体って自動的に調整してくれる部分、機能があると聞きました。
私はホルモンのバランスが悪いと病院で言われたことがあります。
最近は、身体がだるかったり、急に冷えを感じたりすることもあります。
顔だけ汗が出たりして困ったこともあります。
生活習慣も乱れることが多いです。
これから、どうやったら調子良く過ごせるのでしょうか?
そのようなお悩みを解決します。
身体のバランス調節は、とても大切です。
自動的に調節してくれる機能は自律神経が関係していることが多いです。
みなさんはホメオスタシスって聞いたことがありますか?
日本語でいうと「恒常性」といいます。
人間の体というのは陰と陽があるように、上がったり下がったり、交感神経と副交感神経などのバランスを調整しております。
しかも自律神経が勝手に調節してくれるものなんです。
そのバランスを崩さずに生活できたらいいですよね。
最近、何故か身体の調子が悪い、だるい、疲れやすいなどで悩みの方は、どうぞ、ご覧になってください。
ホメオスタシスとは
簡単にいうと「バランスを保つ」ということです。
上ったり、下がったり、右にいったり、左にいったり、人間ってバランスをとって生きているんですね。
そのバランスを取りやすくするには、どうしたらいいの?というお話です。
当たりまえのことですが、ちっちゃいころからよくいわれている「規則正しい生活」が基本なんです。
自然から反したような生活習慣や行動、メンタルになりますと、不調が出て身体を不調にさせて知らせてくれるんです。
どんな高価なサプリメントを飲もうが、どんな素晴らしい病院で診てもらって、お薬をもらおうが、どんな素晴らしい治療を受けようが「身体の内外の状態を一定の範囲で保つ」ことが大切です。
この機能が、うまくいかないと良い状態を維持できないんです。
ホメオスタシスには3つポイントがあります。
ポイントは独立していますが連動しているということです。
自律神経では、昼間は交感神経が優位になります。
夜は副交感神経が優位になります。
1日の中でもリズムがあります。
ですから規則正しい生活をおくることによって自然に沿ったリズムができて身体がスムーズに働いてくれるようにできているんです。
対策①朝日を浴びる
朝、朝日が昇りますよね。
そうしたら、朝日を浴びてください!
夜暗くなったら、あまり遅くならないように寝てください。
この当たり前の事が大切なんです。
乱れがちな生活習慣を朝日がリセットしてくれます。
普通に生活されていても体内時計は約25時間くらいですので時差がうまれます。
それをリセットしてくれるのが朝日なんです。
私は毎朝、ウォーキングをしております。
そして、できれば食事の時間を一定にします。
私は夜などは家族一緒に、ご飯が食べるのが難しいので毎朝、一緒に食事をとって家族全員が1日1度は顔を合わせるようにしております。
可能なら仕事、休み、運動、お風呂も同じ時間にルーティンとして、できればベターですね。
生活が乱れると体調が悪くなる
↓
寝不足になる
↓
朝起きれない
↓
なんかだるい、やる気がでない
このような不調が起こってしまいますよね。
だんだんイライラして人の意見に耳を傾けたりできません。
子供では、すぐキレるといいますが、やはり生活習慣が、かなり問題だと思います。
対策②電磁波の対策
次に電磁波です。
スマートフォンは、すごく電磁波が出ています。
スマートフォンを目覚まし代わりに使用しないでくださいね。
睡眠の質も下げてしまいますよ。
ボディブローのように、じわりじわり効いてくるもんなんですよ。
頭(脳)からは1.5Mは離してくださいね。
できれば会話する時も耳に付けずに「スピーカー機能」を使ってくださいね。
対策③ビタミンDを摂取
最近、紫外線がすごく悪くて、すぐに皮膚がんになるんちゃうかな~などと思って、なるべく日光に当たらないようにしている方も多いそうです。
- しみ
- しわ
- 皮膚がん
のリスクは確かにあります。
白内障、翼状片(目の病気)などのリスクもあるそうです。
しかし適度に日光に当たることは、実は大切なんです。
皮膚からビタミンDが産生されるのです。
ビタミンDは80~90%は日光浴から体内で産生されるんです。
ビタミンDはカルシウムの吸収を促進します。
つまり骨折や骨粗しょう症の予防になるんです。
他にも炎症、免疫の調節、血管機能の改善、抗がん作用もあるといわれています。
ビタミンDが多いと糖尿病や癌、動脈硬化などにもなりにくいとされています。
またアレルギー性の病気、自己免疫疾患(特に多発性硬化症)、感染症、うつ病、パーキンソン病、歯周病、認知症、老化の予防にもなるそうです。
主に体の中のたんぱく質の働きを活性化させてくれます。
ビタミンDの生理的な働きは、正常な骨と歯を成長させてくれます。
また、小腸でのカルシウムとリンの腸での吸収を促進させてくれます。
血中のカルシウム濃度を一定に調節してくれて、神経の伝達や筋肉の収縮などを正常に行ってくれうる働きがあります。
腸管からのカルシウムの吸収が低下して、腎臓でのカルシウムの再吸収が低下します。
すると、カルシウムが不足して低カルシウム血症になります。
そのため、骨が柔らかくなり、大人、特に妊婦や産後のママさんでは骨軟化症になる可能性があります。
また、子供の場合は骨の成長に障害が起こり、姿勢が悪くなったり、足の骨が曲がったり、くる病になったりします。
骨量が低下している高齢者の場合は、骨粗鬆症になりやすくなり、骨折による寝たきりのリスクが高くなります。
食品からビタミンDをとるには、シャケ、うなぎ、たまご、乳製品、乾しシイタケが多く含まれています。
これらをきちんと吸収するには腸の環境が大切です。
便秘気味とかではないですか?
腸を冷やさないように注意してくださいね~
食品名 | 100g当たりビタミンD量(μg) |
---|---|
きくらげ 乾 | 85.0 |
乾しシイタケ | 17.0 |
まいたけ 生 | 4.9 |
エリンギ 生 | 1.2 |
エノキタケ 生 | 0.9 |
ぶなしめじ 生 | 0.5 |
シイタケ 生 | 0.4 |
対策④太陽に当たる
お日様に当たると良い時間はどれくらいだと思いますか?
週に3日、肌の3~4割の面積に15分くらい浴びるのがいいです。日陰で30分くらいです。日中はサングラスをしてくださいね。朝日がおすすめです。
自律神経が乱れて体調不良の方
いろんなストレスが重なり「うつ病」になってしまわれた方です。
当初は、34度の体温で、お風呂に入っていれも寒かったそうです。
完全に体温の調節機能が低下しておられました。
施術を重ねて、メンタル面での意識や感情解放などを継続して、3カ月かかりましたが、ようやく、体温が上がってきました。
極端な「冷え症」でお悩みの方です。
まとめ
- 朝日を浴びて体内時計をリセットしセロトニンを分泌する
- 朝食を食べて腸を動かす
- ビタミンDを摂取する
- 適度な運動をして不安などを解消する
- 免疫とホルモンと自律神経のバランスが大切