今日は施術をしてもらって良かったです。
だいぶラクになりました。
施術を受けた後に気をつけることってありますか?
早く良くなりたいので教えてください。
当院の施術を受けていただきまして、ありがとうございます。
施術を受けていただき、その後、注意していただきたいことが、いくつかございますので、どうぞご覧になってください。
- 痛みや不調は生活習慣を見直してくださいという体からの警告だと理解してください
- なかなか良くならない方は生活習慣、姿勢、思考の癖(偏った考え方)、感情の抑圧(我慢しすぎ)を見直してくださいという体からのお便りです
- 早く良くなるためには「短期集中」「元に戻る前に次の施術を受ける」「計画的な施術」が必要です
- 施術後の生活習慣で気をつけていただきたいこと
- 痛いところを揉んだり、叩いたり、引っ張ったりしないでください
- 人と比べず、昨日の自分より「0.1」でもいいところを探してください
- 矯正下着などの締めつける下着は避けてください
- マットレスと枕にも配慮
- 座る姿勢に気をつけてください
- 猫背にならないでください
- 頬杖をつかないようにしてください
- バッグやカバンを同じ肩にかけないでください
- 電話を首に挟まないでください
- 休日のお父さんのかっこはやめてください
- うつ伏せでスマホや本を見ないでください
- 首、背骨、腰をボキボキ鳴らさないでください
- テレビやパソコンは真正面からみてください
- 寝る時は同じ方向ばかり向かないでください
- 適度な水分を摂って、トイレを我慢しないでください
- 食べ過ぎに注意してください
- カフェインはやめてください
- アルコールは控えてください
- 白砂糖や人工甘味料は控えてください
- 小麦は控えてください
- 乳製品も控えてください
- 油は「オメガ3」にしてください
- だるかったり痛かったりしたら
- まとめ
施術後の生活習慣で気をつけていただきたいこと
早く良くなっていただくために
- 安静にする・しっかりと睡眠を取る
- 痛いところを確認しない
- 痛いところを伸ばしたり、叩いたり、引っ張ったりしない
- 水分をしっかり摂る
- 良くなっている反応で好転反応というものがあり、2~3日はだるくなったりすることがあると理解する
- 施術後は呼吸と血流がいつもよりも上がり肝臓で老廃物を処理する量が増えるので全身がだるくなることもあると理解する(それだけ体力が低下し代謝能力が下がっている証拠)
- お風呂は長湯しない
- 腰痛の場合は昼間は腰痛ベルトをしっかりと締め、夜ははずす
- 肩が痛い方は小さく前に習えから内側の動きだけにする
- 肩が痛い方はできるだけ吊っておく
- 施術された日はお酒は飲まない
- 暴飲暴食はしない
- カフェイン、白砂糖、乳製品、小麦、ジャンクフード、加工品(特にハムやベーコン)、食品添加物、人工甘味料は控える
痛いところを揉んだり、叩いたり、引っ張ったりしないでください
先日も当院へお越しの方が「どんなストレッチがいいですか?」という質問をしてくださいました。
当院でさせていただいております独自の検査がありまして、そちらがクリアになりますと運動療法などをお伝えいたします。
それまでは運動やストレッチなど動画を見てやったりしないようにしてください。ネットの動画は、あなたには合っていない場合がありますのでご注意ください。
自転車のパンク修理に例えると
例えば
自転車のパンク修理をしていて穴を塞いでからボンドで乾かします。
その時、ボンドが乾くまで少し時間が必要です。
もしも、まだボンドが乾いていないのに、すぐに自転車に乗ると貼りつけたところが剥がれてしまう可能性があります。それと同じなんです。
また
擦り傷のケガをしたとします。
だんだん良くなってきたとして、カサブタができたとします。
そのカサブタを掻いて、剥がしてしまったら、どうなるでしょうか?
