

今まで、できていたことがズムーズにできません。
脳の病気かと思い検査をしても異常がありません。
どうしたらいいでしょうか?
このようなお悩みを解決します。
突然、指がスムーズに動かなくなったらビックリしますよね。
まずは念のため脳の病院で検査を受けてください。検査に異常がない場合は、神経伝達などかもしれませんので、血流や刺激などが原因かもしれません。
当院へご相談ください。
指が動きにくくなったり、今までできていたギターを弾く、野球で玉を投げる、ゴルフでクラブを振るなどの動作が突然、うまくできなくなってお悩みの方
右手の感覚がおかしい!力が入らない!

右手だけ、感覚が、なんとなくおかしいという50代女性の方のお話です。
スポーツをされていて右手の異常な感覚でお悩みです。少しの違いでプレーにも影響いたしますので調整して試合に備えたいということでございました。
スポーツをされておられますとイップスやジストニアなども可能性はありますが必ずしもそうだとは限りません。全ての方が違いますので変化のある方も、いらっしゃいますので興味がございましたらどうぞご覧ください。
お正月疲れから背中の張りを感じる

お正月があけて、お電話をいただきました。女性の方です。
家族が帰省されて10人分の食事やお世話で、ずっと台所に立っておられたそうです。
みんながワイワイしているのを見られていると、とても幸せな気持ちになりますよね。
でも、みんなが帰ったあと無理をされていたのが実感できます。
突然、背中に強烈な張りを感じられました。
そこから右肩、右腕、右手まで、しびれに似たようななんともいえない感覚になられたそうです。
手のひらをみていると、なんだか右手だけ白く感じたそうです。
握る動作もなんか右手だけおかしいということでした。
背中から腕、手の感覚がなぜかおかしい
もしかしたら脳かもしれないと思うくらいお辛かったそうです。
ということですぐに脳神経外科へ受診されました。結果的には異常はありませんでした。
そして当院へお越しくださいまして、当院でも、できる限り、いろんな検査をさせていただきました。
- 目の動きをみたり
- 痛覚
- 振動覚
- 触角
- 温度覚
- 握力検査
- 片足立ちなどのバランス検査
など、できる検査はさせていただきました。
運動的には問題はありませんでしたが温度の感覚と触覚が少し気になりました。
左右の首と腰の動きに関しては、お疲れが、ものすごく顕著にあらわれておりました。
運動と脳
脳からの運動の指令は、このような感じになっております。


動作がスムーズに行えなくなったり、止めようと思っても震えてしまったりする場合で、良くならない場合は、一度、病院で検査を受けてください。
当院での検査

首の動き
左 50度 右 23度
腰の動き
左 38度 右 46度
でした。かなり可動域が悪くなっておられます。
手のひらの温度に左右差がある
手の平はあきらかに右手が白かったです。体表温度計で計測いたしますと
左 31.6度 右 30.6度
と1度の差がありました。右手の血流が悪くなっておりました。
腕に走っている神経と血管は仲よく並んで走っています。こんな感じです。

*黄色が神経で青が静脈で赤が動脈です。
*出ている場所は首から脇の下を通って出ております。
ですから温度差があれば感覚の左右差や運動の左右差があってもおかしくないと思われます。
手を握る動作に違和感がある
手の運動能力的にも少し握力が違いましたが、それほどは差がありませんでした。
しかし運動をされるという方は微妙な違いでもプレーに大きく影響します。
ですので試合が近いということなので、なんとかしたいということでした。
運動がおかしくなるのにイップスやジストニアというのもございます。
またパーキンソン病でも運動がスムーズにできない場合があります。
下の記事は当院のパーキンソン病の方です。どうぞご覧ください。
施術後の変化を感じていただけました!
可動域の変化
首
左 50➡85度 右 23➡85度
腰
左 38➡70度 右 46➡70度
手のひらの体表温度
左 31.6度⇒34.4度 右 30.6度⇒34.4度
手の動かしやすさの変化も実感してくださいました。
背骨を調整させていただき首を重点的に調整し筋肉を緩めて正しい信号が伝わるようにさせていただきますと自然治癒力が働いてくださいます。
長年の手の不調などでお悩みの方がいらっしゃいましたら、どうぞ一度、ご相談ください。
まとめ
- 手の運動がスムーズにできないと感じたら、一度、病院へ行く
- 脳と運動の関係で運動に支障が出る場合がある
- パーキンソン病などの場合はスムーズにできないこともある