更年期障害なのでしょうか!
体がだるくてイライラします。
最近では集中力も低下しているように感じて趣味なども楽しめません。
便秘から急に下痢になり、それを繰り返します。
病院で過敏性腸症候群といわれました。
何とか、少しでも今より、生活がしやすくなって欲しいです。
このようなお悩みの解決のヒントになれば嬉しいです。
自律神経とホルモンと更年期の不調があり、便秘と下痢を繰り返す方です。
病院では「過敏性腸症候群」といわれております。
原因が不明で腹痛を繰り返す方は、どうぞ参考にしてください。
過敏性腸症候群を解決した秘密
自律神経が関係する「更年期障害」と「過敏性腸症候群」
病院では原因がわからず不安になります。
ストレスにより自律神経が乱れて、さまざまな症状を引き起こす場合があります。
激しいめまいや耳鳴り、突然の息苦しさの過換気症候群、女性ホルモンの影響とされる更年期障害、便秘と下痢を繰り返す過敏性腸症候群などがあります。
更年期障害
例えば更年期を迎え、女性ホルモンのエストロゲンが少しずつ減ってくるとします。
すると「視床下部」では、もっと「分泌してください」と指令を出しますが、「卵巣」では、うまく反応できなくなってしまいます。(閉経が近くなってくるとエストロゲンが減少)
だんだんと脳の視床下部ではバランスを崩してしまいます。すると自律神経も影響を受けて「更年期障害」の症状が出てくることがあります。
月経で貧血?更年期の不調
49歳で急に経血の量が増えたそうです。1日目から大量に血がドバーと出て、10日くらい続くそうです。夜用のナプキンも溢れるほどで、貧血のような感じで立ちくらみもあったそうです。
婦人科では「更年期かな?」くらいに軽くいわれたそうで、特に治療はなかったそうです。
その後、極端に経血の量が減っていったそうです。そして月経の間隔が3カ月、4カ月と開いていったそうです。時々は3カ月後に月経が来て、3日で終わり1週間経過してから、また来ることもあり、かなり不規則になりました。
最近10カ月来ていないそうで、そろそろ閉経かもしれないと思っているそうです。
色も前はドロッとしていて黒っぽかったのが薄茶色になって、おりもののようなものになり、少量になってきたそうです。
生理痛もあります。ホットフラッシュもあります。冬でも汗が大量に出ます。運動もしていないのに汗が出て困っています。寝汗は下半身だけにかくこともあります。日中は首から上が熱くなります。
困るのが「生理がいつくるかわからない」ということだそうです。常にナプキンを常備しないち不安になるそうです。
過敏性腸症候群
また過敏性腸症候群の症状も自律神経の乱れが原因のことがあります。胃や腸は副交感神経の担当なんです。強いストレスがあるとめちゃくちゃ交感神経が働きます。
すると交感神経が凄く上がります。筋肉が緊張して血管を締め付けて血流が悪化します。副交感神経が働きにくくなるので胃腸の動きが低下します。
すると腹痛、便秘、下痢を繰り返すようになってしまいます。これが過敏性腸症候群です。
ストレスで自律神経が乱れる
ストレスに対しては、「戦う」か「逃げる」かで対応します。
どちらもエネルギーが、たくさん必要ですので交感神経がすごく働いてしまいます。そうすると視床下部の働きが狂ってきます。
そうなると仕事や運動など、本来は交感神経が活発に働くときにも消化管が活動して「トイレにいきたい!」となったり「お腹が下痢」になったりしてしまうことがあります。
不調が続くとストレスを感じやすく「心」が不調になりやすい
最近、辛いニュースが多いです。コロナ感染やウクライナ侵攻のニュースなどです。
また、ご家族の悩みやペットの死などが重なってしまったりすると、これらのストレスを受けて更にお辛くなってしまいます。
うつ病
最近、気分が落ち込んで、ふさぎこんでしまったり、今まで楽しかった趣味などのやる気もなくなってしまっていませんか?今まで楽しく思えた自分の興味関心が少なくなってきた時は「うつ病」のサインなので注意してください。
これは「うつ病」に近づいているサインかもしれません。