せっかく治りかけたのに、また血が出てしまいますよね。
つまり余計に治癒が遅くなってしまう可能性があるのです。
だから早く良くなろうと思って無理矢理に痛い時は運動などはしないでください。
やっていただきたい運動などは、きちんと宿題として私から指示いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
この事を守らないと、なかなか良くならない原因の1つとなってしまうことがあります。
人と比べず、昨日の自分より「0.1」でもいいところを探してください
痛みや不調があれば、そのことに執着してしまいます。当然ですよね。
ですが、それが良くなりにくくしている原因の一つの場合もあるのです。
人と比べず、昨日の自分よりも、少しでも楽になっていることを探すようにしてください。
矯正下着などの締めつける下着は避けてください
プロポーションを良く見せようとして矯正下着を着用いたしますと血流が悪くなる可能性があります。
これも良くなりにくくする原因の一つです。
自分のボディを引き締めるのは自分の筋肉だと認識してください。それを忘れないでくださいね。
痛みがなくなり、当院の検査がクリアになりましたら、体幹トレーニングなどで引き締めましょう。きちんと指導させていただきます。
マットレスと枕にも配慮
ベッドのマットレスは柔らかすぎない方がいいです。柔らかすぎると腰痛になる可能性があります。
また枕の高さは自分の中指の長さくらいにしてください。
正し、頸椎ヘルニアなどの病気がある場合は、少し高めの枕にしていただくことがラクな場合があります。
基本的には寝がえりが寝ていてスムーズに20~30回打てることが重要です。ご自分に合った寝具を選んでください。パジャマもピチピチではなく、ゆったりとしたものを選んでください。
座る姿勢に気をつけてください
浮指にならないように注意してください。
- 腰のベルトラインにペットボトルを入れてくださいね(脊柱管狭窄症の方は入れないでください)
- 反り腰の人もしっかり骨盤を立てるようにしてください
- 足(膝)組んでないですか?
- 足首も組んでないですか?
- 椅子の後ろに膝を曲げたりしてないですか?
- 足を投げ出して座ってないですか?
- 横座りはしてないですか?
この姿勢をマスターしてくださいね。
猫背にならないでください
猫背になると呼吸にも問題がおこることが多くメンタル面でも影響がでます。
またお腹の血液の流れも悪くなるので、消化不良、便秘、下痢の原因にもなります。
歩くときにも猫背にならないように注意してくださいね。
頬杖をつかないようにしてください
顎の調子が悪くなったりしてしまいます。顎や顔が歪む可能性があります。
また食いしばりなどを起こすこともあり頭痛の原因になったりすることもあります。
バッグやカバンを同じ肩にかけないでください
背骨などの歪みにつながりますのでご注意ください。
電話を首に挟まないでください
驚きますがスマホでこれやってる方もいらっしゃいました。
異常に首や肩の筋肉が緊張する可能性があります。
また首の骨や背骨が歪んでしまう可能性がありますので注意してくださいね。
休日のお父さんのかっこはやめてください
首も背骨も凄く歪んでしまいます。
この姿勢はしないように十分注意してくださいね。
うつ伏せでスマホや本を見ないでください
首にすごく負担がかかってしまいます。
また長時間されておられますと腰痛の原因にもなります。
また長時間のスマホもやめてください。
ボーリングの玉を自分の前に出してキープしているのを想像してみてください。すぐに腕がだるくなりますよね。それが首や肩や背中で起こってしまう可能性があるのです。
また寝る前のスマホやパソコンはしないでください。どうしてもの場合は寝る2時間前までにしてください。
首、背骨、腰をボキボキ鳴らさないでください
関節を痛める場合もございます。また軟骨がすり減ることもあります。そして歪みなどの原因にもなる場合がございます。
組織の中では損傷している可能性がありますので注意してください。ヘルニアになってしまうこともありますので注意してください。
テレビやパソコンは真正面からみてください
テレビを長時間斜めから見たりすると首を捻じったり、腰を捻じったりしてしまいます。
また、パソコンも足元に荷物を置いたりしていると身体を捻じっている可能性がありますので荷物の置き場所にも注意してください。
寝る時は同じ方向ばかり向かないでください
五十肩の人などは特に要注意です。
特に痛い方の肩がある場合は痛い方を上にしてください。寝相については寝返りが20~30回自然にうてるようにしていただければと思います。
