

最近、主人が家にいてストレスです。
また子供も一日中いてイライラすることが多いです。
そんな時、突然、耳に違和感が出てきました。
こもった感じで「ボー」と音がして聞こえにくいです。
耳鳴りもあります。
いろんな音も過敏に感じて、小さな物音でも「ビク」と怖くなってしまいました。
どうしたらいいでしょうか?
このようなお悩みを解決します。
最近は、新型コロナウイルスの影響で自宅で自粛の方が多いです。
普段はいないご主人がいたり、お子様がいたりして女性の方のストレスが強くなっているそうです。
この方は、ご主人がいることがストレスとなり症状なってあらわれたのが、耳鳴り、耳のこもった感じ、難聴でした。
体の症状を心の面から考えてみますと、いろんな気に障るような音が増えて、それを聞きたくないと潜在意識では感じているのかもしれません。
そうしますと聞こえにくくしたり、聞こえなくなったりしてしまう可能性があるのです。
耳鼻咽喉科では異常が見当たらない場合は、ストレスによる耳の違和感としてあらわれているのかもしれません。
当然、お体の調子もみさせていただきますと、肩や首の筋肉が緊張して脳へいく血流が悪化することで神経の機能が低下していることが考えられます。
ですので、まずは、体から調整させていただきます。
同じようなお悩みの方は、どうぞご覧になってください。
- 耳鳴りが10年以上続いていて諦めている方
- 主人が家に居てイライラすることが増えてから耳鳴りがある方
自宅自粛で女性の耳鳴り、耳の閉塞感、難聴が増えています

まずは病気でないかどうかを調べて欲しいです。鼓膜や内耳、外耳、中耳に炎症や異常がないか、菌やウイルスは大丈夫かなどを病院で調べてください。
病気ではない場合は、悪い生活習慣からくる自律神経の乱れ、強い継続的なストレス、悪い姿勢による筋肉の緊張からの血流不足などが原因かもしれません。
どうぞ当院へご相談ください。

このようなことはないですか?
病院を受診され、異常が見当たらない場合は、当院がお役に立てるかもしれません。
耳鳴りで疑いのある病気
かならず病院を受診してください。まずは病気でないかを診察してもらってください。

耳鳴りのタイプをチェック
耳の主な役割は音を聴くことと平衡感覚です。
音を聴くための耳は音波という波の振動を電気信号に変えて感じているんです。
その音の波を誤作動で頭の中で感じてしまうのが耳鳴りです。
原因もさまざまでハッキリとわかっていません。ですので必ず病院を一度は受診されてください。
軽いから大丈夫と安心しないで必ず病院へ行ってください。
もうひとつは自分にしか聞こえないものです。外耳から脳までの伝達経路に問題がある場合です。
難聴やめまいを併発する場合があるかどうかも、とても大切です。
併発しているとメニエル病や突発性難聴、外リンパろう、ラムゼイ・ハント症候群などの可能性があります。自己判断せずにかならず耳鼻咽喉科を受診してください。
耳鳴りの「きっかけ」はどうでしたか?
耳鳴りがおこったきっかけは覚えておられますか?どうぞ参考にしてください。
耳鳴りの原因・メカニズム
「ご〜ざ〜」「キーン」など嫌な音が聞こえてしまうのが耳鳴りです。
音は空気の振動です。その振動を最初に感じるのが耳介です。

いわゆる「耳」です。耳の構造は空気の振動を広く集めるようになっています。うさぎさんの耳も敵の音を早く察知するために大きくなっています。

そして音は外耳道を通って鼓膜を振動させてくれます。

鼓膜の奥には小さい、小さい骨があります。それが「3つの耳小骨」であるツチ骨・アブミ骨・キヌタ骨です。そこから音は電気信号に変換されます。変換されるのは内耳です。
その信号が脳に伝えられるのです。
実は、この内耳のところで故障、誤作動を起こすことが多いのです。
どういうことかといいますと音を感じるのは内耳の中の基底膜のコルチ器というところです。
この中の有毛細胞が音による振動、揺れを電気信号に変えています。
この有毛細胞に障害が発生すると間違った信号が脳に送られるのです。
これが耳鳴りの原因だと考えられています。
例えばピアノの鍵盤を想像してみてください。

