自律神経失調症、うつ病でお困りの方へ、当院では原因を把握し、しっかりとお一人お一人対応させていただき、改善をめざします。
また予防のための生活習慣で注意していただきたいことなどをお伝えしますので、一緒に解決へ向けて頑張りましょう。
自律神経失調症、うつ病でお悩みの方へ
自律神経の乱れにより体はいろんな症状が出ることがあります。
その症状が出る状態を自律神経の副交感神経の80%を占める迷走神経から考えていきます。これをポリヴェーガル理論といいます。
この理論により、今のあなたの現状の把握がやりやすくなり、対策も立てやすくなります。
あなたの、その時の状態によって、同じストレスを受けたとしても症状や状態が変わってしまうことがあるのが理解できると思います。
3段階あるということを理解してください。次にストレスによって、どう対処していくかをみていきます。体力が十分ある状態とします。
ストレス小の時、心身ともに健康な人(左側)ならば「副交感神経」で対応できます。つまり笑って過ごせるのです。
ストレス大の場合は「交感神経」で対応します。つまり戦うか逃げるかで対応するのです。この場合は症状としては興奮する状態なのでイライラしたり呼吸が上がったり、血圧が上がったり、脈があがります。喉が渇き、肩こりがキツクなり筋肉緊張します。
ですが自律神経が乱れていてメンタル面で落ち込んでいたり、職人気質ですぐにキレるような人、もしくは落ち込みやすく不安やパニックになりやすい人(中央)だとすると
ストレス大の時は同じように「交感神経」で対応します。ですが交感神経の面積が広いので、ストレス小の場合でも「交感神経」で対応してしまいます。つまり笑って見過ごせないのです。規律やルールに厳しい人や冗談が通じない人では、このようなことが起こってしまいます。また他人の顔色ばかりうかがっているような人も交感神経で対応するので疲れきってしまうのです。
最後に一番右側のフリーズの面積が大きな人です。ストレス小でもフリーズに入っています。当然、ストレス大はフリーズになってしまいます。すぐに症状が出てしまう方です。うつ病や自律神経失調症になるとフリーズが大きくなってしまうのです。
そして重要なのが体力がなくなった場合です。睡眠不足や不眠症の方の場合、体力が低下すると心身ともに健康な人(左側)でもストレス小が交感神経になり、ストレス大はフリーズに入ってしまうのです。
これと同じように中央のイライラ・不安の人もストレス大だとフリーズに入ってしまうのです。
ですので睡眠不足にならないように注意して欲しいのです。
ですので整体で体を調整しバランスを整え自然治癒力が正常に働き、心身共に健康な副交感神経優位レベルの「青色ゾーン」が広くなるようにできるのが理想的だと当院では考えております。
このような症状の方は、ご連絡ください
3つ以上当てはまれば、一人で悩まずに、当院へご相談ください。全力でサポートさせていただきます。
原因のわからない症状は自律神経の乱れかもしれません
お身体になんらかの症状があるのにもかかわらず、病院で診察を受けても、これといって異常が見当たらない場合がございます。
こんな時は自律神経の乱れから、あなたの今の症状が出ている可能性があるのです。
ストレスがずっと続いてしまうと動く神経がずっと働いてしまうことが多いのです。
その間、休む神経は働きにくくなっています。
ですので交感神経が多く働く役割の症状が表に出てきてしまうのです。
例えば
- 光を異常に眩しく感じる
- 心臓がバクバクする
- 汗がたくさん出る
- 喉がカラカラに乾く
- 血圧を上げる
などが起こったりしてしまいます。
一時的なものであれば、また休めば回復するのでしょうが、ストレスがずっと継続してしまいますと副交感神経が働いてくれませんので、寝れない、胃腸が動かない、筋肉の力が抜けない状態などが続いてしまって疲れ切ってしまうのです。
また女性は月経がありますので毎月の女性ホルモンのバランスの変化があります。
自律神経が乱れる原因
- 引っ越し、卒業、入学など環境の変化に対応しずらい
- エストロゲンなど女性ホルモンの影響を受ける
- 食べ物の影響を受ける、特にタンパク質不足、カフェイン、小麦、白砂糖の摂りすぎ
- 電磁波の影響、スマホやパソコンの使いすぎ、姿勢の悪さ
