

子宮筋腫があるといわれたけど…
経過観察だけでいいのですか?大きくなって将来困ることはないですか?
私に今できることはないでしょうか?
分子栄養学の研修を受けてきました。その時のテーマが妊娠、出産と栄養学でした。そこで質問があり「子宮筋腫」についての対策でした。
2025年6月の最新の情報ですので、良かったら参考にされてください。
こんなお悩みありませんか?
「毎月の生理がつらくて、ヘトヘト…」
「子宮筋腫があるって言われたけど、どうすればいいの?」
「妊娠できるのか不安…」
そんな方に共通しているのが、“冷え”と“栄養不足”です。
子宮はとても繊細です。でも、ちょっとしたケアで驚くほど元気を取り戻すこともあります。
そんな子宮ケアを分子栄養学を絡めてお伝えいたします。
子宮筋腫って何?
子宮の筋肉にできる良性の腫瘍で、30代後半〜40代の女性に多く見られます。
主な原因とされるのは、女性ホルモン(エストロゲン)の過剰やバランスの乱れだといわれております。
特に「冷え」や「ストレス」「腸内環境の乱れ」が影響することもありますので注意してください。
子宮筋腫の代表的な症状
- 月経量が多い
- 貧血やめまい
- 腰痛・下腹部の圧迫感
- 妊娠しづらい・流産リスク
「年のせいかな」と見過ごさず、体の声を聞いてあげてください。
分子栄養学でわかる子宮ケアのポイント
最新の栄養学では、子宮の健康を保つために次の栄養素が注目されています。
✅ ビタミンA(βカロテン)
→ 子宮内膜や粘膜の修復に
(にんじん、かぼちゃ、しそ など)
✅ 亜鉛
→ 粘膜の修復、ホルモンバランスに
(牡蠣、卵黄、赤身肉 など)
✅ 鉄(フェリチン)
→ 月経過多で失われがち。疲れ・めまい対策にも
(レバー、赤身肉、ひじき)
✅ オメガ3脂肪酸
→ 炎症を鎮め、ホルモン調整にも効果的
(青魚、亜麻仁油)
さらに、腸内環境が悪化するとエストロゲンの再吸収が起こり、筋腫が育ちやすくなってしまいます。
ですので合わせて、ご自分に合った腸活も忘れずにしてください。特にファスティングや16時間ダイエット、過度な糖質制限は止めてください。エネルギー不足は、いろんな弊害が出ることが予想されます。
昔ながらの知恵も取り入れて
「子宮を温める健康法」(若杉友子さん著)では、こんな食養生が紹介されています。
🟡 味噌汁は“食べる薬”
→ 毎朝、根菜をたっぷり入れて
🟡 発酵食品で腸を整える
→ ぬか漬け、納豆、味噌、漬物など
🟡 冷たい飲み物や白砂糖を控える
→ 身体を冷やす“陰性食品”は子宮トラブルのもと
🟡 腹巻き、足湯、湯たんぽで外からも温める
🟡土鍋、鉄のフライパンなどの調理器具を使う
妊娠・出産に不安のある方へ
子宮筋腫があっても、妊娠・出産は可能です。
ただし、筋腫の位置や大きさによっては、早産や流産のリスクもあります。
まずは、栄養を整えて、子宮の状態をやさしくリセットすることから始めてみてください。
焦らず、今できるケアを積み重ねていきましょう。
今日からできる“子宮にいいこと5つ”
- 毎朝、具だくさん味噌汁を飲む
- 発酵食品を1日1品とる
- 白砂糖・冷たい飲み物、カフェイン、小麦、乳製品を減らす
- お風呂につかる・足湯・湯たんぽで温める
- 体を冷やさない服装を選ぶ、クーラーが直撃しないように注意する
おわりに
子宮は「冷え」や「無理しすぎ」にとても敏感です。
でも、ちゃんと手をかけて優しくしてあげると、少しずつ整っていく臓器でもあります。
もしあなたが今、不安や不調を抱えているなら、まずは温めて、やさしく整える暮らしからはじめてみませんか?☺️
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