
最近、動画配信アプリで視聴しております「あしたのジョー」についてのお話しです。
矢吹丈選手と力石徹選手の壮絶な戦いが描かれております。
あまりボクシングのことを知らない私ですが、階級というものと、力石選手がいかに、厳しい減量をしたのかについて、ちょっと調べてみました。
そこで学んだことなどもございますので、どうぞご覧になってください。
「あしたのジョー」が好きな方
あしたのジョーから学んだこと
8巻の力石戦が終了してからジョーが握手を求めた時に、力石は倒れてしまいます。

ボクシングの階級について
階級 | 体重 | ポンド |
ヘビー級 | 90.719kg〜 | 200ポンド以上 |
クルーザー級 | 79.379~90.719kg | 175~200 |
ライトヘビー級 | 76.204~79.379kg | 168~175 |
スーパーミドル級 | 72.575~76.204kg | 160~168 |
ミドル級 | 69.853~72.575kg | 154~160 |
スーパーウェルター級 | 66.678~69.853kg | 147~154 |
ウェルター級 | 63.503~66.678kg | 140~147 |
スーパーライト級 | 61.235~63.503kg | 135~140 |
ライト級 | 58.967~61.235kg | 130~135 |
スーパーフェザー級 | 57.153~58.967kg | 126~130 |
フェザー級 | 55.338~57.153kg | 122~126 |
スーパーバンタム級 | 53.524~55.338kg | 118~122 |
バンタム級 | 52.163~53.524kg | 115~118 |
スーパーフライ級 | 50.802~52.163kg | 112~115 |
フライ級 | 48.988~50.802kg | 108~112 |
ライトフライ級 | 47.627~48.988kg | 105~108 |
ミニマム級 | 47.627kg以下 | 105ポンド以下 |
欧米の選手はライト級〜ヘビー級、アジアの選手はミニマム級〜スーパーフェザー級が多いそうです。
昔の呼び名が変更され統一されたそうです。
ジュニアヘビー級はクルーザー級になり、ジュニアミドル級とライトミドル級がスーパーウェルター級となり、ジュニアウェルター級とライトウェルター級がスーパーライト級になり、ジュニアライト級がスーパーフェザー級になり、ジュニアフェザー級とライトフェザー級がスーパーバンタム級になり、ジュニアバンタム級とライトバンタム級がスーパーフライ級になり、ジュニアフライ級がライトフライ級になり、ストロー級とミニフライ級がミニマム級になりました。
力石 徹の減量について
力石選手は始めは、ウェルター級でした。ここで観客を殴り少年院に入ります。
そして、出所してからプロ入りを果たします。
その後、フェザー級で新人王を取ります。
そして、矢吹選手と戦うために、バンタム級へと階級を落として対戦したのです。
体重でみてみますと、ウェルター級ですので、「63.503~66.678kg」だったのが、出所してからフェザー級でプロデビューです。「55.338~57.153kg」
それから矢吹選手と戦うためにバンタム級まで体重を落とすのです。
「52.163~53.524kg」
ということは、ウェルター級の64kgくらいだった体重を53kgまで落としたということになりますね。10kg減量ってありえないですよね!
サウナのような部屋で必死の減量をして、水分も取らないような過酷なことが描かれておりました。
実際にボクシングの減量をした方の感想があったので、調べてみますと、2kg落とすだけでも大変だそうです。座ってから立つ度に立ちくらみが起こったり、常に倦怠感がつきまとったり、動くたびにめまいと動悸が起こったそうです。
体重は落とせてもスタミナがものすごく落ちてしまうので、試合の対策もしなくてはならず、本当に大変なことだそうです。
矢吹 丈の必殺パンチについて
クロスカウンター、ダブルクロスカウンターという必殺パンチがありますが、実際にはかなりのパンチ力がないと、効果はそれほど出ないということだそうです。
私はボクシング経験がないのでよくわかりません。
自分の体重が何級なんでしょうか
こちらにめっちゃわかりやすい計算のページがありましたので、どうぞ参考になさってください。
こちらです。
ちなみに60kgの人は132.3ポンドなのでライト級ということになります。
あしたのジョーで学んだこと
あしたのために(その1)
=ジャブ=
攻撃の突破口をひらくため、あるいは敵の出足をとめるため、左パンチをこきざみに打つこと。
このさいひじを左わきの下から、はなさぬ心がまえで、やや内角をねらい、えぐりこむように打つべし。
せいかくなジャブ三発につづく、右パンチはその威力を三倍に増すものなり。
あしたのために(その2)
=右ストレート=
左ジャブで敵の体勢をくずし突破口を見いだせばすかさず右ストレートを打つべし。
これ、拳闘の攻撃における基本なり。右ストレートは右拳に全体重をのせ、まっすぐ目標をぶちぬくように打つべし。
このさい、打ったコースと同じ線上を同じスピードでひきもどすこと。
一発でKOをうむ必殺パンチなり。
あしたのために(その3)
=クロス・カウンター=
”打たせて打つ 肉を切らせて骨を絶つ 相打ちの必殺パンチ”
相手が全力で打ち込んでくるその腕へ 十字型にクロスの交差をさせ 同時に打ち返す。
カウンターパンチは相手の勢いづいた出鼻を打つために 相手の突進と自分のパンチ力で威力は倍増する。
ましてクロスさせた場合 相手の腕の上を交差した自分の腕が滑り 必然的にテコの作用を果たし三倍、四倍の威力を生み出す。
僕が矢吹丈から学んだことがあるんです。
それは、自信を持って突き進む大切さ。
そして、ひとつのことについてトコトン打ちこんでブレないということの大切さ。
恐れずにやってみるという、ひたむきな強い心を持って物事に望む大切さです。
素晴らしい気づきをありがとうございます。
まとめ
- 何事も信念をもって取り組み、続けることが成功に繋がる
- 信じて念じ続けることで、できることがある
- あきらめずに続けることが成功のカギとなる