肩が痛い方は腕の下にバスタオルを引いてください。
適度な水分を摂って、トイレを我慢しないでください
寝るときは、下向きは避けてください。首が歪んでしまいます。横向きか上向きが好ましいです。
そしてコップ1杯の水を飲んでください。またトイレを我慢しないでください。
水分は「水」か「白湯」にしてください。カフェイン、お酒、炭酸、甘いジュースなどは禁忌です。
食べ過ぎに注意してください
食べ過ぎ、飲みすぎは胃や腸の消化吸収に負担をかけます。内臓に負担をかけると姿勢も悪くなります。
エネルギーも身体の治癒に使わずに消化吸収に多く使ってしまうことになります。
カフェインはやめてください
カフェインは体力を減らしてしまいます。
どうしてもコーヒーが飲みたい場合は、ノンカフェインを飲んでください。
また白砂糖、小麦、乳製品は腸の炎症を引き起こすことがあります。特に日本人は遺伝的に穀物を食べるのに適した腸をしております。
乳製品も腸の炎症を引き起こしやすいので、余計なエネルギーを使ってしまいます。注意してください。
アルコールは控えてください
脱水症状を起こすことになったり、消化する時にビタミンを多く使ってミネラル不足にもなる可能ですがあります。アルコールで眠たくなっていると感じるかもしれませんが自律神経では交感神経が優位になり睡眠の質を低下させてしまいます。
参考ホームページ:「睡眠センター」ホームページより
白砂糖や人工甘味料は控えてください
血糖値スパイクの問題があります。
急激な血糖値の上昇は、急激な血糖値の低下につながります。
ですので、白い砂糖や人工甘味料は、できるだけ控えてください。
オススメは「ラカント」という植物由来の甘味料です。甘さはありますがカロリーはゼロです。またオリゴ糖は善玉菌のエサになるので、少しくらい摂取するのはオススメです。
IBS(過敏性腸諸侯群)やおならやゲップが良くでる人、逆流性食道炎の人はFODOMAPも消化吸収が悪いので注意してください。
参考ホームページ:「京橋ウェルネスクリニック」さまのホームページより
小麦は控えてください
テニスのジョコビッチ選手がなっていたリーキーガット症候群になる可能性があります。メンタルの不調の可能性も出てきます。
腸に炎症が起こり調子が悪くなるかもしれません。どうぞご注意ください。
できるだけグルテンフリーにするように心がけてください。
参考ホームページ:「内視鏡医師の知識シリーズ」より
乳製品も控えてください
乳製品に含まれる「ガゼイン」が消化吸収には良くありません。たくさん牛乳、チーズ、ヨーグルトを食べたり飲んだりするのは止めてください。
参考ホームページ:「クリニック千里の森」さまのホームページより
油は「オメガ3」にしてください
油はお魚由来の「オメガ3」がオススメです。精神安定にもつながります。「亜麻仁油」「えごまオイル」「シソ油」などです。加熱すると成分が蒸発するのでサラダなどにかけてください。
控えて欲しいのがオメガ6の油です。「コーン油」「サラダ油」「ごま油」などです。炎症を引き起こしたり、不安になりやすかったりします。加工食品に多く含まれます。
ちょっとなら摂取しても良いのが「オリーブオイル」です。
摂取の割合ではオメガ3:オメガ6=4:1くらいが理想といわれています。
マーガリンやショートニングなどのトランス脂肪酸は使用を禁止している国もあります。
参考ホームページ:「博報堂けんぽ」さまのホームページより
だるかったり痛かったりしたら
施術の日、翌日にもしも痛かったり、古傷が痛かったり、別のところに違和感があったり、だるかったりした場合は、初回の問診票で確認させて頂いた通り、好転反応の可能性があります。
安静にしていただき、優しくさする(なでる)ようにしてください。これが手当の基本です。1秒間に5cmのスピードでお願いします。オキシトシンという幸せホルモンの分泌が増え感覚神経が脳に入り癒されて痛みが和らぐことが証明されています。
私は「湿布」や「痛み止め」はあまりオススメしません。胃や肝臓に負担をかけることになりますし、副反応があって余計な症状が増える可能性もあります。
安易に頼るのは止めてください。ただし睡眠を優先してください。睡眠ができるのであれば仕方なく湿布を貼ることもありかもしれません。
まとめ
- 背骨や骨盤を調整しておりますので身体が歪まないように姿勢に注意してください
- 回復は睡眠が大切ですので質の悪くなることは避けてください
- 暴飲暴食、アルコール、カフェインなどの飲食に関しても注意してください