特に原因はわからないのですが突然ギックリ腰になってしまいました。
殆ど動けません。
しかもこんな年末に・・・
用事があるのにキャンセルしないといけないのか悩んでいます。
何とか早く痛みが減って欲しいです。
このようなお悩みの方の解決のヒントになれば嬉しいです。
年末年始に用事があったのですが「ギックリ腰」になってしまい、お困りの方です。大切な用事があるのにギックリ腰になってしまうと困りますよね。
同じようにお悩みの方は、どうぞご覧になってください。
ギックリ腰になった時の対策がわかる
ギックリ腰の解決法
ギックリ腰は別名「魔女の一撃」と呼ばれています。日常生活に支障がでますので、とっても困ります。
ギックリ腰の主な原因
- 日々の生活の負担(重い物を持つなど)
- 運動不足、急に運動を始めた
- デスクワークが多く筋肉が硬くなる
- 暴飲暴食で内臓に負担がかかる
- 長時間の座位で大腰筋というインナーマッスルが硬くなる
- 筋肉や関節の柔軟性が少なくなっている
- ストレスが強く自己防衛のため無意識に筋肉が緊張しやすい
他にも内臓からくるものや病気からくるもの、お薬の副作用などの場合もあります。
ギックリ腰になりやすい人の具体的な特徴は、「前屈で手が床につかない」「うつ伏せで寝て膝を曲げると踵がお尻につかない」「猫背・巻き肩・ストレートネック」「足を組んだり横座りなどの悪い姿勢が多い」「長時間の座り仕事」などの人に多いです。
お困りの症状
前に倒すのは大丈夫だけど、後ろが辛い
もともと体は柔らかかったそうです。
前に倒す時は手がべったりとつきます。ですが後ろに反ると辛い痛みがあります。
2日前にギックリ腰になられました。その時は激痛で眠れなかったそうです。
このような時は、特に前側の大腰筋などに原因があることが多いので丁寧に検査して施術していきます。暴飲暴食で内臓に負担がかかっても大腰筋に影響が起こることも考えられます。
年末で仕事の疲れがピーク!
年末年始やゴールデンウィーク明けなどはお疲れがピークになられる方が多いです。
それに加えて急な気温差や気圧差があったりすると身体に負担もかかります。
すると自然と筋肉が硬くなります。またデスクワークなどで長時間座っていると、大腰筋などが硬くなります。
筋肉が硬くなりますと血流が悪くなります。
そして姿勢なども悪化すると背骨や骨盤など身体の歪みがおこり、それ以上歪まないように筋肉が更に硬くなったり緊張したりしてしまいます。血流やリンパなどの体液の流れ、全身のバランスが崩れることも考えられます。
間違った感覚や運動の信号が脳に届けられますと誤作動を起こし自律神経など神経伝達にも影響が起こる可能性があります。
そうしますと筋肉もシートベルトを引っ張るみたいにロックされてしまうんです。
これは、それ以上動かさないようにしてくれている防御反応なんです。
〇〇〇の食べ過ぎに注意!
この方も相当、疲労が蓄積しておられました。そして何気なく健康に良いと思っていた●●●をたくさん食べておられたのです。しかも1日3本も食べておられました。
それはバナナです。
バナナは朝食などに、よく食べておられる方が多いです。私もだいたい一日1本は食べております。
そのバナナなのですが、食べ過ぎると、体にとっては、あまりよくないのです。
このバナナには「カリウム」がたくさん含まれています。
このカリウムの役割は、ナトリムを排出することです。
ナトリムが多すぎると高血圧などを引き起こします。
だから高血圧の方には、バナナを食べるのが良いことだという思い込みがあることが多いのです。
ですが、食べ過ぎると体内にカリウムが過剰に入る事になるのです。
カリウムが多すぎると神経の働きが悪くなってしまうことがあるのです。
特に自分の意志では動かせない自律神経は影響を受けやすいのです。
そのため、カリウムが増えると自律神経の乱れの症状が出てきてしまうことがあるのです。
- 体がだるくなる
- 頭痛
- 動悸、息切れ、息苦しい、心臓がバクバクする
- めまい
- 胃腸の調子が悪い
- 光がまぶしく感じる
健康な状態だったら、このカリウムが体内に、たくさんあったら、体外に排出してくれるようになっています。
しかし、継続したストレスが多いと、この排出してくれるホルモンが出にくくなってしまうのです。
このホルモンは副腎というところで作られます。
だから副腎が疲労するとカリウムの排出ができなくなってしまうのです。
副腎はストレスに対抗するコルチゾールというホルモンも作ってくれるところです。
このような時にバナナを食べると、さらにカリウムが増えるので、体調は悪くなってしまうのです。
基礎の基礎ですので高校の時の生物などで習ったかもしれません。