心理的なストレスが原因となることが多く、脳の働きのバランスが崩れて交感神経と副交感神経が、どちらも働きにくくなってしまいます。運動もできず、寝ることも難しくなってしまいます。
女性に多く、最近では、高齢者に多いといわれております。
コロナ感染症で外出の機会も減り、運動も減り、日光に当たる時間が減ったことにより、セロトニンなどの神経伝達物質が分泌されにくくなってしまうのも原因の一つだと考えられます。
憂鬱な気分になったり、前に楽しかった趣味なども楽しくなくなってきたら、注意が必要です。
身体的には、体重が一気に減ったり、眠れない、または、眠りすぎる、ボーとする、落ち着きがなくなったりします。
前よりも疲れやすかったり、自分に自信がなくなって落ち込んだり、集中力や思考力が低下しているのを感じたり、「死」について考えたり、自殺を考えてしまったりしてしまいます。
2週間以上、このような症状が続く場合は一度、心療内科や精神科を受診されることをオススメします。
当院では、お身体の調整と頭、お腹をしっかりと調整します。そしてメンタル面でもアプローチをさせていただきますので、どうぞ一度、ご相談ください。
双極性障害
双極性障害とは、気分が異常に上がって「躁状態」になったり、落ち込んだりする「うつ状態」という両極端な症状が現れる病気です。最近では、脳の神経細胞の問題であることがわかってきております。
うつ病と間違われることが多く、うつ病のお薬で「躁状態になり」悪化することもあるので注意が必要です。
- 急に自分は無敵な感じになる
- 異常に気分が高まり、異常に活動的になる
- 早口でしゃべりまくる
- 次々といろんなことを思いつき、周りが振り回されることもあり、注意力も散漫になる
- 気分の落ち込みが凄い
- 眠れない
- 食欲がない
- 自分には価値がないと思う
- 死にたいと考える
特徴的なことは、本人が「躁状態」であるということに気付かないところです。
眠っていないので体調が心配だと病院への受診をすすめるようにしてください。ですが本人は病気と思っていないことが多く拒まれることが多いです。対策としては、その人の師匠など、「この人だったらいう事を聞く」という人に相談して、伝えてもらうことが重要です。
治療は「抗精神病薬」「気分安定薬」「睡眠導入剤」などが中心となります。
診療内科や精神科などではカウンセリングや認知行動療法が選択されることもあります。
当院では、身体を調整させていただき、精神的な部分にも寄り添って、心理ワークなどをさせていただくことがございます。
統合失調症
思春期に多いとされています。妄想や幻覚、幻聴などの症状があります。環境によるストレスが原因だと考えられています。
焦り、不安感、不眠、感覚過敏、集中力低下、気力が低下、食欲不振などがあります。
周囲の方は、否定をせずに、話を聴くことが大切です。そして家族だけで悩まずに、早く病院を受診されてください。
当院の経験的にも統合失調症の場合は、特にお薬の服用が必要なことが多いです。
落ち着いたら、身体と心の両方からアプローチできる当院の施術がオススメです。
HSP(繊細、過敏)
他人のちょっとした言動や、ささいな出来事などが気になってしまいます。
音や匂いにも敏感に反応してしまいます。
とっても疲れやすいです。相手の顔色や雰囲気にも気を配りすぎるので、生きづらくなってしまいます。また色んなことを並行してすることが苦手です。混乱して頭がパニックになることもあります。
発達系の問題が隠されていることもあります。特に多いのが自閉症スペクトラム(ASD)です。
グレーゾーンの方も認知行動療法が有効なこともございますので、病院を一度、受診してください。
解決するヒントは生活習慣にある
これを解決するには、まずは生活習慣がすごく大切です。
- 精神的ストレスの解消を見直す
- 交感神経がめちゃ働いている人、ちょっと攻撃的な人、イライラする人は、アロマや癒し音楽、フランダンス、ヨガなどゆったりとして副交感神経を働かすようにする
- 構造的ストレスを解消する(身体とくに背骨の歪みを整える)これ!すごく大事ですよ!
