
- 歩くと膝が痛い
- 階段の上り下りがつらい
- 正座ができなくなった
- スポーツを続けたいのに膝が痛くて動けない
- 病院で検査を受けても、「しばらく様子をみましょう」と言われて不安が残っている
膝の痛みは、単に「膝が痛い」というだけではありません。
買い物へ行くこと、自転車でお子さんを送り迎えすること、旅行へ行くこと、好きなスポーツを続けることなど、これまで普通にできていた生活に影響することがあります。
そして痛みが長く続くほど、「このまま歩けなくなったらどうしよう」「もっと悪くなるのではないか」という不安を感じる方もおられます。
このページでは、おおくま整骨院へ実際に膝のお悩みで来院された方からいただいたご感想をご紹介します。
同じ膝の痛みでも、困っていることや身体の状態は一人ひとり違います。
「自分と少し似ているかもしれない」そんな方の参考になれば幸いです。
※掲載している内容は個人のご感想です。施術による変化には個人差があり、効果を保証するものではありません。
自転車で子どもを送り迎えするたびに右膝がつらかった方

小さなお子さまがいるお母さんにとって、自転車は毎日の生活に欠かせないことがあります。
こちらの方も、お子さま2人を自転車に乗せて送り迎えをされていました。
ところが右膝の痛みが続き、自転車の乗り降りや日常生活が少しずつ負担になっていました。
膝だけではなく慢性的な腰痛や肩こりもあり、「これは仕方がないもの」と半ばあきらめていたそうです。
来院されたきっかけ
当院を知っていただいたきっかけは、ご友人からの紹介でした。
それまでに整形外科や他の整骨院にも行かれていましたが、なかなか思うような変化を感じられず、「何とかしたい」という思いでご相談くださいました。
膝だけをみるのではなく、身体全体の状態を確認してもらえると聞いたことも、来院するきっかけになったそうです。
実際に受けてみたご感想
アンケートでは、院長について「穏やかで優しく、安心して受けることができた」と書いてくださいました。
また、膝だけではなく姿勢や身体の使い方について説明を受けたことで、普段どのように身体を使っているのかを意識するきっかけにもなったそうです。
通院される中で、ご本人からは膝の負担が以前より楽に感じられるようになったことに加え、それまであきらめていた腰や肩のつらさについても変化を感じたとのご感想をいただきました。
身体だけではなく、不安な気持ちについても話せたことが安心につながったとお聞きしています。
※個人のご感想であり、効果を保証するものではありません。
院長より
心のこもったご感想をいただき、ありがとうございます。
この方のように、膝の痛みで来院された方を確認していると、痛みを感じている膝だけではなく、股関節や足首の動き、立ち方、歩き方、身体の使い方なども一緒に確認した方がよいケースがあります。
特に小さなお子さまを自転車に乗せている場合、自転車を支える、こぎ出す、止まる、子どもを乗せ降ろしするといった動作を毎日繰り返します。
そこでどのように膝へ体重がかかっているのかも大切です。
当院では、痛みを我慢しながら強く押したり無理に関節を動かしたりするのではなく、その日の状態を確認しながら刺激量を調整しています。
「膝だけが悪い」と最初から決めつけず、その方の生活まで含めて身体をみていくことを大切にしています。
スポーツで膝の内側を痛めた学生さん

こちらはスポーツ中に膝を痛めて来院された学生さんです。
膝の内側を支えている内側側副靭帯を痛め、練習や試合に参加できなくなっていました。
学生さんにとっては「膝が痛い」ということ以上に、「試合に出られない」「思うように動けない」ということが大きな悩みだったと思います。
アンケートにも、その気持ちがとても素直に書かれていました。
どんなことで悩んでいましたか?
「そくふくじんたい。早く治るか心配だった」
何がつらかったですか?