この腱板が潰れて戻らなくなった状態だと音が鳴り続けている状態なんです。
簡単にいうと、これが耳鳴りです。

こんな状態ですね。耳鳴りと一緒に難聴になられる方も多いのは、この腱板が壊れているからです。
このように鍵盤が壊れているかどうかを調べる必要があるのです。
鍵盤が壊れている場合は病院で壊れているところがわかるということです。
ですので耳鼻咽喉科で、これは必ず調べる必要があるのです。放置しないでください。
耳鼻咽喉科で原因がわかった場合は、病院の治療をされると難聴もよくなっていかれることが多いです。
ですが原因がはっきりとわからない場合があります。
ストレスやうつ病などで脳が疲労している場合も音を聴く仕組みのバランスが崩れることがあるのです。自律神経が乱れますと、とくにストレスでは交感神経が優位になります。すると血管を締めます。
耳への血流も悪くなってしまいます。
耳の神経の伝達にも影響があるとも考えられます。
ですので当院の施術を受けられて喜んでいただける方も、たくさんいらっしゃるのです。
治りにくい場合は、その方の心の持ちようの場合もございます。
執着が強すぎたり一日中、耳鳴りのことを考えておられる場合なども良くなりにくい方の特徴です。
20~40代の女性に多い

急性感音難聴というものがあります。
診療の手引き2018年によると男性より女性に多く、突然低温が聞こえにくくなる方が多いそうです。疲労、ストレスや寝不足が原因だそうです。
難聴・耳鳴り・耳の閉塞感のチェック
多いのは低温が聴こえずらくなっている方です。
「ゴー」とか「ボー」という耳鳴りが多いそうです。
原因としては内耳にリンパ液がいっぱい溜まってしまうことで、起こる事が多いそうです。
突発性難聴は内耳の血流悪化が原因と考えられています。
また耳がこもった感じがして自分の体の音が聞こえて響く「耳管解放症」も女性に多いです。
これは急なダイエット、ホットヨガによる脱水が原因と考えられます。
- イスに座って両膝の間に頭を入れます。(お辞儀をする感じです)
- 1分間キープします。耳管開放症ですとこれで軽くなります。
突発性難聴の場合は1/3は回復しにくいといわれています。すぐに病院を受診されてください。
早期治療の方が回復は早いとされています。
妊娠中や糖尿病がある場合は、鼓膜の奥の鼓室に直接ステロイドの注射をするそうです。
低温型難聴は利尿剤などで内耳のむくみをとるのが基本だそうです。
放置してしまうと、めまいやメニエル病になってしまうこともあるそうです。
ストレスが原因となることがありますので、ストレス対策と徹底した生活習慣の見直しをしっかりするように注意してください。
急なダイエットなどで脱水になってしまいますと「耳管開放症」になってしまうことがあります。
唾液を飲みこんだり、あくびをすると一時的に耳管が開きます。
これで耳の中の圧力を調整しています。
この耳管が常に開いた状態になるのが耳管開放症です。
体重を戻し、水分摂取をすると回復することも多いです。
また耳管開放症の方は鼻をすする癖がある人は中耳炎を起こしたりすることもあるので、鼻をすするのをやめるようにしてください。
エレベーターや飛行機の耳の詰まりは別物
エレベーターや飛行機などの閉塞感、これは耳管開放症とは違います。
気圧の変動です。スキューバダイビングなどで行う鼻をつまんで息を吸う「耳抜き」をすると軽減されます。
当院の耳鳴り、難聴、閉塞感を軽減する対策

まずは運動と休息
頑張りすぎて体が教えてくれている警告だと理解してください。
休むことと、自律神経を整えるのには「運動」がおすすめです。
一人で散歩でもいいですし、自宅でトレーニングもOkです。継続してくださいね。
突発性難聴にならないために
腹式呼吸でゆっくりと呼吸をする癖をつけてください。
耳鳴りを軽減する対策
できるだけ気にし過ぎないようにしたいのですが人って気にするなといわれると気になるものなのです。
だから別のことを考えることが大切です。
思考(大脳新皮質)では別のことを考える。
また体で感じることです。
目て見たもの、足の裏の感覚、体重のかかり方などの感覚を感じることも大切です。
それと自分の感情です。
これは大脳辺縁系で行われます。
そして体の調整で脳幹部分を調整させていただくことで血流もアップし脳の管理能力が正常になり自然治癒力が働きやすくなります。
リラックスするためにゆったりとするのがいいですよ。
静かすぎると耳鳴りを意識しすぎることもありますので、ゆったりした姿勢でヘッドフォンは避けてゆったりとして音楽を聴くのもひとつです。
とにかく睡眠はとても大切です。
時間よりも質が大切です。
昼間に眠たくない状態、朝目覚めたらスッキリしている状態がいいですよ。
あまり時間にこだわらないでください。

趣味も楽しみ適度な運動とカフェインなどを避けたビタミン系を中心とした食事も忘れないでくださいね。
耳鳴りなどを軽減する体操
まとめ
- 耳の違和感はストレスなどが原因のこともある
- まずは休息が大切
- ストレスを減らすことが大切