

突然、心臓がバクバクして不安になります。
このまま子供たちをおいて死んでしまったらどうしよう?
そう考えると本気で涙が出てきて心配になって眠れません。
夜中も突然、叫んで主人に驚かれることが頻繁にあります。
子育ての悩みもあり、自分は上手くお母さんができていないと感じます。
こんな私は、どうしたらいいいのでしょうか?
このようなお悩みの解決のヒントになれば嬉しいです。
「心臓がバクバク、ドキドキする」という方です。
呼吸器の病院では不整脈といわれております。
また心療内科ではパニック障害と診断されております。
同じように動悸、息苦しい症状でお悩みの方は、どうぞご覧になってください。
- パニック障害、動悸でお悩みの方
- 予期不安が起こりやすく日常生活に支障が出ている方
心臓がバクバク!パニック障害の原因
主な原因は感情の抑圧
心と身体と頭がつながっていることが重要です。

パニック障害の原因は、不安からくることが多いのですが、もともとは「あなたの感情を抑えつけすぎてきた」ことが原因かもしれません。
小さいころから、親のいう事をちゃんと聞いてきた「いい子ちゃん」じゃなかったですか?自分のやりたいことよりも親が喜ぶから、周囲の方が喜ぶからと自分を押し殺してきたのかもしれません。そんな我慢が爆発してきたのかもしれません。ですので、心のままに自我を少し解放してあげることが解決に繋がることが多いのです。
病院では「不整脈」といわれる動悸

病院に行くと「不整脈です」といわれることが多く、「特に異常が見当たりません」といわれることもあります。全てが自律神経の問題ではありませんので必ず循環器の病院で検査を受けて下さい。
自律神経との関係を知らないと、お医者さんも見つけられない難病だと想い、すごくすごく心配になってしまったりします。不整脈になりますと、すごく疲れます。疲れて眠たいのに興奮して眠れないということも起こってしまいます。
動悸の時の対策

こんな時は激しい運動はやめてくださいね。
心臓に負担をかけないようにしてください。
あとお風呂も水圧で血液が心臓に戻されるので、心臓に負担をかけてしまいます。
お辛い時はシャワーか足湯くらいにしておいてくださいね。
急に横になると、心臓がバクバクするという方もいらっしゃいます。
これは足の血液が一気に心臓に戻ろうとするからなのです。ですので上半身を起こしたまま休むことをおすすめします。

ベッドで少し上体を起こして寝ます。
こちらの体勢をファーラー位といいます。心臓がバクバクする時は、こちらがオススメです。
当院の施術でのアプローチ
検査・症状など
身体の歪みやバランス、血流、リンパが正常に近づくように調整していきます。
検査部位は、少し痛みなどの反応があることがあります。
丁寧にひとつづつ調整していきます。
呼吸や血流が上がりますので、身体が軽くなったと感じたり、呼吸がしやすくなったり、眠たくなったりされることが多いです。
動悸がある方には、パルスオキシメーターを使用して酸素飽和度と脈拍をみております。
この方は酸素飽和度が96%で脈が90近くありました。
また目の動きや瞳孔の検査もさせていただき、ストレスや自律神経の乱れのチェックもさせていただきます。
症状は、パニック発作の症状と息苦しさ、不眠、目がしょぼしょぼする、心臓がバクバクするということでした。
経過
経過としては3カ月くらいで、日常生活には支障がなくなりました。
趣味が仕事になったので、ストレスが少しあるものの、快適に過ごせているそうです。
子育ててで悩むことがありますが、友達に愚痴ったりして、ストレスも少し減ってきているそうです。
現在は2週間に1度の来院を継続されておられます。笑顔が戻ってこられて良かったです。
不安に対応する方法
環境の変化によりストレスが増え、自律神経が乱れることがあります。
例えば、出産、結婚、転職、転居、定年退職で主人が家にいる、などで生活習慣が大幅に変化せざるを得ない状況もあるかもしれません。
こうなってくると必然的に、働き方が変わった、働く時間が変わった、旅行などに行けなくなった、運動ができなくなった、通勤ストレスはなくなった、パソコン作業が増えた、スマホの時間がとても長くなった、主人が家にいるストレスが増えた、学校に行かなくなった、外食が減ったなど生活習慣や様式が変化してしまうことが出てきます。
変化するということは”刺激”です。この刺激とはストレスになります。
多少のストレスは生活する上で必要です。ですが、強いストレスが継続的にかかってしまうと自律神経が乱れて心にも体にも影響が出てきてしまうのです。
ですが、変化することで、新しい出会いや学びがあるということもあります。
知恵を出して、前よりも上手く生活できるといこともあるのです。これが、あなたにとって成長に繋がるかもしれないのです。
変化に対応する方法
自分ではどうすることができない環境が原因のことがあります。
ですが、自分の気持ちは、なかなか変えることができたとしても、しないことが多いのです。
これは前の自分の生活に価値があると思っていて、「できれば前のようにしていけたら、うまくいくのにな」と考えてしまいがちだからです。
なんとかやってきた、もしくは成功してきた自分の経験が、なかなか変化できない理由なのです。
私の友人は飲食店をしておりました。しかしコロナの影響をモロに受けてしまいました。
お店を閉めなくてならなくなり、彼は今だからできること、本当に自分がやりたかったことを探すといってインターネットを使った通信販売を始めることにしました。
そして、今では、うまく軌道にのり、飲食店をしている時よりも、うまくいっているそうです。
ここで彼の成功事例を分析してみます。まず彼は、この3つを瞬間的に考え実行したそうです。
- 今の自分を見つめ直す(自分は何がしたいか?何ができるか?何が得意か?)
- 何に熱中しているか、したいか、ワクワクしている自分をイメージできるか?
- すぐに行動できるか、出来ない時は、できない理由は何か?
これらを分析して、すぐに実行したからこそ、今の成功を掴めたのだと思います。
彼の心を動かして、行動させたこと、そして自分の価値感を変えることで、さらなる成功を勝ち取ったことは素晴らしいと感じました。
常にマイナス思考、不安傾向に考える癖のある方は同じ思考パターンなのです。
これでは変われません。
「パターンの中断」が必要です。
自己分析してみて一度、客観的に自分を見つめなおすことも大切です。
また自分が心から楽しいことを考えて行動するのがオススメです。
すぐにできない環境であるならば、いつもと違う生活パターンにしてみるのも、変化が生まれて上手くいくときがあります。
例えば、お風呂に入ってから歯を磨いていたら、歯を磨いてからお風呂に入るなどからでもいいんです。
変化を持たすことで、少し頭も柔らかくなったり、思考パターンが変化することもあります。マイナスに考えてしまう方は、同じ行動になっていることが多いです。
一度、やってみてください。
不安・動悸でお悩みの方
まとめ
- ストレスを減らす
- 体力をつける
- 周囲の人や友人など、他人に頼るようにする
- 自分で完璧に何でもしようとしない
- 自分の趣味の時間を1時間でいいので作る
- 激しい運動はしない、心臓に負担をかけない
- いつもやっているルーティンを崩してみる