めまいに悩んでいます。
学校にも行ける時と行けない時があります。
スマホはやりすぎだと自覚しています。
親の離婚前に虐待を受けていました。
本当に辛かったです。
今は何とか学校には行きたい気持ちがあります。
どうしたらいいでしょうか?
このようなお悩みを一緒に解決していきましょう。
八尾市にお住いの10代の女子高生の方です。この方はインスタグラムとLINEに夢中です。スマホを放していない時はない程です。トイレにも持っていったり、お風呂でも見ているそうです。
食事中も手放さないそうです。SNSの「いいね」、LINEのメールが気になって日常生活に支障が出ています。
最近、症状としては、立ちくらみのような、「めまい」が起こります。耳鼻咽喉科では三半規管などには問題がなく漢方を処方され、様子をみているそうです。
大きな問題の1つに「解離性健忘」というものがあります。子供の頃の辛い経験から、記憶力が低下してしまったり、ある期間を忘れてしまうそうです。
同じように困っている方は、どうぞ解決のヒントにしてください。
スマホ依存のめまい・解離性健忘・不登校でお悩みの女子高生の解決法
スマホ依存のめまい
「いいね」が気になってしょうがない
インスタグラムに投稿を始めたのは1年前くらいです。そして、友達が投稿するたびに「いいね」をします。そうしたら「いいね」をお返ししてもらえるそうです。だから、毎日、一生懸命、「いいね」をするそうです。片時も放すことがないそうです。
あの娘が「いいね」の数、「100」越えている!などと常に意識してしまうそうです。
気になる方の投稿と自分との投稿を常に比べてしまうようになってしまいました。
この状態は「自己肯定感」が低い状態といえます。人は承認欲求がありますので、認められたいものなのです。そして感情としては他人と比較して、嫉妬してしまいます。劣等感も出てきます。すると感情をすり減らしてしまうのです。
その結果、朝が起きれなくなり、めまい、不登校になり、頭が痛い、お腹が痛い、肩こりがひどい、頭痛など、毎日、どこか違う場所の不調を感じるようになってしまったのです。
自分のパーソナリティに自信が持てないので、SNSではいいことばかりを発信してしまいます。これは誰かに認めてもらいたいという承認欲求なんです。
承認欲求は自分と他人と2つに分かれます。この2つが両方バランスよく満たされたら、いい状態なんです。
整体と心理ワークで解決
まずは整体で身体を整え、体力を増やしていきます。
身体が安定すると心も安定します。平常心を保てるように心もトレーニングしていきます。
1分間で10個、自分の好きなところを紙に書いてもらいます。
これは訓練すると、できるようになります。今の自分にあるものを確認する作業です。
ライフチャート
あなたの人生で大切なもの8つ書きます。そしてそれぞれに10段階評価します。それをつなぎ合わせると、どこが強くて、どこが弱いか人目でわかるのです。低いものを1でもあげることを目指しましょう。
コツは全てを10目指すのではなく、1でもいいから上げていくということです。頑張りすぎないようにしてくださいね。
例えば、このように書いてみてください。自分の人生にとって大事なもの8つ考えます。
それを8角形にして10段階のどれくらいかを記入していきます。
すべて10なら問題ありませんよね。
これでどこが、あなたにとって不足しているのかを「見える化」していきます。
- 好きな人、大事な人
- お金
- 学び
- 対人関係、コミュニケーション
- 健康
- 仕事
- 娯楽、趣味
- プライベート
タイムライン
未来から見るとしたら、今あなたは何をするべきかを考えます。
1年後の自分から、今を意識してみてください。
3年後の自分から、今を意識してみてください。
5年後の自分から、今を意識してみてください。
下の表を埋めてください。
アファメーションとは、より具体的に、あなたがどうしているかをイメージしてみることです。
時間 | なりたい自分 | アファメーション |
---|---|---|
