスプリント
参考文献:「足のクリニック」より
足の構造的な問題である「アーチ」とは
横からみると弓状になっています。これを縦アーチといいます。

前からみると弓状になっています。これを横アーチといいます。

足にはアーチ構造があって3点で支えています。
自転車は2輪ですので2点で支えています。
自転車ってスタンドがなかったら倒れてしまいますよね。

でも三輪車は3点で支えているので独立して立っています。
安定性が違いますよね。

人間の足も3点で支える方が安定するのです。
偏平足などで足は2点に近い支えてとなるのです。
だから安定性が歩くたびに悪くなるんです。
やがて外反母趾やO脚などのトラブルになっていく可能性があるのです。
だからアーチがとても大切なのです。

偏平足などの場合は2点支持になります。
正常な足はアーチがあるので3点支持になり安定しています。

あなたの歩き方間違ってますよ!
- 踵からついて歩いていますか?
- トボトボ歩いてないですか?
- 下を向いて歩いてないですか?
- 踵が外に倒れていませんか?
- 体重移動がいきなり親指に移動してませんか?
- 親指で最後蹴れていますか?
- すり足になってないですか?
- 足からカラダまで一直線になっていますか?
正しい歩行は若々しく見えますよ(下の動画をご覧ください)
基本の歩き方(下の動画をご覧ください。)
体幹を使った歩き方(下の動画をご覧ください)
足の裏の痛みがラクになり笑顔になっていただきました
旅行先でも長時間歩くと足が痺れてくる感じもございます。
足の裏は常に違和感があります。
足のアーチが崩れて踵も外側に倒れ偏平足になっております。
足の歩くときの重心移動の参考です。

理想のラインを目指しましょう。
モートン病の方は、つま先立ちでも痛みがかなりあります。
施術調整とテーピングで笑顔になっていただけました。
あとは足の指を使うエクササイズをお伝えしました。
痛みが楽になられて良かったです。
まとめ
- モートン病は足の構造に原因がある
- 足のアーチが崩れている
- 足のアーチを復活させることが大切
- 歩き方にも注意する