

芸能活動をしています。
毎日、歌や踊りのレッスンはキツイですが大好きです。
オーディションなどのプレッシャー、ライバルとの競争が、とてもストレスです。
いつ落とされるかわからない不安と恐怖と戦っています。
毎日、ストレスが強く、最近は、しゃっくりが止まらずに悩んでいます。
やる気がなくなったり物忘れがひどくなることもあります。
何か解決法はありますか?
「しゃっくりが止まらない……」
最初は笑っていられても、何度も繰り返したり、なかなか止まらなかったりすると、だんだん不安になりますよね。
しゃっくりは、多くの場合は一時的なものですが、早食いや食べ過ぎ、アルコール、急な温度変化だけでなく、強い緊張やストレスがきっかけになることもあります。
ただし、長引くしゃっくりを「ストレスや自律神経のせい」だけと決めつけることはできません。
この記事では、しゃっくりが起こる仕組み、ストレスや自律神経との関係、自分で試しやすい対処法、そして当院で経験した一例を、できるだけわかりやすくお伝えします。
「このしゃっくり、なんで止まらへんねん……」
そんな方にとって、少しでも解決のヒントになれば幸いです。
- 「しゃっくり」が止まらなくて困っている方
- しゃっくりが長引き、原因がわからず不安な方
- 強いストレスやプレッシャーの中で、毎日頑張り続けている方
- 歌やダンス、舞台、オーディションなどで、心も身体も緊張することが多い方
- 頑張っている娘さんやご家族をそばで見守り、「何かできることはないかな」と心配されている方
「吃逆しゃっくり」の原因と対策
多くのしゃっくりは一時的なもので、48時間以内に自然に治まります。
しゃっくりは、横隔膜などの呼吸筋が自分の意思とは関係なく収縮し、その直後に声門が閉じることで起こる反射運動です。
息を止めたり、水を少しずつ飲んだりすることで治まる方もいますが、効果には個人差があり、確実な方法ではありません。
そして、48時間以上続くものは「持続性吃逆」と呼ばれます。
強い緊張やストレスが関係することもありますが、それだけが原因とは限りません。
「しゃっくり」が関係する神経
しゃっくりには、横隔神経や迷走神経、交感神経の線維、脳幹などが関わる「反射の回路」があると考えられています。
何らかの刺激がこの回路に入ると、横隔膜などの呼吸筋が急に収縮し、その直後に声門が閉じます。
そのときに出るのが、「ヒック!」という、あの音です。
ただし、しゃっくりが起こる詳しい仕組みについては、まだ完全には解明されていません。
48時間以上続く場合は原因の確認が大切です
48時間以上続くしゃっくりには、胃食道逆流などの消化器の問題、脳や神経に関係する病気、胸部の病気、代謝異常、薬の影響など、さまざまな原因が考えられます。
もちろん、長引くしゃっくりがすべて重い病気というわけではありません。
ただし、48時間以上続く場合や、頭痛・手足の動かしにくさ・ろれつが回りにくいなど、ほかの症状を伴う場合は、ストレスや自律神経だけと決めつけず、医療機関で一度相談してください。まずは内科などで相談し、必要に応じて専門科につないでもらう方法があります。
原因として考えられるもの
- アルコール、飲食物の刺激
- 早食い
- 一気飲み
- 暴飲暴食の急激な胃の拡張
- 急に大声、高い声を出す
- 薬の副作用
- 急にビックリさせられる
- 急な温度差、飲食物の温度差
- ストレス
仕事や勉強、人間関係などによる強い緊張や不安が、しゃっくりのきっかけになることがあります。ただし、長引くしゃっくりをストレスや自律神経だけで説明することはできません。
自宅で試しやすいしゃっくりの対処法
一時的なしゃっくりの場合は、次のような方法で治まる方もいます。
- 無理のない範囲で息を止める
- 冷たい水を少しずつ飲む
- ゆっくり呼吸を整える
- お腹を圧迫しすぎない楽な姿勢をとる
ただし、どの方法にも個人差があり、必ず止まるわけではありません。
当院では、首や胸郭の緊張、姿勢、呼吸のしやすさなどを確認しながら、身体全体のバランスを整えていきます。
当院のクライアントさんの場合
強いストレスがあり「しゃっくり」でお悩みのクライアントさん
先日、芸能界でアイドル活動をされている方がお越しくださいました。