「試合に出られなかったこと、動けなかったこと」
この言葉は、スポーツをしている学生さんの気持ちをよく表していると思います。
痛みがあると、「早く練習に戻りたい」という気持ちが強くなります。
しかし、靭帯を痛めている可能性がある場合には、早く復帰することだけを優先するのではなく、まず現在の状態を確認することが重要です。
強い腫れや不安定感がある場合、体重をかけることが難しい場合などは、整形外科で画像検査などを受ける必要があります。
来院されてからのご感想
アンケートには、「自分が思っていたよりも、すごく痛みがマシになってきたし、以前より動きやすく感じたことが嬉しかったです」とのご感想をいただきました。
※ご本人の体験についての感想です。同じ経過になることを保証するものではありません。
院長より
ご感想をありがとうございます。
最初は歩くことにも痛みがあり、本人も「いつスポーツに戻れるのだろう」という不安があったと思います。
スポーツをしている学生さんの場合、「早く戻りたい」という気持ちはとてもよく分かります。
だからこそ、痛みだけを基準にするのではなく、歩く、曲げる、伸ばす、体重をかけるといった動作を確認しながら、段階的に身体を動かしていくことが大切です。
好きな野球をできるだけ長く続けてもらえるよう、その時の身体の状態に合わせてサポートさせていただきました。
動画でも膝の痛みについてご感想をいただいています
当院では、アンケートだけではなく動画でご感想をいただくこともあります。
文章だけよりも、実際に来院された方の表情や言葉をご覧いただくことで、「どのような方が来ているのだろう」という不安が少し和らぐかもしれません。
ここからは、膝のお悩み別に実際の動画をご紹介します。
※すべて個人のご感想です。施術による変化には個人差があります。
変形性膝関節症と言われた方のご感想
病院で変形性膝関節症と言われると、「これからもっと悪くなるのではないか」「将来歩けなくなるのではないか」と心配される方がおられます。
実際には、画像で確認される関節の変化と、現在感じている痛みや生活上の困りごとを分けて考えることも大切です。
当院では医師の診断を否定することはありません。
そのうえで、日常生活の中で膝にどのような負担がかかっているのか、股関節や足首がどのように動いているのかなどを確認しています。
変形性膝関節症について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
膝の内側が痛かった方のご感想
「膝の内側が痛い」といっても、同じ状態とは限りません。
膝の内側には内側側副靭帯、半月板、鵞足周辺など複数の組織があります。また、股関節や足首の動き、荷重のかけ方などが膝への負担と関係する場合もあります。
そのため、痛む場所だけで原因を決めることはできません。
当院でも、膝の内側だけではなく実際にどの動作で痛むのかを確認しています。
鵞足炎について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
ランニングや運動で膝の外側が痛かった方
ランニングなどをしていて膝の外側が痛くなる方も来院されています。
走っている時だけ痛む方もいれば、長く歩いたあとや階段で違和感を感じる方もいます。
特にスポーツによる痛みの場合には、膝だけではなく、運動量、フォーム、股関節や足首の動きなども確認することが大切です。
ランナーズニーについてはこちらで詳しく解説しています。
膝の裏の腫れ・ベーカー嚢腫で悩まれていた方
膝の裏にふくらみを感じると、「何か悪いものではないか」と不安になる方が少なくありません。
膝裏の腫れにはベーカー嚢腫などが関係している場合がありますが、膝の腫れについては、まず何が起きているのか医療機関で確認することが大切です。
そのうえで身体の使い方などについて相談される方もおられます。
ベーカー嚢腫について詳しくはこちらをご覧ください。
オスグッドで悩まれていた学生さん
成長期にスポーツを頑張っているお子さんでは、膝のお皿の下あたりに痛みが出るオスグッドで悩むことがあります。
本人はもちろんですが、「スポーツを休ませた方がいいのか」「このまま続けて大丈夫なのか」と保護者の方も悩まれます。
成長期だから仕方がないと決めつけず、痛みの状態や運動量を確認しながら考えていくことが大切です。
