マラソンって人生みたいなんです。
最初は辛いこともありますが走っていると凄く楽しくなります。
知らない人が応援してくれたりもして、とっても元気をいただきます。
しんどいけど、また走りたくなってしまうんです。
私はマラソンが趣味なので、時々走っています。すると疲れてくるとフォームが乱れて膝や太ももの外側、足の裏が痛くなってきます。
腸脛靭帯炎、ランナーズニー、足底腱膜炎、シンスプリントすべてを経験したことがあります。
中学時代はサッカーをしていて足の捻挫や肉離れもしたことがあります。
だからケガの辛さや痛さがわかります。また専門的に施術や対処法もさせていただけますので、予防を兼ねたメンテナンス、調整、パフォーマンスアップなどの面でもサポートさせていただきます。
特に今回は足底腱膜炎をメインにしたいと思います。
足底筋膜炎・腸脛靭帯炎・ランナーズニーが辛い
冬はマラソンの季節です。目標をしっかりと定めて、それに向けて練習をされておられるクライアントさんが数名いらっしゃいます。
先日は足底筋膜炎といって足の裏が痛くなられた方がいらっしゃいました。
検査をさせていただき、フォームチェックをさせていただきました。
その方の走っている姿を動画で撮って見せていただきました。
足の着地の時の足首の捻じれ、腕の振りの左右差、骨盤の捻じれの動きの左右差が気になりましたので、予防とフォーム修正をアドバイスさせていただきました。
マラソンをされていて、良く足や腰が痛くなられる方は自分のフォームを動画に撮影してチェックしてみてください。ケガの原因がわかると思います。
女性の方は腕を横に振ってしまっている方も多くみられます。手を横に振るとロスが大きくなり、骨盤までの連動性が少なくなり、長い距離を走ると、どこかに負担がかかってしまいがちです。
良かったら一緒にフォームチェックしてみましょう。私も自分でフォームチェックしているんですよ。
マラソンは特に予防が大切
私もマラソンが趣味です。タイムは遅いですがケガのないように健康と体力作りの為に走っております。高校時代はサッカーをしていて強い足首の捻挫をした経験があり古傷が今でも痛み、フォームも崩れるので膝が痛くなったりしてしまいます。
でもマラソンしているとランナーズハイといって、途中で気持ちが良くなってくる時があります。これがあるので止められないのかもしれません。(笑)
何とか初めての挑戦でフルマラソンを完走できたので足底筋膜炎というケガの予防と対策を交えながら当日の様子を残しておきたいと思います。
フルマラソン完走秘話
良かったら参考に御覧ください。
2013年11月3日(日)フルマラソン完走いたしました。
今年の大きな目標は「フルマラソン完走」です。まずは目標を決めて逆算してトレーニングや準備などの計画を立てていきました。
マラソン当日
午前6時起床
前日は早く寝たのですが緊張して、ぐっすり眠れた感じはなかったです。
午前8時から現地でウォーミングアップということでしたので間に合うように出かけました。
しかし、いつも履いているランニングシューズを忘れ、途中の駅でUターンしました。
「緊張しているのかな」と感じました。会場には余裕を持って到着しました。
午前8時5分
現地到着。
ウォーミングアップをすませ、参加賞のTシャツをいただき、着替えて荷物置き場に荷物を置きました。トイレも大渋滞していました。特に女子トイレの混雑は大変なものでした。
フルマラソンは9時40分スタートです。時間の余裕はありますので焦りなどはありませんでした。
午前9時40分
緊張のスタートです。アドバイザーの高橋尚子さんが「絶対5キロ地点でも給水するように」とアドバイスしてくれました。
当日の気温と気候はマラソン日和です。少し曇っていましたが走りやすかったです。
いつも練習は夜にしていたので、走り始めは少し身体が重かったです。
走り出して周りのペースの早さにびっくりしました。
いつも1キロ6~7分ペースで走っていましたが、時計をみると1キロ5分をきるペースでした。周りにランニングクラブの方がいらっしゃって「このペース早すぎるで、おれはペース落とすわ!」とおっしゃってたのが救いになり、自分もペースダウン!これで何とか元気よく序盤は走れました。「これはイカン!」と思い、ペースダウンをしました。
緊張でいつもの冷静さを失う選手が多いそうです。アドレナリンによる興奮作用も働きます。周囲のペース配分などのアドバイスは重要だと感じました。
7.8キロで給水!