1年後 | 世界を旅するために英語を習っている | 私は英語が得意になって、英語を習うのが楽しくてしょうがいない |
3年後 | 英語を話せるようになっている | 私は町のカフェで外国人と英語で会話して笑っている |
5年後 | 英語の通訳の仕事をしている | 私は、通訳の仕事をバリバリこなして、会社からも喜んでもらっている |
88歳の自分 | お葬式には世界から友達が来てくれている | 私は世界中を飛び回ったので友達が多くできて、夢がかなった |
そして、こう唱えてください。
「私は88歳です。私、○○○をして、後悔しない人生を送ってね」
人は、しなかったことに対して、後悔するものなのです。
参考文献:「自己肯定感の教科書」より
認知行動療法
認知行動療法は「考え方」や「行動の癖」を変えることで、気持ちを楽にする方法です。
進め方
例えば、学校に行くのが怖いと感じたとします。その怖さをノートに書きます。
次にその「怖さは本当に正しい?」と自分に問いかけてみます。そして「学校に行くと楽しいこともあるかも」と考えていきます。
このように少しづつポジティブな考え方に変えていく練習をしていきます。
①嫌な気分になったのは
昨日の夜10時、友達のAちゃんにLINEで「日曜日遊びにいこう」と送った。すぐに既読になったけど、その日は返事がなかった。
②その時の感情は
- 不安(8/10)
- イライラ(5/10)
③その時に浮かんだ考えは
- 何か嫌われるようなことしたかな
- もう遊んでもらえないかな
- 急に誘ったから迷惑だったんだ
- 読んだのに返事をくれないなんて意地悪だ
- 既読をつけたら、すぐに返事をするべきだ
④認知の歪みは
- 白黒思考
- すべき思考
- レッテル貼り
- マイナス思考
- 感情的決めつけ
⑤他にできそうな考え方はあるかな
- 忙しくて返信するのが大変なこともあるかな
- 返信し忘れて寝ちゃったのかも
- 返信している途中で寝落ちしたのかも
- Aちゃんとは仲が良いので、話してもないのに「迷惑だった」「嫌われた」というのはないかな
- 予定がわからないので返信できなかったのかも
⑥⑤を考えた時の感情は
- 不安(5/10)
- イライラ(2/10)
- 話したい(7/10)
このように冷静に第三者的に考えることで感情も変化していきます。
解離性健忘とその解決法
解離性健忘とは辛い出来事があった時に、その出来事を忘れてしまうことで心を守る反応です。
でも忘れてしまった記憶が心の中に残っていて、それが自律神経に影響を与えてしまうことがあるのです。
まず、自分の気持ちをノートに書きだしてみてください。それが難しい場合は、信頼できる人に話をしてみてください。少しづつ、その記憶に向き合い、無理のない範囲で思い出していくことが解決に繋がります。
不登校へのアプローチ
スマホを制限して生活習慣を見直すようにしていきます。ルールを決めていきます。一方的に縛り付けるのではなく本人に納得した形で決めていきます。
安心できる場所として学校を認識させる必要がありますが、いじめなどの問題がある場合は、本気で親も対処しなければなりません。
本人でできる対処はリラクゼーション的なヨガなどの運動とマインドフルネスのような瞑想がオススメです。
本当の問題は何なのかを深堀することも必要な時もあります。
当院のアプローチ
めまいに対するアプローチ
まずは、どの部分が弱いのか、問題があるかの検査をしていきます。専門的の学んでいますので安心してください。
整体で体全体を整える
当院は身体を1つのユニットとして捉えています。筋肉、骨格、関節、内臓の位置や動き、血流やリンパや脳脊髄液などの体液循環の正常化など、すべてをトータルとして考えて調整していきます。
手技は痛くありませんのでお子様でも受けていただけます。どうぞ安心してください。
めまいの症例
大変お辛い経験をされた方が当院の施術を受けてくださいました。
まとめ
- めまいの検査を細かくする
- 目の動き、バランス、血圧調節機能などをみていきます
- 自己肯定感の低下も問題となることがある
- 姿勢を整え脳への血流を維持する