最近、常に動悸がします。パニック障害、パニック発作、不安の発作で悩んでいます。
なんとかしたいのですが、自分の力や気合だけでは、どうにもなりません。
どうか助けてください。
このような方のお悩みの解決のヒントになれば嬉しいです。
不安で時々、パニック障害、パニック発作、不安の発作を起こし動悸や息切れがしている方です。
友人から鍼治療をすすめられたのですがどうも苦手だそうです。
特にパニック障害、パニック発作、不安の発作のことを考えただけで動悸がしてきます。最近では常に動悸がするようになり酷くなっているそうです。
パニック障害、パニック発作、不安の発作を自分でできる克服法があります。一緒に解決していきましょう。
*決して鍼灸治療を否定しているというわけではなく苦手な方にはこういうやり方もありますということです。
パニック障害、パニック発作、不安の発作が楽になり動悸などが和らぎ対処できるようになる
パニック障害、パニック発作、不安の発作で動悸・息苦しさの原因を知り適切な対策をする
パニック障害、パニック発作、不安の発作で息苦しい・息切れ・動悸の症状と原因
病院で原因がわかる病気
- 心臓に負担がかかっておこっている(心不全、狭心症、心筋梗塞、不整脈など)
- 肺などの呼吸器の問題で起こっている(慢性閉塞性肺疾患・気管支喘息など)
- 脳の問題で起こっている(脳梗塞、くも膜下出血など)
- 甲状腺の問題で起こっている(甲状腺機能亢進症など)
- 更年期障害で起こっている(ホルモンのバランスなど)
- 貧血(鉄分の不足でも可能性がある)
これがすべてではありません。まずは病院で診察を受けてください。
それでも原因がわからず症状が続いている場合は当院へご相談ください。
病院では原因がわからない場合
厚生労働省のホームページにも掲載されています。こちらです。
精神的なものからくる場合があります。それはストレスです。
簡単にいえば、ストレスを減らすことができたら、動悸などの症状を解消することができるのです。
ウルトラマンの変身のようなもの
パニック障害、パニック発作、不安の発作による動悸の原因は変身のしすぎです。
ここで言う変身とは、あなたの命・身を守るための変身です。
簡単にいえばウルトラマンに変身するようなものです。
3分間のカラータイマーが鳴り終わるまでに怪獣をやっつけられるような短期集中ならいいのです。
ですが、何度も何度も頻繁にウルトラマンが変身したらどうなるでしょうか?
ウルトラマンのカラータイマーの3分どころではなくなり、ついには変身も出来なくなってしまう可能性があるのです。
つまり長期継続するようなストレスが問題なのです。
短期間のストレスに対しては体内ではコルチゾールというホルモンを分泌させて対抗することができます。
ですが、長期間、しかも継続してストレスを受けることで、このコルチゾールという対抗ホルモンも枯渇してしまいます。するとストレスに対して対抗できなくなってしまいます。
ちなみにこのコルチゾールは涙で排出されます。他のホルモンは尿などで排出されます。ですので感情の涙を流すことも必要なのです。
外出先でパニックになってしまったら、無理をせず助けを求めてください。少し休むと落ち着くことが多いです。
呼吸が苦しくなることが多いので誰かに助けを求めてください。水を飲むだけでも副交感神経が働きやすくなり落ち着くこともあります。
感情の抑圧と体の不調の関係
感情の中に「不安」「恐れ」「イライラ」「怒り」というものがあります。
