突然、右肩が痛くなり、寝返りもできなくなりました。
これが「50肩?」
信じられませんでした。
50代の女性、Yさんは、突然、右肩に異変を感じました。動かすたびに激痛が走り、ズボンをはく動作やエプロンを結ぶ動作、髪の毛を洗う動作、洗濯物を干す動作も痛くてできなくなりました。
まるで重たい鎖に繋がれて少しでも動かそうものなら激痛に見舞われるような感じでした。
「まさか、これが噂の五十肩…?」という思いが頭をよぎります。
病院へ行ってみると、医師からは「まあ、年齢的に仕方ないですね。時間が経てば良くなるでしょう」というあまりにもそっけない言葉。
心の中で「え?これで終わり?」と怒りが湧き上がりました。
最初は軽い筋肉痛だと思い、放っておけば治るはずだと自分に言い聞かせていました。 でも、日に日に痛みが増し、特に洗濯物を干すのが辛くて仕方ありませんでした。洗濯機は1階にあり、干すのは3階のベランダです。
洗濯籠を3階まで運ぶだけでも肩に負担がかかり、痛みが走ります。
それからも腕を上げるだけで、まるで肩が引きちぎれるかのような痛みが走り、洗濯物を一つ干すたびに一粒の涙が出てきました。さらに、ズボンを履いて、脱いだりする動作、靴下を履くのが本当に苦痛になってきました。
もう治らないのかもしれない
そう思うたびに、不安と苛立ちが押し寄せてきました。いくつかの整形外科の病院を訪れましたが、どこでも「年齢のせいだから仕方ない」「時間が経てば良くなるでしょう」と、湿布を渡されるだけでした。MRIも撮ってもらいましたが異常が見当たりませんでした。
Yさんの痛みは誰にも理解されず、彼女は心の中で怒りと不安を感じました。
「私はこのまま、この痛みと一生暮らさなければならないのか?」という不安が、彼女の心を締め付けていきました。
肩関節の動きが硬くなり夜間痛も出てくることがあり、睡眠不足になりました。非常に日常生活も困難になってきています。
「2年くらいかかりますよ」と整形外科の医師からは言われました。
肩の腱が通過する部分が特に痛かったそうです。
五十肩の症状と原因とは
五十肩…それはまるで「肩に忍び寄る見えない敵」のようなものです。
痛みの原因もさまざまです。
加齢、更年期でホルモンバランスに変化が出てエストロゲンの減少によりカルシウムが肩に集まってしまう石灰沈着により可動域が殆どなくなり、日常生活に支障が出ることもあります。
五十肩の症状と日常生活への影響
「肩を上げるのがこんなに大変だなんて!」 がYさんの口癖でした。 家事はおろか、服を着た脱いだりするのも一苦労でした。
そんな彼女の生活は、痛みによって一気に支障がでてきました。特に洗濯物を干したり、洗濯籠を運んだりする毎日の作業が辛かったそうです。
五十肩の原因を理解する
医師たちは「加齢のせいですね」と簡単に言いましたが、Yさんは納得できませんでした。
「だって60歳でも肩が痛くない人もいるでしょう」50歳で痛くなるんだったら全員なってもおかしくないんじゃないのと思っていました。
五十肩の原因はハッキリと解明されていません。更年期になり女性ホルモンのエストロゲンが減ることで炎症が起きやすくなることがあり、その影響が強いことも考えられます。
また加齢による関節、靭帯、筋肉などの柔軟性の低下も考えられます。
猫背や巻き肩の姿勢で、肩甲骨が外に開かれて固定された場合は、肩を動かす筋肉に負担がかかることがあり、引っ張れて筋肉が緊張してしまうことも考えられます。
緊張しやすい性格
そして歯科に行っても、美容室に行っても緊張する性格で、長年通っているところでも、終わった後は肩が凝っていると感じることがあります。
つまり緊張しやすい、刺激に対して過敏傾向にあるのかもしれません。光や音、匂いに敏感な方もいます。これをHSP(ハイ・センシティブ・パーソン:繊細さん)といいます。
性格的に完璧主義、白黒思考、融通がきかない、真面目すぎる性格の方は、緊張しやすいので筋肉が硬くなりやすいです。このような方が一度肩を痛めるとなかなか力を抜くことができない為、痛みが長引くことは多いです。
上手に力を抜く練習をしてください。当院では一度、肩をすくめて一気に脱力する体操をお伝えしております。しっかりお伝えした通りに毎日、コツコツ練習してくださいね。
