

喉の違和感があって、喉の奥にラップがへばりついてる感じがします。
病院では、「治療は何もできない」といわれました。
病院で異常が見当たらないので、とても不安になります。
どうしたら解決できますか?
このようなお悩みの解決のヒントになれば嬉しいです。
喉の違和感があり息苦しくて困っておられる方です。
ずっと喉の奥に違和感を感じる場合、病院で異常がない時は「ヒステリー球」かもしれません。
風邪ではないと思うが喉の奥が痛い、喉に何か引っかかっている感じがするなどでお悩みの方は、病院では解決が難しい場合があります。
同じように喉の違和感でお悩みの方は、どうぞ参考にしてみてください。
- 病院で原因がわからない喉の違和感でお悩みの方
- 長期間に渡り、喉に違和感があって困っている方
- 更年期を迎えて、色んな不調がある方
いつまでも良くならない「喉の違和感」の解決法

病院では異常がない?
最近、こんなことはないですか?
- 喉がイガイガする
- 喉が詰まった感じがする
- 喉に何か炎症が起こっている感じがする
- 喉の奥にラップがへばり付いているような感じがする
- 喉がヒリヒリする感じがある
しばらくしたら良くなるだろうと放っておく方が多いです。
でも一向によくなりません。
そして耳鼻咽喉科へ受診します。
でも、「これと言って原因はわからない」といわれます。
このような喉の違和感のある方が、いらっしゃいます。
耳鼻咽喉科で異常がないと言われても、まだ何か違和感があったり、喉が詰まった感じがするということはありませんか?
もしかしたら、これは自律神経の乱れかもしれません!
まずはストレスをため込まないことです。
4つのストレスを認識し減らしていくことが大切です。
精神的ストレスがなかったとしても安心できません!
構造的ストレスも化学的ストレスも温度・湿度・電磁波などのストレスもあります。トータルで考えるようにしてください。

喉の神経と筋肉
喉の詰まった感じは食道の構造が大きく関係しています。
食道は上の部分と下の部分では神経が違うのです!

参考:「イラスト解剖学」より
上は横紋筋(随意筋・・・つまり自分の意志で動かせる)
下は平滑筋(不随意筋・・・自分の意志で動かせない)
下の動かす筋肉は迷走神経が大きく影響しています。
どういうことかといいますと唾は飲みこめますよね。
でも、そこを通過してから胃に入る部分は自分ではコントロールできないのです。
これは自律神経の副交感神経である「迷走神経」が支配しています。

ここで注目したいのが、喉を動かす筋肉に繋がっているのが「疑核」(延髄)から出てきている神経です。この神経の一部に、胸腔から返ってくる神経もあり反回神経と呼ばれています。
喉の筋肉でいいますと食べ物が口から入ってきて入口では自分の意志で飲み込めますが下の部分の胃に繋がる部分では自律神経が乱れてうまく働かないと、うまく動いてくれないという事ことが起こることがあります。
それが喉の詰まった感じを引き起こすこともあります。
さらに飲み込みずらい場合は水分で流し込みたくなるのですが胃液が薄くなって消化不良を引き起こしてしまうこともあります。するとゲップなどが多く出ることもあるのです。
長時間の起立、痛み、驚き、怒り、おしっこ、咳、ストレスなどの刺激によって迷走神経の内臓の神経部門が過剰反応を起こすことがあります。
すると副交感神経が優位になるので、脈が落ちたり、心拍数が低下したり、血管が広がったり(血圧低下)してしまいます。
子供が朝礼で倒れてしまったり、酔った人がトイレで倒れてしまったりする原因の多くが、この迷走神経反射ということになります。
(症例)更年期の症状と喉の違和感でお悩みの患者さん
最近、来院された患者さんは3年前から、いろんな治療を受けてこられた患者さんで、なかなか良くならず当院に来られました。症状としては次の通りです。
- 喉の違和感と全身の倦怠感
- 手足の冷え
- 背中の部分の側弯が強い
- 副鼻腔炎(蓄膿)
- 腰痛
と全身の症状がありました。
全身調整をさせてもらって2回目で変化を感じていただけました。
「今まで、どこに行っても変わらなかったり、すぐに戻ったりしたけど、今は良い調子が続いています!」と喜んでいただけました。
現在、メンテナンスで2週間に1度来てくださっております。
喉の違和感はありません。
*すべての方が同じように変化が出るということはございません。
ただ極度のストレスがあった時は食べ物を飲み込む時に凄く違和感が出る場合もございます。
メンテナンスで体の調整をさせていただき、心理面でのサポートもさせていただいております。
すると少しづつですが思いっきり仕事もできるようになられると思います。
当院の解剖生理学的・心理学的アプローチ

解剖生理学的に首や背骨、顎や頭、内臓や血液やリンパ、脳脊髄液などの全体的なバランスを調整させていただきます。
また心理学的には「言いたいことが言えていない」という抑圧から筋肉の緊張により症状として出ていることが考えられましたので、そちらの解放も一緒にさせていただいております。
大きな声で「バカヤロー」という訓練を一緒にしました。ストレスに思っているのは姑さんのことでしたので、本人には絶対に聞こえないところで、声に出していってもらうというワークをしました。
すると抑圧された感情が少しづつ解放され、少しづつスッキリしてきます。
また心と体が繋がっていない状態だと感じたので、繋げる訓練をしました。じゃんけんをして勝ったら「大げさに喜んで万歳」してもらいました。
だんだん本気で喜んでもらえるようになりました。
ストレスからくる喉の違和感の対処法
ストレスを受ける
↓
交感神経が優位になる
↓
副交感神経の働きが弱くなる
↓
迷走神経の働きが弱くなる
↓
喉の神経の働きが乱れてタイムラグが起こる
↓
違和感が起こる
↓
なかなかよくならない
対策
このような時は大きな声を出すことも大切です。
喉の違和感のある人は自分の言いたいことが言えていない方が多いのです。
あなたはいつも我慢ばかりしてませんか?
時には大きな声を出して欲しいのです。
カラオケがいいですよ!もしくは山登りをして「やっほー」と大声で叫んでください。
とてもスッキリします。
横隔膜を動かすことは運動になり交感神経を刺激してくれます。
まとめ
- 喉の違和感があるのはストレスが原因かもしれない
- ストレスと生活習慣を見直す
- 心理学的には「言いたい事が言えてない」ことが多い
- 対策としては大きな声を出すこと
- 感情の抑圧している部分に目を向けて解決していく
- 感情と体を繋げる訓練をする(例えば、じゃんけんをして勝ったら喜んで万歳する)