この感情を感じた時は、自分自身では気づかぬうちに「変身」していると自覚しておいてください。
体の中ではこのような変化をしているのです。
筋肉緊張を起こし呼吸が浅く血流が悪化
「戦う」「逃げる」と言う時には全身の筋肉と臓器に大量の酸素と栄養分(糖)を届けないといけません。
すると心臓や肺は、ものすごく頑張って働いてくれます。また肝臓は糖を血液中に放出して、皮膚の毛細血管は閉じて血圧を高めることでスピードを上げて全身に血液を供給させようとしてくれます。
それだけ身体や内臓に負担をかけているということになります。
瞳孔を開き光が眩しく感じる
瞳孔を開いて、一度に大量の情報が見れるように反応します。
危険だと感じる物を相手よりも速く見つけないといけませんし、相手の攻撃などをしっかりと見極めるために瞳孔を開いてくれているのです。
だから光をいつもより眩しいと感じるのは、ストレスを受けて必要以上に瞳孔が開いているからです。
また情報を処理するのに足場の傾きなどを即座に把握するために、大脳ではなく、小脳へ伝達されるようになります。危険に対してよりスピードアップして処理しようとしているのです。
受ける被害を最小限にする
血小板をくっつけて、すぐに止血できるように準備してくれます。
また皮膚の毛細血管を締めて攻撃を受けた時に傷を減らそうとしてくれます。
脳が非常事態宣言だと感じているため、これら以外の他の組織や臓器はエネルギーを浪費しないように必要最小限に抑えようとしてくれます。
具体的には、生存の為に胃・小腸・大腸などの消化器官、免疫系、腎臓・膀胱などの排尿器官、子宮などの生殖器系、思考の前頭前野の機能を低下させてくれるのです。
ですからストレスが強く継続していると食欲不振が起こったり、便秘や下痢を繰り返したり、風邪を引きやすかったり、治りにくくなったり、トイレに頻繁に行ったりするのです。
お母さんの命を守るのを優先させるため生殖器にも影響が起こり妊娠しにくい状態になったりすることもあります。
脳の前頭前野に影響するため思考が停止してしまったり、記憶力が低下してしまったりしてしまうのです。これも命を最優先しようとしてくれているからなのです。
強い不安、イライラ、怒り、恐れなどを感じたら、身体としては、命を守るために、このような反応を引き起こしてしまうのです。
この反応が短期的に単発で起こっているのは大丈夫です。問題は頻繁に継続的に起こってしまうことなのです。
動悸の原因と対策
感情の抑圧をして心臓への負担をかけすぎて、高負荷状態を継続していると動悸がおこります。
ですが多くの方は心臓の病気だと思い、動悸の原因が病院んでも不明なので、「動悸が起こること」がストレスとなり、もともとの原因となっているストレスのことに気付かずに、もっと動悸がひどくなるという悪循環になっているのです。
多くのパニック障害、パニック発作、不安の発作などの不安は、このように本来のご自身のストレスに気づいていないことから悪化していくのです。
当院では必要な方には「問題の焦点化」をさせていただき、心理的な対策をさせていただくこともあります。子供の時の虐待や今まで生きてきた昔のトラウマやストレス、親との愛着などの問題が奥に潜んでいる事が多々あります。気づかないようにして過ごしている方が殆どなので、焦点化は辛いことになるかもしれませんが、必要であればさせていただくことで解決することも多いのです。
どうすればいいのか?
