私はマラソンが趣味です。
タイムは速くないですがフルマラソンも完走しております。
そんな私はコーチから「疲れない走り方」を教えてもらったので良かったら参考にしてください。
フルマラソンなど長距離を走るのには絶対的にスタミナが必要です。そこでスタミナをできるだけ消耗しない走り方の一つに「ナンバ走り」というのがあります。簡単にいいますと腸を捻じらずに走る方法です。腸を捻じると疲れやすくなります。
昔は刀をさして着物を着ていましたので、その所作というのは自然と身に付いていたそうです。
マラソンをされていて体力がなくて困っている方、30kmを過ぎた頃から完走できないで困っているという方は良かったら参考にしてください。2月には大阪マラソンもありますので、どうぞ頑張ってください。ご検討をお祈りいたします。
マラソンで疲れない走り方
疲れにくい走り方について考えてみます。私はマラソンをしているのですが、そこで学んだことです。「なんば歩き」「なんば走り」についてご紹介します。
淀川のフルマラソンを走った経験
私の経験ですが30kmを過ぎるとフォームが乱れてしまいます。気力で走っているという感じです。ですが「なんば走り」を意識すると疲れ具合にかなり差があるように感じました。
右足と右手を同じタイミングで出す。左も同じ手と足を出すというのが「なんば」です。こうなると内臓を捻じらずに進むことができます。つまり内臓に疲労を溜めないように走ることができるのです。内臓の疲労は全身のスタミナを密接に関係します。ですので私としてはかなり有効だと感じています。
それがナンバ走りなんです。宅配便などのイラストにありますが、飛脚などは一日に数キロも移動しなければなりません。車もない時代では、自分の足だけが頼りです。そんな時は、疲れにくい走り方で移動しなければなりませんでした。ですので自然と身に付いていたのだと思います。
「なんば走り」「なんば歩き」というのは簡単にいうと右足と右手を一緒に出すっていうことです。これだと内臓を捻じらないから疲れないんです。この身体の使い方をすると疲労が全然違います。
参考文献:「ナンバ健康法」金田伸夫 著より
具体的なやり方
- 手のひらは下を向ける
- 手は握らない
- 右手を右足を出す
- 左手を左足を出す
- 足を着地したら蹴るというより前に押し出す感じ
左右の骨盤を引き上げるように歩く。それができたら軽く走ってみる。
そして右足を出した時は右の手を引きあげます。これを左右繰り返します。ポイントとしては肩と股関節が捻じれないということです。そして軸を2軸にして走ることを意識していきます。
肩が上下前後に揺れないように意識するということがポイントになります。つまり肩の振りがとても重要だと考えております。
そして着地と同時に肩が触れているかを意識してみてください。
実際の走り方
あまり手を振らず、肩と股関節が捻じれないように意識して走ります。
私の練習方法
- まずは後ろから不意に押されたとして一歩前に出る足を確認する(私は右足)
- その足を蹴り足として親指に紐をつかて手で引き上げるイメージで歩く(右手と右足が紐で繋がっている感じをイメージする)
- 左右どちらも意識するとごちゃごちゃになりやすいので片方だけイメージする
- 肩と足が同じ軸の棒で繋がっているように歩く
- 慣れてきたら歩幅が上がり、スピードを上げていくと走れるようになる
まとめ
- 腸を捻じると持久力が低下する
- 腸を捻じらない走り方に「なんば走り」がある
- 同側の手足を出して歩いたり走ったりする
- コツを身につける