アイドルや芸能界は競争の厳しい世界です。とても凄いストレスが日々かかるそうです。
オーデションも月に何度も受けられますし、歌やダンスのレッスンも毎日、受けられているそうです。
舞台などで役をもらうのは本当に一苦労だそうです。
そんな彼女から少し相談を受けました。それは吃逆です。
吃逆がしょっちゅう出て困っているそうです。しかも、なかなか止まらないのだそうです。
ご本人は、日々のオーディションやレッスンによる強いプレッシャーを感じておられ、しゃっくりが頻繁に出て、なかなか止まらないと相談されました。
強い緊張や不安がしゃっくりのきっかけになることはありますが、それだけが原因とは限りません。
首や胸郭、呼吸に関わる身体の緊張を確認し、呼吸がしやすくなるように身体全体を調整しました。
施術の経過
施術後、一時的にしゃっくりが強くなったと伺いました。
その後の経過を確認しながら対応し、3回目の施術後から、しゃっくりが出なくなったとご本人から伺っています。
当院では、身体全体を一つのつながりとして考え、首や胸郭、筋肉や関節の緊張、姿勢、呼吸のしやすさなどを確認しながら、痛みの少ないやさしい施術を行っています。
また、安心して施術を受けていただける環境づくりも大切にしています。
現在は大変なプレッシャーはあるものの芸能活動を楽しんでおられ活躍されておられます。
基本的には呼吸と血流が大事で、次に生活習慣を見直すことが大切だと私は考えております。
よくある質問
- Qしゃっくりはストレスで起こることがありますか?
- A
はい。強い緊張や不安、興奮などが、しゃっくりのきっかけになることはあります。
ただし、すべてのしゃっくりがストレスによるものではありません。特に長引く場合は、ストレスや自律神経だけと決めつけないことが大切です。
- Qしゃっくりが48時間以上続くと危険ですか?
- A
48時間以上続くものは「持続性吃逆」と呼ばれます。
必ず重い病気があるという意味ではありませんが、さまざまな原因が考えられるため、この記事内の「48時間以上続く場合は原因の確認が大切です」の項目も参考にしてください。
- Qしゃっくりは自律神経の乱れが原因ですか?
- A
「自律神経の乱れが原因です」と単純に断定することはできません。
しゃっくりには、横隔神経や迷走神経、交感神経の線維、脳幹などが関わる反射の仕組みがあると考えられています。
一方で、強い緊張や不安、過呼吸などがきっかけになる場合もあります。
- Q息を止めたり、水を飲んだりすると本当に止まりますか?
- A
息を止めたり、水を少しずつ飲んだりすることで治まる方もいます。
ただし、効果には個人差があり、必ず止まる方法ではありません。苦しくなるほど無理に息を止める必要はありません。
- Q整体でしゃっくりは止まりますか?
- A
当院では、しゃっくりでお悩みの方の施術も行っています。首や胸郭の緊張、姿勢、呼吸の状態などを確認しながら身体全体を調整します。実際に当院では、施術を重ねる中でしゃっくりが出なくなったと話される方もいらっしゃいます。
まとめ
- 多くのしゃっくりは一時的ですが、48時間以上続く場合はさまざまな原因を考える必要があります
- 強い緊張やストレスがきっかけになることはありますが、それだけが原因とは限りません
- 当院では、首や胸郭の緊張、姿勢、呼吸のしやすさなどを確認し、身体全体を整えるサポートを行っています
しゃっくりは、多くの場合は一時的なものですが、長く続くと眠れなかったり、食事がしにくくなったりして、思った以上に心身の負担になることがあります。
強い緊張やストレスがきっかけになることもありますが、原因はそれだけとは限りません。
「たかが、しゃっくり」と我慢しすぎず、ご自身の身体からのサインとして、少し立ち止まって呼吸や生活習慣を見直すきっかけにしていただければと思います。
頑張ることも大切ですが、ときには休むことも立派な前進です。
一人で抱え込まず、どうぞお気軽にご相談ください。

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参考文献
- 『わかもとの知恵』:筒井康隆
- 『うつは「体」から治せる』:鈴木直人
- 『うつ病・自律神経失調症治る人治らない人』:鈴木直人




