

思うように手が動かず、細かな作業ができません。
前は趣味のギターが弾けていたのに、最近は、ギターを弾くことができません。
病院では「パーキンソン病」だと言われています。
少しでも趣味のギターが弾けたら嬉しいです。
なんとかしたいのです!
よろしくお願いします。
このようなお悩みを解決します。
ギターをされている方のお話です。
突然、うまくギターが弾けなくなったそうです。
病院ではパーキンソン病と診断されていました。
その後、数年経過してから、徐々にギターが弾けなくなったそうです。
ジストニアってご存じでしょうか?
ものすごく指や手などを使われる職業の方にみられることがあります。
原因としは脳の病気が隠れていることがあります。
また極度の緊張状態が継続された場合、例えば優勝が決まりそうなゴルフのパッティングなどの場合などでは、プロの選手でも異常緊張が運動の誤作動を起こすこともあります。これを「イップス」と呼ぶこともあります。
同じような、お悩みのある方はどうぞ参考に、ご覧ください。

「読売新聞 平成30年8月24日 朝刊」より
- 突然、思うように手が動かなくなって困っている方
- パーキンソン病と診断されている方
- イップスの方
- ジストニアの方
ジストニアとは
自分の思ったような動きができないことです。
特に熟練したスポーツ選手や職人さんで、いつもできていることが突然、できなくなったりしたら要注意です。
もしかしたら脳の問題かもしれません。遺伝性のものもあるようです。詳しくはこちらをどうぞ。
ただし原因は、まだよくわかっていません。
症状としては今まで何気なくできていたことができないということです。
例えばエンピツが持ちにくい、特定の楽器が弾けない、弾きにくい、腕や手を思うように動かせない、何かしようとすると首が捻じれる、手がふるえる、瞼が痙攣する、などです。

脳からの神経伝達の問題
脳からの神経伝達物質の中にドーパミンというものがあります。
ドーパミンは、快感・やる気・学習・記憶に関係します。
ドーパミンがなくなるとパーキンソン病になったりします。
ドーパミンは興奮系の神経伝達物質です。
運動する・笑う・達成感などが起こると分泌されます。
その他に脳内物質としてはノルアドレナリン・セロトニン・アドレナリンなどがあります。
この中で、とても僕が注意しているのがセロトニンです。
セロトニン低下のサイン
自律神経に関してものすごく重要ですのでセロトニンが低下してきた時の警告がありますので参考になさってください。(可能性があるということです。)
- 甘いものや炭水化物が食べたくなる
- 眠りにくい、不眠症
- わけもなく不安になる
- 記憶力が低下する。認知が低下する。
- セロトニンは95%腸で作られるので腸の調子が悪くなる(過敏性腸症候群との関係)
- 疲労感
- 性欲が増大する
ドーパミンの役割
簡単にいうと「やる気」スイッチです。
ドーパミンは、やる気・動機づけ、集中力、生産性を上げる鍵となるものです。
自然とやる気になるので、このドーパミンを活性させることは素晴らしいことですよ。
もちろん勉強や記憶にも関係しますので受験生必見ですね(笑)
- 実際には釣りをしていて魚が釣れた〜!!!!
- パチンコをしていてフィーバースタート!!!!
- サッカーをしていてゴールを決めた!!!!
- 応援しているプロ野球チームが勝った〜!!!!
ドーパミンが少ない人は松〇修○さんのように熱意があまり感じられません。
カフェイン、砂糖、また他の刺激物に依存している傾向があります。
一般的なドーパミン欠乏の症状のほとんどは「うつ病」の症状とよく似ています。
やる気や動機づけが少ない・疲れやすい・怠慢・だらけている(ようにみえる)・喜びを感じることができない・性欲がないこともある・睡眠に問題がある・気分にムラがあって気乗りしなければ何もしたくない・絶望感や虚しさを感じる・記憶が低下する(認知の低下)・集中力が低下する。
症状が似ているので、ドーパミンはうつ病、依存症、ADHD、統合失調症といった多くの精神障害にも関係があるとされています。
ドーパミンを増やすには
ドーパミンをあげるといわれている食べ物(これがすべてではありません。あくまで参考程度です)
- 動物製品
- アーモンド
- りんご
- アボガド
- バナナ
- ゴマとスイカの種
(参考にしてみてください。これですべて解決するということではないです。)
運動して達成感があればドーパミンが増えます。
ランナーズハイもこれですね。
太極拳や散歩でも気持ち良かったら効果があるといわれています。
好きな音楽を聞いたり、趣味のプラモデルを造ったり、瞑想も効果があるといわれています。
新しいことに挑戦する。
こんなことも良いとされています。
僕はブログを書くために研究して調べるなどをしておりますが楽しくてしょうがないです。
これはドーパミンがバンバン出てくれていると思います。
スポーツ選手のイップス
超有名スポーツ選手でもなる可能性のあるイップス!
突然、ゴルフのパットが入らなくなる場合やスランプに陥ることがあります。
メンタル面が非常にかかわっています。
イップスを治すという情報がいっぱいありますが、それよりも、イップスを造らないというようにしたほうが僕はいいと思っています。
そんな簡単に克服できるようなものではないと感じるからです。
僕は中学からサッカーをしております。

とんでもないプレッシャーのかかる場面では自分が思ったように動けないことを経験しております。
中学最後の卒業試合でPKを外した経験があります。
だから高校の時はすごく、練習しました。(o^―^o)ニコ
自分では繰り返しの練習と経験しかないと感じています。
そしてミスなどのプレーに対して暴言や暴力などは決してやってほしくないと指導者、チームメイトに言いたいです。
逆に萎縮してしまうことが多いからです。
しかし準備不足や、やる気のないプレーに対しては叱咤激励は必要だと考えます。
こちらは参考になりますよ。よかったらご覧ください。
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60代男性、病院への受診はしてください
東大阪市、60代、男性。
当院ではパーキンソン病でギターを弾いておられる方でジストニアと診断された方がいらっしゃいます。

もちろんお薬を飲んでおられます。
病院へは必ず受診していただくようにしております。
ジストニアの方への当院のアプローチ
自分の意識とは別に、手が勝手に動いてしまったり、また力を入れてギターを弾こうとすると、うまく弾けなかったりしてしまいます。
少し斜頸も見られました。
まずは首の調整をさせていただき、呼吸も浅かったので意識的に呼吸に関係する部分を施術いたしました。
次に頭、肋骨などをさせていただき、お腹も緩めていきました。
骨盤周りを調整し、背骨を揺らして全身調整させていただきました。
これを繰り返し3カ月経過しました。
当院の施術で脳の管理能力が正常になり自然治癒力が働く状態になられますと素晴らしいことが起こると信じております。
最近は指が動かしやすくなったといっていただけました。
ギターのテクニックでアルペジオというのがあって、かなり弾けるようになられて喜んでくださいました。
姿勢を含めた生活習慣の見直しメンタル面でのフォローもさせていただいております。
一緒に目標を達成してドーパミンをいっぱい出してもらって笑顔になっていたけることが私の喜びでございます。
まとめ
- 自分が好きなことをする
- 焦らない
- 生活習慣を見直す