

便秘と下痢を繰り返します。
性格は人に頼むことができず、自分で何でもやって、体力的に疲れ果てて
しんどくなってしまいます。
何とか解決できないでしょうか?
このようなお悩みを解決します。
完璧主義で気配りができて、社会的には、とても素晴らしいです。
ですが自我が弱くなって、お辛くなられています。
言いたいことがいえず、我慢ばかりしておられます。
本当にお辛いですね。
あなたはよく頑張っておられます。
その悲鳴がカラダ警告サインとして出てきているのです。
完璧主義で融通が利かないといわれ、便秘と下痢を繰り返す方
心身症ってご存じですか?
今回はストレスからくる体の不調についてのお話です。
40代の女性の方です。
もともと内科的な病気がたくさんあられます。
それがストレスによって悪化してしまい、うつ病寸前までになられた方です。
同じようにお悩みの方は、どうぞご覧になってください。

いろんな原因や病気がございます。
心身症とは

心身症とはストレスが原因で身体の不調がでていることです。例えばこのようなものがございます。
- 胃や十二指腸潰瘍
- 片頭痛
- 甲状腺機能亢進症
- 過敏性大腸炎(過敏性腸症候群)
- 気管支ぜんそく
- 糖尿病
- 高血圧
- 肥満
- リウマチ性関節炎
- 潰瘍性大腸炎
- じんましん
- 狭心症
ストレスによる警告
ストレスは身体からのお知らせなんです。
ストレスは悪いものばかりではありませんが、それが続いてしまうとストレスに対抗してくれているホルモンなどがなくなってしまうのです。
そして疲弊してしまい、やる気もなくなってしまうのです。
うつ病になるまでには段階がある
自律神経の乱れ
↓
自律神経失調症
↓
抑うつ状態
↓
うつ病
その途中でなんとか食い止めたいですね。
心身症になりやすい性格
- 競争意識が強い
- 攻撃的
- プライドが高い
- 仕事一筋
こんな方は心身症になりやすいので注意してください。特に心臓疾患などに注意してください。
ストレス解消のヒント
- 自己肯定感を増やすために自分の好きなところを1分で10個書けるようにする
- 大きな声で歌を歌ったりする
- 好きな歌手のコンサートに行ったりする
- 散歩など軽い運動をする
- 朝日を浴びる
- 趣味を楽しむ
- 食事に気をつける(カフェイン、ファーストフードは禁止)
- 和食中心にする
- たばこをやめる
- お酒もほどほどに
- 睡眠の質をあげる努力をする(準備が大切です)
- スマホを目覚ましに使わない
- 寝る前にスマホ、パソコンを見ない
ストレスチェックしてみてください
このうち心身の疲労はこのようになっておりますので注意してください。
0~4個 | 〇 | 心身共に問題ないレベルです |
5~8個 | △ | ややお疲れです。仕事を少し控えて、遊びの予定も入れましょう。 |
9個〜 | × | かなり疲労しておられます。休暇をとるのもひとつです。お辛い時は早めに病院などで相談してください。 |
40代女性、会社員の方が笑顔になられました
シングルマザーで、完璧主義の方です。
人に任せられない性格で疲弊してしまいます。便秘と下痢を繰り返し腹痛がしょっちゅうあります。
過敏性腸症候群と診断されています。
過敏性腸症候群の特徴
こんなことはございませんか?

ストレスが大きくなると、体の症状としてお腹が痛くなったり、下痢と便秘を繰り返したり、おならが出過ぎたりすることがございます。
これは脳と腸の関係、自律神経の乱れ、姿勢の問題などが考えられます。



当院の症例
40代会社員。3年前離婚されたシングルマザーの方です。
仕事と家事の板挟みでどんどん疲れて行きお休みもない状態でした。うつ病寸前までいき自分の状態に気づかれました。真面目一徹で、ひとりで何でも抱え込んで頑張るタイプの方です。
子供との仲もそれほど良くなくて、それも悩みの種でした。自分には居場所がない感じがするとおっしゃってました。趣味もお金がかかるので断念しておられます。そして仕事でミスが続き腹痛がしょっちゅうおこるようになってしまわれました。
当院ではリラックスしてもらうために副交感神経を働かせる手技を中心にさせていただきました。
お腹の調整、頭の調整、そして背骨の調整を中心にさせていただきました。
そして生活習慣を見直していただきました。体力をつけるようにし、カフェインもやめてもらいました。砂糖はとにかく控えてもらいました。
朝食は菓子パンをやめ、和食中心にしていただきました。
姿勢の徹底をさせていただきました。
ストレス解消のためにカラオケ、山登りなどをおすすめし声を出して、少し運動してもらうようにいたしました。
毎朝、朝日を浴びていただき、セロトニンにも意識いたしました。少しづつ心理面での消化不良の部分にもアプローチしております。一気に好転するということではございませんが腹痛の回数や程度は軽減してきたと、おっしゃっていただけました。
すべての方が同じ効果があるということではございませんが、よい方向へ一緒に進んでいけたらと考えております。
過敏性腸症候群に関する本です。分かりやすいので参考にどうぞご覧になってください。
↓↓↓
まとめ
- 感情の抑圧で症状が出る場合がある
- 我慢しすぎて体に反応が出る
- ストレスを発散すること
- 生活習慣を見直し笑顔で過ごす