またいつも我慢ばかりしているような方は緊張しやすいです。これが無意識になっている方がとてもやっかいです。自分で意識して理解している方は発散もできるのですが、無意識ですと自分がストレスを抱えて筋肉が緊張していることに気づかないのです。
だから感情を抑圧して我慢していることに「気づく」ことが大事です。
医療機関と整骨院の選び方
「どこに行けばいいの?」と悩むYさん。
病院では痛み止めの薬と湿布はもらったけど、飲んでいても、なかなか治らない。 そんな時、彼女が出会ったのが友達から紹介された当院でした。
口コミで選ぶ信頼できる整骨院
東大阪市には多くの医療機関や整骨院、整体院がありますが、五十肩に特化した治療法を提供するところは限定されています。Yさんは、口コミで評判の整骨院を探して、そこで人生が変わる体験をすることになります。
当院の考え方として強いマッサージやストレッチをするところはオススメできません。それとあなたの痛みの原因をしっかりと検査と問診などから説明してくれる所をオススメします。ただ単にお決まりの工場の流れ作業のような施術では、なかなか改善されないことが多いと考えられます。
五十肩の痛みで苦しむクライアントさんにとって口コミは非常に参考になる情報源です。 Yさんが通ってくださった当院も、多くの患者さんが「ここでやっと痛みから解放された」「もっと早く来れば良かった」と口コミを投稿してくれています。
実際のクライアントさんの声を確認することで、安心して施術を受けることができるのです。
当院の施術は痛くないところで90秒止めておくような手技がメインです。3歳のお子様でも受けていただいておりますので痛くないので安心してください。
毎回、きっちりと検査し施術箇所も日によって変わることがあります。
五十肩に対する施術
病院での治療、リハビリ、そして整骨院での施術には違いがあります。
病院では、主に痛み止めの注射、湿布、電気治療です。腱板断裂などの場合は手術をすることもあります。保存的にする場合、整骨院の方が根本原因にアプローチできることもあるかもしれません。
当院での施術とその効果
当院では、Yさんの肩の可動域が上がるように全体のバランス、血流やリンパの正常な循環を心がけました。当院では痛い所を揉んだりストレッチしたりは、しておりません。
痛みが減っていくにつれてYさんは思わず「もう少し早くここに来たら良かった」と話してくれました。
施術の実績とクライアントさんの体験談
感想
どんな症状でお悩みでしたか
①腰痛 ②首肩痛 ③左下肢の感覚の鈍さ ④右五十肩
その他
辛かったのはどんなことですか
① ③ ④
来院されてどうでしたか
症状が1回で軽減されたように思いました。
今まで整骨院やマッサージでは体験したことのない回復ぶりだと思っています。
ご感想
先生の一生懸命、真面目に取り組まれている姿が、私自身、頑張っていこうという意欲に繋がっていると感謝しています。
50代 HKさん
院長から一言
HKさん
大変ありがたいご感想ありがとうございます。私からの宿題の姿勢と体操をやっていただき嬉しく思います。いろんな症状がありますが、毎回、丁寧に検査し施術していきます。
今後もメンテナンスをしっかりとさせていただきます。一緒に頑張っていきましょう。
東大阪市の当院での成功事例を紹介
医師から「加齢だから仕方ない」と見放され、痛み止めの薬だけを処方されている方は少なくありません。
当院では肩の痛みを克服された方がたくさん来てくださっております。
五十肩治療における重要なポイント
整骨院での施術は、根本的な原因にもアプローチします。「どこが痛いか」だけでなく、「なぜ発生したのか」「どこが原因なのか」という部分にアプローチをして再発しにくい身体作りを目指しています。
改善のために必要なカウンセリング
施術だけでなく、患者とのカウンセリングも大切な要素です。 Yさんは、肩の痛みだけでなく、日々のストレスや生活習慣についてもカウンセリングを受けることで、より深い理解と自己ケアの方法を知るだのです。
真面目すぎるYさんですので、少し何かストレスがあると筋肉が緊張してしまいます。また非常に過敏な方なので体に触れられるだけでもビクっとなり筋肉が緊張してしまいます。最初の頃よりは慣れていただいたので、かなり力が抜けるようになられました。
このように無意識に力が入りやすい方には力を抜くワークなどもさせていただいております。
