顔だけ熱くなったり、眠れなかったり、体が疲れやすく、だるかったりします。
閉経が近くホルモンバランスも悪くなってきている気がして、「更年期障害」ではないか!と考えております。
できるだけ薬は飲みたくありません。
なんとか自分で解決できないでしょうか?
このようなお悩みの解決のヒントになれば嬉しいです。
「更年期の自律神経失調症」についてです。
みなさんホットフラッシュって聞いたことございますか?
「突然、カーと頭だけ熱くなる!」「涼しいところにいるのに汗がダラダラでる」などの症状です。
これは特に女性ホルモンの中の「エストロゲン」に関係するといわれております。
このように女性ホルモンの影響で体に変化がでやすい年齢があります。
ちょうど女性の閉経に近い年齢です。
それを更年期といいます。
この更年期の不調のことを更年期障害といいます。
更年期障害でお悩みの方は、どうぞ読み進めてみてください。
あなたにあった解決法がきっと見つかります。
更年期障害を解決する3つのポイント
- 性格も関係することを知る
- 日常生活の習慣を見直す
- 他人より自分本位で生きる
女性ホルモンである「エストロゲン」は血管や骨の健康を維持するのに大切なものです。
「エストロゲン」は残念ながら40代くらいから少しづつ減ってきてしまうのです。
減ってきてしまうといろんな症状が出てきてしまうことがあるんです。
予防としては大豆の「イソフラボン」がいいとされていますので大豆製品をとるようにしていただくのがいいと想います。(絶対大丈夫ということではございません。その方の腸内環境にも影響するとされています。)
また女性だけでなく男性でも気をつけてくださいね。(男性は比較的70歳くらいで出やすいといわれています。)
ちなみに私は毎日「豆乳」を飲んでおります。
自律神経の乱れとホルモンの関係
自律神経を乱しやすいのは生活習慣や、女性の一生のうちでの変化、ホルモンなどの話だけではないんです。
先日、更年期の自律神経失調症の症状があってお辛い方がおみえになってくださいました。
その方の性格もお辛くしている原因のひとつではないかな~と感じました。
ひょっとして思い当たる方もいらっしゃるのではないでしょうか!
①性格はまじめで我慢強い人は要注意
更年期障害が出やすい性格や特徴
また逆に、こんな方も要注意です。
育ってきた環境も、影響いたしますので、そちらが解決の糸口となることもあります。
②生活習慣を見直す
特に睡眠と運動に重点を置いてください。睡眠は心身ともに回復に繋がります。
ストレスを受けやすい場合は体力が減っている可能性が高く更年期障害にもなりやすいので、どうぞ見直すようにしてください。
まずすぐに対策できるのがスマホの目覚まし時計代わりを止めることと、カフェインを止めることが大切です。
その理由はこちらの動画を御覧ください。
③他人軸から自分軸へシフトチェンジ
当院の更年期障害でお悩みの方は「良い人」が多いです。自分より子供、自分よりご主人を優先され、いつもニコニコしていて我慢している人に多いです。
他人軸になっていてストレスを抱え込みやすく、発散していない方に多いとも言えます。ですので時には自分の趣味の時間を楽しんだりしてストレスをうまく発散してほしいのです。
他人軸から自分軸へシフトチェンジしてみてください。
更年期障害の症状と対策
更年期のカラダの変化
更年期に入ると、卵巣での排卵がおこらなくなります。
そうするとエストロゲンが減少します。
それに反応して下垂体からの性腺刺激ホルモンの分泌が増えます。
そして、閉経を迎えます。
視床下部 ⇒ 下垂体 ⇒ 卵巣 ⇒ 視床下部
このように環状線みたいな関係だったのが卵巣の老化で視床下部や下垂体に対しての連絡がバラバラだったり不規則になってしまいます。
すると、この環状線の仕組みやバランスが崩れていきます。
閉経後、3~5年はわずかでもエストロゲンは出るのですが、老年期に入ると、もっとエストロゲンが激減します。すると内分泌の問題は解消されてきます。
この時期になるまでの閉経後3~5年は視床下部にある自律神経のセンターも影響を受け、自律神経の反応が不安定になるのです。これが「更年期」なのです。
個人差がありますので、すべての方が更年期の自律神経失調症になるとは限りません。
病気で卵巣や子宮の手術を受けた方はホルモンのバランスが一層、崩れやすくなったりする場合もございます。
更年期の自律神経失調症の症状
更年期障害の起こる心理的要因
いつまでも良くならないという方の解決法
あなた自身に問題がある場合はありませんか?
いつも症状が完全に消えることばかりを想ってイライラしたりしてませんか?
長引く更年期障害の考えられる問題点
自己判断でやってしまったり、生理学的に、すぐに変化が極端に出ると思い込まないようにすることも大切です。
髪の毛がショートの人がいきなりロングにはなりません。
ですので焦らずに、少しでも変化していることを探すようにしてみてください。
まとめ
- 更年期障害は性格も関係すると知る
- 日常生活の習慣を見直す
- 楽しいこと、他人軸ではなく自分軸で考えてみる