オスグッドについて詳しくはこちらをご覧ください。
O脚と膝の負担が気になっていた方

O脚については、見た目を気にして相談される方もいれば、膝の内側の痛みや歩き方が気になって来院される方もおられます。
ただし、脚の見た目だけから膝の痛みの原因を決めることはできません。
当院では無理に膝だけを動かすのではなく、足首・股関節・骨盤・立ち方などを含めて確認しています。
O脚について詳しくはこちらをご覧ください。
当院が膝の痛みで大切にしていること
膝が痛ければ、当然まず膝を確認します。
ただ、膝だけを見れば十分とは限りません。
膝は股関節と足首の間にあり、立つ、歩く、しゃがむ、階段を上る、自転車をこぐといった動作の中で常に身体を支えています。
たとえば股関節が動きにくい、足首が十分に動かない、片側に体重をかける癖があるといった場合には、その影響を膝が受ける可能性があります。
そのため当院では、膝の状態に加えて、股関節・足首・足裏・骨盤・姿勢・歩き方などを必要に応じて確認しています。
また、「O脚だから痛い」「骨盤が歪んでいるから痛い」と一つの原因だけで決めつけることもしません。
身体の状態は一人ひとり違います。
- どんな時に痛いのか
- どのくらい歩けるのか
- 仕事ではどんな姿勢が多いのか
- スポーツではどんな動きをするのか
毎日の生活までお聞きしながら、その方にとって負担になっていることを一緒に探していきます。
院長は柔道整復師として、整形外科でリハビリ業務に携わった経験もあります。
整体だけにこだわらず、医療機関で確認した方がよいと考えられる場合には、整形外科などへの受診をご案内します。
「整体でできること」と「病院で確認すべきこと」を分けて考えることを大切にしています。
病院で「異常なし」「様子をみましょう」と言われても痛い方へ
病院でレントゲンなどの検査を受け、「大きな異常はありません」「しばらく様子をみましょう」と言われたものの、膝の痛みが残っているという方も来院されます。
検査で大きな異常が見つからなかったからといって、感じている痛みまで「気のせい」ということではありません。
一方で、「病院で異常がなかったから、原因は骨盤や姿勢です」と決めつけることもできません。
痛みが続く場合や以前より強くなっている場合には、必要に応じて再度医療機関で確認することも大切です。
そのうえで当院では、歩き方や立ち上がり方、股関節・足首の動きなど、普段の身体の使い方を確認することがあります。
「検査では大きな問題はないと言われた。でも実際には困っている」そんな時も、一人で悩まずご相談ください。
このような場合は、まず医療機関へご相談ください
膝の痛みの中には、整体を受ける前に整形外科などの医療機関で状態を確認した方がよい場合があります。
特に、次のような症状がある場合は、無理に動かしたり自己判断で様子をみたりせず、一度医療機関へご相談ください。
- 膝が強く腫れている
- 赤みや熱感がある
- 転倒やスポーツで膝を強くひねった
- 急に体重をかけられないほど痛くなった
- 膝が抜けるような強い不安定感がある
- 夜間も強い痛みが続いている
- しびれや力が入りにくい症状を伴っている
- 痛みや腫れが日に日に強くなっている
当院では診断や画像検査を行うことはできません。
そのため、お話や身体の状態を確認する中で医療機関での検査が必要と考えられる場合には、整形外科などへの受診をおすすめしています。
整体でできることと、医療機関で確認した方がよいことを分けて考えることも大切にしています。
よくある質問
- Q膝の手術が必要な場合とそうでない場合の目安はありますか?
- A
手術が必要かどうかは医師の診断が必要になります。
一般的には、日常生活に大きな支障がある場合や、保存療法(運動療法やリハビリなど)を続けても改善がみられない場合に手術が検討されることがあります。
年齢や体力、生活状況によって手術のタイミングは変わります。術後のリハビリも大切になりますので、主治医とよく相談されることをおすすめします。ただし、レントゲンで変形がみられても、必ずしも手術が必要になるとは限りません。
詳しくは整形外科でご相談ください。
- Q病院では「様子をみましょう」と言われました。本当に何もしなくて良いのでしょうか?