必要ではない時に、逃げるか戦うかの準備をするためにパニック障害、パニック発作、不安の発作になり動悸を起こしているんです。
どうしたらいいのかというと必要のないストレス反応を消せばいいのです。まずは頭で理解してください。
本当にストレス反応が必要な時は、あなたの「命が危ない時」です。
そしてもう一つは、あなたの「自己実現が脅かされた時」です。
これ以外はストレス反応はしなくて良いと理解してください。
ですが自律神経が勝手に反応してしまいますので、あなたの脳と体は誤作動を起こし変身して症状を出してしまうのです。
この反応を消すには「喜びのワーク」がとても役立ちます。
ワクワクすることや気持ち良いと感じること、うっとりするようなことを想像するだけで、その感情になり体が反応するのです。
そして、そのイメージを常に持つようにすることで、嫌だな~と感じて筋肉が緊張するようなストレスに感じる感情も減らすことができるのです。
例えば、私の喜びのワークをご紹介してみますね。
私は、温泉、フライフィッシング、キャンプが好きで焼き鳥が好きです。これをイメージするだけなのです。
喜びのワークの例
寒い冬
凍えるようでブルブル震えている
あったかい温泉に入る
「は〜~しあわせ」
テントで泊まって
食事はバーベキューで焼き鳥を食べる
フライフィッシングを楽しむ
気持ち良いと思う時は、βエンドルフィンが出ています。この時はストレスを減らすことができるのです。
物事には陰と陽の関係があります。βエンドルフィンが分泌されるとストレスが減ります。すると痛みや不調まで減ることがわかっています。
現実的ではなくてもいいので、より具体的に五感で感じることが重要です。そして喜びの感情を出すことがコツです。
例えば、会社の上司にパワハラを受けて、いじめられていて、それがストレスとなり、今の体調不良が出ているとします。
喜びのワークでは、その「逆の発想」をするのです。
その上司が突然、転勤となって新しい上司がやってきた。新しい上司はとても優しく、自分を高く評価してくれる人だ。なんて幸せなんだ。と想像するのです。
現実でなくてもいいのです。想像するだけで喜びの感情、βエンドルフィンが出てくれるのです。
そして、その自分にとって良いイメージを癖にしてみてください。
あなたは今、「パニック障害、パニック発作、不安の発作が起こり不安などをイメージする癖」がついているのです。それを塗り替えることが必要なのです。さあ一緒にやってみましょう。
いい人を止める
また他人軸で生きている方が多いです。世間では「良い人」と呼ばれる方です。
他人の評価を気にしすぎて、SNSなどでも「いいね」をもらった数が気になったり、自分の気になる人が誰に「いいね」を押しているのか、誰と誰がどんな会話をしているのかなどが、とても気になりすぎてしまっている人です。
これは「不安」からくるものが多いです。自分に自信がなくて、自分のありのままを受け入れて愛することができていない状態かもしれません。親からの虐待を受けて育ったり、愛情が不足している場合にも起こることがあります。
心と身体は繋がっているので、心が反応すると身体に影響が出るのです。
- 爪を噛む
- 髪の毛を抜く
- チック症状
自律神経の特徴
現実と空想の区別がつかない
映画などを観ても呼吸が荒くなったり、脈が速くなったり、汗をかいたりする経験はありませんか?
自分がその世界にのめり込んでいる状態です。こんな状態の時って現実と空想の世界の区別がついていない状態なんです。
過去と未来と現在の区別がつかない
過去の嫌なことを想いだすと息苦しいと感じることはないですか?
未来の地震などを想像すると実際に起こっていなくても怖くなったりします。先日東北の地震から10年経過したというニュースがありました。こんな時は過去を想いだしただけでも、体が震えたり、汗をかいたりしてしまうのです。今、起こっていなくても、起こっているような身体の反応を起こしてしまいます。
予期不安などで動悸が起こるのこれが原因です。これは自律神経の仕業なのです。
否定形の意味がわからない
嫌なことを思い出したくなくても思い出してしまいます。考えるなと言われても考えてしまうのです。これが「否定系」が通じないということなのです。
当院の施術
まずは体全体のバランスを調整します。
背骨の歪み、筋肉のバランス、体液の循環、内臓などが正常に働きやすくなるように調整してまいります。
背骨の中には神経の束が通る脊髄というものがあります。
脳につながっていて、正しい刺激・信号を送ることで脳の働きが正常になってくれます。
そうしますと神経の伝達がスムーズになっていきます。
手と皮膚との接触はオキシトシンも出ると考えておりますので、幸せホルモンで癒さることもございます。この気持ち良い刺激を体験されて笑顔になっていただけたら幸いでございます。
心を落ち着かせる方法
動悸でお悩みの方
まとめ
- パニック障害、パニック発作、不安の発作などの不安に対しては、プラスイメージのトレーニングも有効
- 整体でパニック障害、パニック発作、不安の発作を減らし精神的な安定をさせるセロトニンとオキシトシンを分泌させて副交感神経を優位にする
- 体を元気にすると心も元気になる