Qちゃんのアドバイスの通り、給水しました。喉が渇く感じがあったので美味しかったです。それからも各給水所では必ず給水するように心がけました。
10.5キロ
折り返し地点です。練習通り、なかなか良いペースで走れました。平均で1キロ6分くらいでずっと走ることができました。
中間地点
スタートしたところに戻ってきました。
たくさんの応援の方や10キロやハーフを終了した方が楽しそうに話しているのが見えました。
私は「こちとらまだ半分!がんばるぞー!!!」という気持ちでした。知らない方からも応援してもらい、とても元気と勇気をもらいました。
知らない方からアメをいただいたりポカリをいただいたり、バーベキューやっている方から差し入れをいただいたりして本当に有難かったです。(バーベキューのお肉はさすがにお断りしました。でもお気持ちは嬉しかったです(笑))
「くまさん、頑張れ!」とか「僕もくまさんです、一緒に頑張ろう!」といってくれた方、本当に嬉しかったです。ありがとうございました。
27キロ地点
ここで急に古傷の足首から左膝に激痛が走りました。
外側に痛みがあったので「腸脛靭帯、大腿筋膜張筋、ハムストリングス、腓骨の緊張からの炎症かな」と思い、すぐに給水所でストレッチをしました。
30秒だけ休憩して走り出すと、また走れました。
30キロ
2回目の折り返し地点まで来ました。もうここまで来ればあとは気力です。
前日、高校の同窓会がありました。
サッカー部の仲が良かったM君にアドバイスをもらい、「痛くなったら、すぐ歩きや、でないと完走が難しいで」とアドバイスの言葉をいただいておりました。
走れるところは走り、無理は少しだけして、何とか歩いて動き続けました。
給水所でいただいたバナナ、オレンジ、あんぱんが本当においしかったです。ボランティアの方が優しくて涙が出そうになりました。感動しました。あんぱん食べたらまた走れるんですね!不思議です。
「あの橋まで戻らなあかんのか?長いな~」などと考えながら、応援してくれる方の声援に何度も助けられて走り続けることができました。
ゴール地点
最後まで歩いたり、走ったりしましたが何とか時間内に完走することができました。
終了後、足の裏が急に痛くなり、しばらく歩くのが辛かったです。足底筋膜炎です。足の親指も爪が真っ黒になり血だらけでした。
結局、マラソンは自分との闘いです。途中でやめてもいいのですが、走り続けます。誰かに強制されているわけでもありません。そして達成感、周囲の応援のありがたさ、機嫌よく送り出してくれた家族に本当に感謝です。
無事、完走
ゴールしてから完走証明のタオルをいただきました。そして完走証をいただきました。
左足を引きずりながら、テーピングのブースで何とか歩いて帰れるようにしてもらいました。ありがとうございました。
2017年は、私にとって後厄でしたがいろいろな人や出来事に感謝できた一年でした。有難うございました。私にとっては一生心に残るフルマラソンとなりました。
足底筋膜炎について
バスケットボール選手の足底筋膜炎の方です。施術後、痛みは軽減されました。
足底腱膜炎の原因・症状
ふくらはぎや足関節の柔軟性がない方、偏平足の方でアーチが崩れている方に発症しやすいです。加齢や肥満でも起こりやすいといえます。また長時間の立ち仕事の方も負担がかかるのでなりやすいです。
踵と土踏まずが痛くなることが多いです。
足底腱膜炎の施術
当院では足の指の柔軟性をつけていき、足裏を柔らかくしていきます。またふくらはぎを調整することで柔軟性をつけていきます。骨盤や膝関節、股関節にも異常がないか検査しながら施術していきます。
当院は身体全体を1つのユニットとして捉えています。筋肉、関節、内臓、体液の流れなどを総合的にみて調整していきます。自然治癒力が発揮できる身体にしていくのが目的です。
足底腱膜炎の予防について
アーチをサポートするために「インソール」がオススメです。
普段からの体のケア、ストレッチや体操なども大切です。
まとめ
- マラソンを楽しむには準備が大切
- 練習でペース配分、フォームをチェックしておく
- 痛くなったら無理に走らず歩く
- 途中の給水所では必ず給水する
- 人とのご縁などマラソンを走るととても得る物が大きい