- A
「様子をみる」と言われると不安になる方もおられます。
一般的には、強い炎症や手術が必要な状態ではないため経過をみるという意味で使われることが多いようです。
ただし、何もしなくて良いという意味ではなく、日常生活の工夫や運動療法、リハビリなどが勧められる場合もあります。
不安な場合は主治医に具体的な過ごし方を確認してみると良いでしょう。
- Q膝に水がたまるのがクセになると聞きましたが本当ですか?
- A
「水がたまるクセがつく」というよりも、膝の中で炎症が続いているため繰り返し水がたまる場合があります。
水そのものが悪いというより、膝の中で何が起きているのかを確認することが大切です。
繰り返し腫れたり熱感がある場合は、整形外科で相談されることをおすすめします。
私は歩き方や生活習慣などの原因を探り対策することも重要だと考えます。
- Q整形外科でのリハビリはどのようなことをするのですか?
- A
症状によって異なりますが、一般的には関節の動きを良くする運動や筋力トレーニング、歩行指導、ストレッチなどが行われます。
膝に負担をかけすぎず、日常生活を送りやすくすることを目的としている場合が多いです。詳しい内容は医療機関によって異なりますので、担当の先生や理学療法士にご確認ください。
*私も整形外科のリハビリで担当者として勤務しておりましたので、どうぞご安心ください。
- Q膝の筋肉を鍛えなさいと言われましたが、私は登山もしていて筋肉はあると思います。どういうことでしょうか?
- A
筋肉の量が多いことと、膝を支える筋肉が上手く使えていることは必ずしも同じではありません。
実際には筋力だけでなく、股関節や足首との連携、身体のバランス、歩き方や姿勢なども関係します。
そのため、登山などで十分運動されている方でも膝の痛みが出ることがあります。
気になる場合は、どのような動作で負担がかかっているのか確認してもらうと良いでしょう。
膝の痛みで悩んでいる方へ
膝の痛みがあると、「年齢だから仕方がないのかな」「もっと悪くなったらどうしよう」「また旅行に行けるだろうか」「スポーツを続けられるだろうか」と、痛みそのもの以上に将来のことが心配になることがあります。
今回ご紹介した方々も、最初から安心していたわけではありません。
- 毎日の送り迎えがつらかった方
- 腰や肩のつらさまで「仕方がない」と思っていた方
- 試合に出られず悔しい思いをしていた学生さん
- 病院で変形性膝関節症と言われ、不安を抱えていた方
それぞれ悩みも身体の状態も違います。
だからこそ、インターネットに書いてある「膝にはこの運動」「この筋肉を鍛えればよい」という情報だけで、すべての人に同じことをする必要はないと私は考えています。
まずは今の膝がどんな時に痛むのか、医療機関で確認する必要がある状態ではないか、膝以外の動きはどうなっているのかを整理することが大切です。
当院では、お話をお聞きしたうえで、膝だけにとらわれず身体全体を確認しています。
できないことまで「できます」とは言いません。
病院で確認した方がよいと判断した場合には、そのようにお伝えします。
「どこへ相談したらよいのか分からない」
「病院には行ったけれど、まだ膝のことで困っている」
「できれば好きな旅行やスポーツを続けたい」
そのような時は、お気軽にご相談ください。
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参考文献
- 『変形性膝関節症診療ガイドライン2023』日本整形外科学会
- 『膝の痛みがわかる本』黒澤尚
- 『プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論/運動器系』Michael Schünke、Erik Schulte、Udo Schumacher
- 『運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学』工藤慎太郎
- 『病気がみえる vol.11 運動器・整形外科』医療情報科学研究所









