

つま先立ちをすると足の甲と「外くるぶし」が痛いです。
痛み止めや湿布を貼っても痛みが治まりません。
整形外科では「骨には異常がない」といわれました。
どうやったら、痛みが取れるでしょうか?
このようなお悩みの解決のヒントになれば嬉しいです。
足首の外側は捻挫で、よく痛める場所です。
「まあ、そのうち良くなるだろう」と放置しないでください。
思わず長期にわたって良くならないばかりか、悪化することも、あります。
しっかりとした処置をされて、予防、対策、再発防止をしてください。
同じように、お悩みの方は参考に、ご覧になってください。
- 足首の外側が痛くて歩きにくい方
- 足首の痛みがなかなか良くならない方
- つま先立ちが出来ない方
- 足の甲が痛い方
足首の外側と足の甲が痛い時の解決法

足首の外側(外くるぶし)が痛い患者様が先日お越しいただきました。
右足の甲と外のくるぶしがつま先立ちすると痛いということでした。

その日の朝は痛くなかったのですが夕方から急に痛くなって自転車に乗ることもできなくなったそうです。
最初、検査させていただきますと甲のところが痛いとおっしゃってました。そして外くるぶしが痛いとおっしゃってました。その痛みのある付近の筋肉や組織について少しみていきます。
足首の外側にはどんな筋肉や腱があるの?
長趾伸筋(ちょうししんきん)
神経は深腓骨神経といいます。
つま先立ちとつま先をあげる筋肉のバランスを取る働きがあります。
(部分的に第3腓骨筋と呼ばれます。)

第3腓骨筋(だいさんひこつきん)
深腓骨神経の支配です。外返しの運動をします。
サッカーのアウトサイドキックをする時に使う筋肉です。
ガタガタ道でのバランスを取るときに働きます。

長腓骨筋(ちょうひこつきん)
底屈(サッカーでの足裏を使う時の動きです)と言う動きです。
外反(サッカーのアウトサイドキックです)という動きです。
浅腓骨神経という神経です。
踵を持ち上げる補助筋としても働きます。
デコボコの地面を歩くときによく使われます。

短腓骨筋(たんひこつきん)
浅腓骨神経の支配です。底屈、外反。(上の長腓骨筋と同じ働きです)、足の縦アーチを保持させます。(偏平足に関係しますね)
凸凹の地面を歩くときに働いてくれます。

患者様の経過
1回目
足の甲が走っていると痛い(体重をかけるだけで痛いです)のが特徴です。
ケガでもアライメント異常(角度の異常)でも当院の全身調整は変化を実感していただけます。
施術後、検査はクリアになりました。
検査では、ふくらはぎに強い痛みがありました!!!!
足首のところが痛いのに、そこではなくふくらはぎの痛みが強かったのです!!!!
膝の裏の方には膝窩筋という筋肉もあります。これも関係してそうだと感じました。もちろん膝裏から足の底につく筋肉などの影響も考えらえます。
そして歩き方、急な正座のような動作、立ち上がる時に足の甲の骨の配列が乱れたなど、いろいろな原因を特定していきます。
つま先立ち(実際はできません。体重をかけるだけです)をすると足の外くるぶしが痛いと訴えておられます。
2回目(2日後)
痛みが消失しておりました。検査はクリアになりました。
「痛み」というものは悪いものではありません。
身体からの「信号」なのです。
ですので無視しないでちゃんと向き合って早急に対応してあげてくださいね。
その方が結果的に期間も費用も少なくてすむのです。
今後も定期的にメンテンナンスに通っていただいております。
当院では、患部だけでなく、原因となるところのバランスを調整いたします。筋肉、関節、動脈、リンパなどをみてまいります。
施術させていただきますと、一度でどうということはございませんが、変化を実感していただけて、継続して施術を受けていただける方が多いです。
お悩みの方は、一度、ご相談ください。全力でサポートさせていただきます。
変化を実感できる期間の目安
痛みの軽減 | 1回〜2週間 |
整形外科的な変化 | 2週間〜1カ月 |
神経学的な変化 | 1カ月〜2カ月 |
姿勢の変化 | 2カ月〜3カ月 |
背骨の変化 | 3カ月〜6カ月 |
予防、その後、気をつけていただきたいこと
感覚があるということは、ありがたいことなのです。
まずは歩き方をチェックさせていただき、そして座る姿勢と立ち姿勢をアドバイスさせていただきます。
- 「女の子座り」していないか?
- 「アヒル座り」していないか?
- 椅子に座っているか?
- 地べたに座っていないか?
- 椅子の上で正座していないか?(これ、結構いらっしゃいます。笑笑)
- ヒールをはいていないか?(ヒールが悪いのではなく、角度や筋力の問題なのです)
- 長時間、同じ悪い姿勢で立っていないか?(長立ち話、料理の時の立ち姿勢など)
少しの不調でも遠慮なく、すぐに、ご連絡くださいね。
早い方が早く対処できますし楽になられる方が多いです。
まとめ
- ストレッチや柔軟運動をして予防する
- 整体を受けてメンテナンスで怪我を予防
- 姿勢に注意する
- 痛い時は運動しない