

死にたいと考えることが多いです。
私はどうしたらいいのでしょうか?
本当にお辛かったですね。
よく一人で頑張ってきましたね。良かったら、これから一緒に回復法を考えていきましょう。
「死にたい」って思うのは病気?それとも甘え?
実は、精神科では「希死念慮(きしねんりょ)」という名称があります。
これは、「具体的に自殺を計画しているわけではないけれど、死を考えてしまう気持ち」のことです。
こういった状態の多くは、うつ病や不安障害、PTSDなどの背景があったり、脳内の神経伝達物質のバランスの乱れが関係していることもわかっています。
当院では症状発生率をもとに考えていきます。4つのストレスは、どの程度か?4つのストレス耐性はあるのか?ということから、その方の悩みにアプローチしていきます。その準備ができているのです。

やる気が出ないのは「心」じゃなくて「脳の栄養不足」かも?
「やる気ホルモン」ともいわれるドーパミンです。
「安心・安定ホルモン」はセロトニンです。
これらが不足していると
- 何もしたくない
- 小さなことでも不安になる
- 感情がコントロールできない
といった症状が出やすくなります。
ドーパミンやセロトニンの材料は、鉄・ビタミンB群・タンパク質などの栄養素から作られています。
つまり、食事や生活習慣が「脳」にも影響しているんです。
当院で行っている「体から整えるアプローチ」
当院では、以下のようなサポートを行っています。
1.分子栄養学に基づいた食事アドバイス
- 鉄や亜鉛、たんぱく質不足のチェック
- 朝食を見直し、血糖の乱高下を防ぐ
- 腸内環境の改善(味噌汁・発酵食品など)



2.心理ワーク・認知行動療法
- 「自分責め」や「極端な思考」に気づくワーク
- 感情と向き合うフォーカシングやマインドフルネス
- 小さな成功体験を重ねて、自信を取り戻す
フォーカシングとは
自分の内側にある“もやもやした気持ち”や“言葉にならない感覚”に静かに注意を向けて、それを丁寧に感じることで心を整理していく心理技法です。
具体的なやり方
- 静かな場所で目を閉じて、今の自分の体の感覚に意識を向ける
- 「なんか、胸のあたりがザワザワするな…」と気づく
- その“ザワザワ”に、「どんな感じ?」と優しく問いかけてみる
- その感覚が言葉やイメージとして浮かんできたら、それを大切に受け取る
✔ 無理に分析したり、正解を探そうとしないのがポイントです。
✔ 「ただ、そこにある感覚を大事にする」ことが癒しにつながります。
どんなときに効果的?
- 自分の気持ちがわからなくなっているとき
- 不安やイライラ、悲しみが消えないとき
- 決断に迷っているとき
- 人の目ばかり気にしてしまうとき
当院でのフォーカシングの活用例
当院では、カウンセリングや心理ワークの中にフォーカシングを取り入れています。
🌿 例えばこんな場面で活用しています
- 「しんどいけど、理由がわからない」と訴える女性に
- 「頭ではわかってるけど、感情が追いつかない」という方に
- トラウマのような体の反応がある方に(ソマティック・エクスペリエンシングと併用)
フォーカシングの魅力
- 深い安心感や納得感が得られることが多い
- 無理に話さなくてもいい
- 頭ではなく「体の声」に耳を傾ける
- 自分の感情に“優しく寄り添う”練習になる
3.オステオパシー・整体による神経調整
- 背骨や頭蓋、リンパや血流、脳脊髄液などの体液循環、内臓のリズムの調整で、自然治癒力を高める
- 交感神経ばかり働きすぎている人には、副交感神経を優位にしていく
- 呼吸、内臓の緊張をゆるめて「安心」できる身体へ
体力→心の回復が順番です
「心を元気にしよう」とがんばっても、体が限界だと、なかなか前に進めません。
当院では、
①まず体力・栄養を整える → ②その後、心のケアや思考のクセにアプローチする
という順番で、無理のないサポートを行っています。
実際に回復された方の声
💬「毎日、死にたいと思っていたのが、最近は『お昼何食べよう』って考えられるようになりました」
💬「鉄とたんぱく質を意識して食べただけで、朝がすごくラクになりました」
💬「施術を受けるたびに呼吸が深くなって、涙が出てきました。今は夜も眠れています」

生活習慣で気をつけたいこと5つ
- 朝食を抜かない(特にたんぱく質)
- 夜ふかしをやめて、日光を浴びる
- SNSで自分を責めすぎない
- 頑張らずに休む日をつくる
- 「しんどい」と言える相手を1人持つ
最後に
あなたの「死にたい」は、生きたい証
「死にたい」と感じているとき、実は心の奥では「変わりたい」「このままじゃ嫌だ」と思っているのかもしれません。
その声を、体と心の両面から、私たちは受け止めたいと思っています。
「こんな相談でもいいのかな…」と思わずに、まずはLINEでメッセージをください。
小さな一歩が、大きな回復につながることがあります。
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