対策としは、副腎が疲れている時は強いストレスがあって自律神経が乱れている可能性があります。こんな時は、バナナではなく、ナトリウム(塩分)を摂った方がオススメです。
なぜなら副腎のホルモンでアルドステロンはカリウムの排出とナトリウムの再吸収をしてくれているからです。
疲れているとナトリウムが減ってしまいます。だからストレスが強く疲れている時は、塩分が欲しくなるのは、自然な事なのです。
疲れている時は少し梅干しを食べるなどもオススメです。ですが食べ過ぎには注意してください。
疲れているときは、絶対に必要なものがあります。それは「休息」が大切です。アレルギーがでたり、口唇ヘルペスや帯状疱疹ができた時などは、疲れて免疫が低下している可能性が高いのです。このような時は身体からの警告サインですので休むことを最優先してください。
当院の施術と経過
まずは横になって海老のように丸くなって寝て安静にしてください。痛いところに炎症が起こっている可能性があります。少し落ち着くと施術、できる範囲で動かしていくと早く良くなることが多いです。
私が専門学校で学んだ時は応急処置としては「RICE(ライス)処置」ということを学びました。
- R(Rest):休むこと、安静
- I(Ice):冷やす
- C(Compression):圧迫
- E(Elevation):挙上
最近では概念が少し変わりました。「POLICE(ポリス)処置」になっております。
- P(Protection):保護
- OL(Optimal Loading):最適な負荷をかける
- I(Ice):冷やす
- C(Compression):圧迫
- E(Elevation):挙上
安静にしすぎても血流が悪化するので、動けてきたら最適な負荷をかけるということになっております。
施術
全身のバランスを調整いたします。身体全体を1つのユニットとして捉えて筋肉や骨格関節、内臓、体液循環などを正常に近づける事で自然治癒力が働けるお身体になっていただくことを目指します。
しっかりと検査させていただき、施術させていただきます。当院では「痛くないところで90秒保持する」というような優しくて安全で気持ちの良い施術が中心となっております。お子様でも受けて頂けますので安心してください。
経過
最初のうち、痛みの強い時は週に2度くらいの通院をオススメしております。当院では早期の改善を目指すために「超回復」を利用して施術してまいります。
メンテナンスをさせていただくとギックリ腰を起こしにくくなられる方が多いです。当院では定期的なメンテナンスをオススメいたします。
理想的には2週間に一度のメンテナンスをオススメしております。
2年前にもギックリ腰
この方は2年前にもギックリ腰をされたそうです。やはり冬だったそうです。
冷えも関係しますし年末の仕事の疲れがピークになっておられたのかもしれません。
なかなか良くならない方、もしくは毎年ギックリ腰を起こされる方は生活習慣に問題があることが多いです。
しっかり見直していきましょう。
解決策は生活習慣の見直し
ギックリ腰を起こすような生活習慣には注意が必要です。
是非とも生活習慣の見直しを優先してください。こちらのクライアントさんは、しっかりと修正してくださいまして早期に良くなられました。
この痛みが早期に軽減するかは、ご本人の自然治癒力にかかっております。
私は、その方の持っておられる自然治癒力を最大限に働けるように施術しております。
この痛みが出たのは「何か生活習慣を見直してください」という警告だと理解してください。生活習慣を見直すきっかけを教えてくださったのだと理解して欲しいのです。
体を正常に戻していくのは、あなた本人です。それに気づいていただいて絶対に自分で生活習慣を見直して、他人まかせではなく自分で良くなっていくんだという強い気持ちを持っていただきたいのです。
私は、クライアントさんの自然治癒力が働いてくれるように最善を尽くします。
痛みが出てすぐに来てくださった事と、生活習慣の修正をしっかりと守っていただいたのが良かったと思います。
ギックリ腰がマシになり動けるようになった
施術をさせていただき早期に良くなられました。
ギックリ腰の予防
- 長時間の座り仕事の方は自分で意識して立ったり動いたりする
- 姿勢に注意する
- 冷えに注意
- 咳やくしゃみの時に何かに掴まる
- 靴下を履く時は座るか壁にもたれる
- 洗い物をする時は片足を上げる
まとめ
- 痛みや不調は「体からの警告サイン」と理解する
- 痛みは生活習慣を見直す良い機会を与えてくださったと感謝する
- 生活習慣の見直しをして、しっかりと守ることが早く解決する近道となる
- 早期に施術を受けて調整する