特に原因はわからないのですが、突然、ギックリ腰になってしまいました。
しかもこんな年末に・・・
1週間後に旅行の予定があるのに、キャンセルしないといけないのか悩んでいます。
何とかできないでしょうか?
このようなお悩みを一緒に解決しましょう。
年末年始に旅行の予定があるのに「ギックリ腰」になってしまい、お困りの方です。
旅行の予定があるとワクワクしますよね。
でも、そんな時に、ちょうどギックリ腰になってしまったら、とても残念で、すごく大変です。
せっかくの旅行が楽しめませんし、ひょっとしたらキャンセルしないといけないかもしれません。
良くなって欲しい「具体的な期限」がある方が来られました。
同じようにお悩みの方は、よかったらどうぞ、ご覧になってください。
ただし、すべての方が同じような結果になるという保証をするものではございませんので、ご了承ください。
年末年始の過ごし方がわかる
ギックリ腰でよくある原因
- 日々の生活の負担(重い物を持つ、同じ姿勢で長時間など)
- 運動不足、急に運動を始めた
- デスクワークが多く筋肉が硬くなる
- 暴飲暴食で内臓に負担がかかる
- 特に大腰筋というインナーマッスルが硬くなる
- 筋肉の柔軟性がない
お困りの症状
前に倒すのは大丈夫だけど、後ろが辛い
もともと体は柔らかかったそうです。
前に倒す時は手がべったりとつきます。ですが後ろに反ると辛い痛みがあります。
2日前にギックリ腰になられました。その時は激痛で眠れなかったそうです。
このような時は、特に前側の大腰筋などに原因があることが多いので丁寧に検査して施術していきます。暴飲暴食で内臓に負担がかかっても大腰筋に影響が起こることも考えられます。
年末で仕事の疲れがピーク!
年末年始やゴールデンウィーク明けなどはお疲れがピークになられる方が多いです。
それに加えて急な気温差や気圧差があったりすると身体に負担もかかります。
すると自然と筋肉が硬くなります。またデスクワークなどで長時間座っていると、大腰筋などが硬くなります。
筋肉が硬くなりますと血流が悪くなります。
そして姿勢なども悪化すると背骨や骨盤など身体の歪みがおこり、それ以上歪まないように筋肉が更に硬くなったり緊張したりしてしまいます。血流やリンパなどの体液の流れ、全身のバランスが崩れることも考えられます。
間違った感覚や運動の信号が脳に届けられますと誤作動を起こし自律神経など神経伝達にも影響が起こる可能性があります。
そうしますと筋肉もシートベルトを引っ張るみたいにロックされてしまうんです。
これは、それ以上動かさないようにしてくれている防御反応なんです。
〇〇〇を食べ過ぎていた!
この方も相当、疲労が蓄積しておられました。そして何気なく健康に良いと思っていた●●●をたくさん食べておられたのです。しかも1日3本も食べておられました。
それはバナナです。
バナナの食べ過ぎに注意
バナナは朝食などに、よく食べておられる方が多いです。私もだいたい一日1本は食べております。
そのバナナなのですが、食べ過ぎると、体にとっては、あまりよくないのです。
このバナナには「カリウム」がたくさん含まれています。
このカリウムの役割は、ナトリムを排出することです。
ナトリムが多すぎると高血圧などを引き起こします。
だから高血圧の方には、バナナを食べるのが良いことだという思い込みがあることが多いのです。
ですが、食べ過ぎると体内にカリウムが過剰に入る事になるのです。
カリウムが多すぎると神経の働きが悪くなってしまうことがあるのです。
特に自分の意志では動かせない自律神経は影響を受けやすいのです。
そのため、カリウムが増えると自律神経の乱れの症状が出てきてしまうことがあるのです。
- 体がだるくなる
- 頭痛
- 動悸、息切れ、息苦しい、心臓がバクバクする
- めまい
- 胃腸の調子が悪い
- 光がまぶしく感じる
健康な状態だったら、このカリウムが体内に、たくさんあったら、体外に排出してくれるようになっています。
しかし、継続したストレスが多いと、この排出してくれるホルモンが出にくくなってしまうのです。
このホルモンは副腎というところで作られます。
だから副腎が疲労するとカリウムの排出ができなくなってしまうのです。
副腎はストレスに対抗するコルチゾールというホルモンも作ってくれるところです。
このような時にバナナを食べると、さらにカリウムが増えるので、体調は悪くなってしまうのです。
基礎の基礎ですので高校の時の生物などで習ったかもしれません。参考に御覧ください。柔道整復師の国家試験にも出題されていました。
対策としは、副腎が疲れている時、つまり継続的な強いストレスがあって自律神経が乱れている時は、バナナではなく、ナトリウム(塩分)を摂った方がオススメです。
なぜなら副腎はカリウムの排出とナトリウムの再吸収をしてくれているからです。
疲れているとナトリウムが減ってしまいます。
だからストレスが強く、疲れている時は、塩分が欲しくなることは、自然と体が欲しているのです。
疲れている時は、少し梅干しを食べるなどもオススメです。
当然、どちらも食べ過ぎたりしないようにしてくださいね。
疲れているときは、絶対に「休息」が大切です。
口唇ヘルペスや帯状疱疹ができた時などは、疲れて免疫が低下している可能性が高いので、休むことを最優先してください。
当院の施術と経過
施術
しっかりと検査させていただき、施術させていただきます。当院では「痛くないところで90秒保持する」というような優しくて安全で気持ちの良い施術が中心となっておりますので安心してください。
経過
メンテナンスをさせていただくとギックリ腰を起こしにくくなられる方が多いです。
2年前にもギックリ腰
2年前にもギックリ腰をされたそうです。やはり冬だったそうです。
冷えも関係しますし年末の仕事の疲れがピークになっておられたのかもしれません。
なかなか良くならない方、もしくは毎年ギックリ腰を起こされる方は生活習慣に問題があることが多いです。
このような生活習慣には注意が必要です。是非とも生活習慣の見直しを優先してください。こちらのクライアントさんは、しっかりと修正してくださいました。
解決策は生活習慣の見直し
とにかく「1週間後の旅行をキャンセルしたくない」ので、なんとかしたいというご要望でした。
この痛みが取れるか軽減するかは、ご本人の治癒力にかかっております。つまり体力と関係します。
私は、その方の持っておられる自然治癒力を信じております。すべての方が同じではなく、原因も結果も経過も違います。ですので、この痛みが出たのは「何か生活習慣を見直してください」という警告だと理解してください。生活習慣を見直すきっかけを教えてくださったのだと理解して欲しいのです。
体を正常に戻していくのは、あなた本人なのです。それに気づいていただいて絶対に自分で生活習慣を見直して、他人まかせではなく自分で良くなっていくんだという強い気持ちを持っていただきたいのです。私は、クライアントさんの自然治癒力が働いてくれるように最善を尽くします。
施術を重ねて、今回は4回で10の痛みが1になり、旅行にも無事に行かれました。
早く来てくださったのと、生活習慣の修正をした所を、しっかりと守っていただいたのが良かったと思います。
ギックリ腰の方がマシになった
当院でギックリ腰の方がマシになられました。
まとめ
- 痛みや不調は「体からの警告サイン」と理解する
- 痛みは生活習慣を見直す良い機会を与えてくださったと感謝する
- 生活習慣の見直しをして、しっかりと守ることが早く解決する近道となる