- 特に呼吸が大切で、深く深呼吸する
- 情緒的サポート、対処能力、体力、自己尊重感を増やしていく
深呼吸が大切
息を2~3倍ゆっくりと細く吐き続けるということを練習をしてください!
生活習慣の見直し
ストレスが強く、それが継続的にかかっていると自律神経が乱れて交感神経が優位になります。
こんな時は、リラックスして、ゆったりと過ごすことが必要です。
忙しすぎるあなたへ
- たまには仕事帰りにちょっとカフェなんかでゆっくりして帰ってみてください。
- お笑いをみて、思いっきり笑顔で笑ってください。(つくり笑いでもいいんです!)
- 思いっきり「泣いて」ください。(副交感神経が優位になります)
- 激しすぎないウォーキングがおすすめです。(風や花の匂いを感じながら、ウォーキングに集中してください)
- ぬるいお風呂につかってください。(40度くらい、30分くらいの半身浴がおすすめです)
- コーヒーなど「カフェイン」はやめてください。(交感神経を高めてしまったり、あまりない体力を枯渇してしまい、空元気を出させてしまいます。もっとしんどくなるかもしれません)
食べ物から改善するヒント
腸内環境が悪化すると蠕動運動が機能低下します、するとお腹の動きが悪くなるので便秘になりやすくなったりしてしまいます。食べ物では現代人の食生活の変化も影響しております。
特に食物繊維の不足です。そして肉や油料理が増えることによる腸内環境の悪化です。腸内では善玉菌と悪玉菌があって、善玉菌が減ってきている方が多いです。
善玉菌を増やすにはビフィズス菌が大切です。善玉菌を増やすには、食物繊維や乳製品、味噌などの発酵食品、でんぷん質、ビフィズス菌の餌となる「オリゴ糖」です。食品ではネギやゴボウ、玉ねぎ、ニンニク、はちみつに多いとされています。
できるだけ意識して、このような食品を摂取するように工夫してみてください。
ダンスの先生、右足の痛み、更年期障害、過敏性腸症候群の解決法
ダンスの先生がお越しいただきました。
素晴らしいボディバランスですが、それでも足首をケガすることもあります。
足のつま先を内側に捻じるようにすると痛みと違和感があります。
明らかに見た目も腫れておりました。
それと更年期障害のような「ほてり」、自律神経の乱れからくる感じの腹痛と下痢があります。
まずは検査をしてまいります。一緒に確認して「ここ」が痛いですよね~「ここ」が腫れてます。
当院の検査で競技復帰や仕事復帰のタイミングなどを判断するのですが違和感はありますが何とかできました。
施術では、ほんの数秒、足首の角度の調整をさせていただき背骨をゆらすのです。
背中をゆらすのです。背骨の中の管には神経の束が通っています。その管には脳脊髄液という液体も通っています。とても大事です。脊髄は脳から、お尻の方までつながっているんです。
その神経の流れがスムーズにいきますと本来、ヒトが持っている治ろうとする力が最高に発揮できるんですね。
ちょうどこんな感じなんです。だから、ケガであろうと、そのシステムが本来の形になれば、自然と、よくなっていってくれんですね。
足首の捻挫
お仕事なので、仕方ない部分もありますが今から4時間のレッスンがあるそうです。外傷にも当院の施術は皆さんに喜んでいただいております。おひとりで悩まずほっといたら治るやろ~と放置しないで早めにお越しくださいね。
まとめ
- 更年期障害は生活習慣を見直し
- ストレスを減らす
- 適度な運動をする
- 交感神経が優位になりがちなのでリラックスする
- 食物繊維を摂取し善玉菌を増やす