効果的なリハビリの進め方
Yさんには自宅でできる簡単なストレッチをお伝えし、毎日コツコツ続けていただきました。簡単な体操もお伝えしました。そうすることで回復を加速させることができました。
小さな努力の積み重ねが、大きな成果を生むのです。
自宅でできる肩ケア体操
日常生活で気をつけるべきこと
友人の勧めで訪れた当院で、Yさんは希望の光を見つけることができました。
当院では日常生活の習慣を見直すことで予防と痛みの軽減の対策となりますので、しっかりとお伝えしております。
「小さく前に習え」の状態から、必ず内側の動きだけにしてもらいます。
できるだけ肩は吊っておいてください。
自宅でできる簡単なストレッチ
肩回しと指回し
この体操を毎日少しずつ続けることで、Yさんの肩は少しずつ柔らかくなり、痛みも和らいできました。
痛みを和らげるセルフケア
肩を冷やすと一時的には痛みが少し楽になりますが、根本的な改善にはならないんです。
できれば温めるようにしてください。
そして指や手首を回すようにしてください。
血流が良くなった改善しやすくなるんです。
そこで、Yさんはお風呂で肩をじっくり温めるセルフケアを取り入れました。お風呂の後に、軽く肩を回したり手首や指をほぐすマッサージすることで血行が良くなり、痛みが和らいだそうです。
軽めのダンベルを持って肩を回す運動があるのですが、これは握る前腕に力が入るので手首にウエイトを巻き付けてする方がオススメです。
五十肩に先がけた生活習慣とは
五十肩にならない為の生活習慣
五十肩を予防するために、肩のストレッチや体を動かす習慣を取り入れることが重要だとわかったYさん。日常の動作に少し気をつけるだけで、肩に負担をかけずに過ごせることができるようになります。
五十肩にオススメの食事療法
さらに、Yさんは食生活にも気を配るようになりました。整骨院で教えてもらったのは、筋肉や関節に良い栄養を摂ることです。 特に、魚や鶏の胸肉などのタンパク質やビタミンC、Eなどを含む食材同様に、魚や鶏肉、ほうれん草やブロッコリー、そしてナッツ類を積極的に食べるように心がけました。
ストレス管理とメンタルケア
五十肩の治療には、メンタル面のケアも欠かせません。
「痛みが続くと、心も疲れてしまう」と感じたYさんは、日々のリラックス方法を取り入れています。
怒りを我慢する人は右肩の痛みが出やすいともいわれています。人の良い人ほど本心では怒りを隠していることが多いです。身体の痛みというのは「体からの警告」です。
生活習慣の見直しや感情の抑圧の見直し、思考の癖を見直すようにしてくださいね。
ストレスが強く怒りの抑圧で右肩が痛い方が改善されました。
明日から実践できる改善策
急激に痛みを改善するための方法
予防と悪化を防ぐために是非とも守ってください。
温める
お風呂に浸かりながら肩をじっくりと温め、血行を促進させることが痛み軽減に繋がります。
ゆっくりストレッチ
無理なく、痛みを感じない範囲で肩をゆっくりと回します。
姿勢の徹底
肩の痛みが悪化する原因の一つは、姿勢です。 デスクワークやスマホを長時間見ているとき、猫背になりがちです。 肩が前に出ないように、背筋を伸ばして正しい姿勢を守ることが大切です。
「え、こんな簡単でいいの?」と思うかもしれないが、これを続けることで、Yさんの痛みは少しずつ和らいでいきました。
長期的な改善を目指すプラン
五十肩はすぐに劇的に良くなるものではありません。そこで当院が提案させていただいたのが長期的な痛み改善計画です。
段階的なストレッチ・予防体操プログラム
痛みが少し和らいできたら、肩甲骨周りをしっかりと動かすストレッチを取り入れていきます。肩甲骨が柔軟に動くことで、肩関節への負担が軽減されます。
筋肉を強化するエクササイズ
肩を支える筋肉を強化することも大切です。しっかりと指導いたします。ただし痛みがある時はエクササイズは早いです。始める時期が非常に重要です。
まとめ
五十肩に悩む方にとって、痛みは辛いものです。でも、正しいケアと治療、そして長期的な視点で取り組むことで、必ず改善します。 明日から実践できるような簡単なケアから始めて、少しずつ回復する道をぜひ試してみてください。
- 姿勢などの生活習慣を見直す
- 小さく前に習えの状態で内側の動きだけにする
- できるだけ肩を吊っておく
- 温める
- 痛い時は運動しない