- コロナ禍による4つのストレス過多、ストレス耐性が低下
- マイナス思考
このようなことが考えられます。これを睡眠や休息などで解消できていれば、問題ないのですが解決できていない場合は、ずっと、このストレスにさらされ続けるのです。
それを放置してしまうといろんな症状がでてきてしまうのです。
自律神経の乱れで起こる可能性のある症状
本当にさまざまな症状がでるんですよ。それも心の症状と身体の症状があるんです。
心の症状
- イライラする
- すぐ不安になる
- 悲しくなる
- 情緒不安定になる
- 恐怖心、人間不信になる
- ありえないことをずっと執着して考える
- やる気がしない、何もしたくない
- ささいなことが気になる
- 集中ができない
- 記憶力が低下する
- 物忘れがひどくなる
- 自分が嫌になる
身体の症状
- 頭痛
- 頭が重く感じる
- 頭が爆発しそう、フワフワ感じる
- まぶたが痙攣する
- 疲れ目、目の奥の痛み、光が眩しく感じる
- 充血、ドライアイ
- 耳鳴り、耳の閉塞感
- めまい
- 喉の違和感、イガイガ、圧迫
- 口の渇き
- 唾液が異常に出る、味覚障害
- 心臓バクバク、冷えのぼせ、胸の痛み
- 手足の冷え
- 息苦しさ
- 胃や腸の不調、便秘下痢を繰り返す
- 食欲不振、食欲過多
- 多汗、汗が出ない、皮膚の乾燥
- 頻尿、尿が出ない
- インポテンツ、早漏、生理不順、外陰部のかゆみ
- 背中、首、肩のこり
- 筋肉、関節の痛みやだるさ
- 手足のしびれ、ふるえ、冷え
- 全身の疲れ、倦怠感、不眠
- 顎が痛い、口が開きにくい、歯ぎしりをする
自律神経の乱れの対策
まずは生活習慣の見直しです。
- 睡眠の質を上げる
- 食事(カップラーメンやジャンクフード、カフェイン、お菓子に注意)
- お風呂(ぬるめのお風呂につかる)
- スマホやパソコンの電磁波(目覚まし代わりにスマホを絶対に使用しない)
- タバコやアルコールを控える
ストレスを減らしストレスに対抗できる能力を上げていくことが大切なんです。
対策①情緒的サポート
情緒的なサポートが絶対に必要なんです。ご家族、ご友人、もしくは医師や私でもいいので、なんでも相談できる方があなたには必要なんです。
対策②対処能力
対処能力をつけていく、コミュニケーション力や適応能力を訓練していきます。そして知識をつけることも大切です。
不安なことは知らないことです。きちんとした正しい情報を知っておくことが大切です。
対策③体力
体力をつけていくことが第一優先です。2時間くらいゆっくり歩ける体力をつけていくことが必要です。
対策④自己肯定感
自己尊重感を増やすことが大切です。自分の好きなところなどを1分で10個は書けるようになってください。これも訓練で、できるようになります。
自律神経の不調に対する当院の検査・施術・考え方など
- お身体の調整で体力を回復(構造的ストレスを減らす)
- 心理セラピー、カウンセリング、ワークで心の安定(精神的ストレスを減らす)
お身体の調整は全身調整です。さらに頭やお腹を施術させていただくこともございます。ゆったりと眠たくなるような気持ちのよい施術ですので、ご安心ください。そして、心理セラピーは専門的に学んでおります、自己コントロールする訓練をさせていただきます。いろんなセラピーがございまして、あなたにその時、最適なセラピーをさせていただきます。
自律神経の乱れから全身お辛い方の症例
50代・女性・主婦の方です。
ストレスが強烈で自律神経の乱れからさまざまな症状がでてきました。
身体のあちこちが痛く、病院でも原因が不明ということで、とてもお悩みの方です。
親の介護疲れもあり、とても大変でした。
職場での人間関係のストレスもございました。
当院へお越しいただいている時が、リラックスできる唯一の場所だとおっしゃっていただきました。
指や肘、膝、いろんな関節の激痛がありましたが3か月ほど経過して痛みも、ほぼ、なくなってこられ笑顔になっていただけました。
ありがたいご感想をいただきました
まとめ
- 自律神経の乱れには生活習慣の見直しが大切
- ストレスを減らすことが大切
- ストレス耐性をつけることが大切
- 整体で体を整えて体力を増やす
- 心理セラピーで精神的ストレスを減らす