

梅雨の時季は何となく体が重く、やる気も出ません。
自律神経も乱れて首が痛くて、どうしたらいいのか、わかりません。
何か良い方法はありますか?
このようなお悩みの解決のヒントになれば嬉しいです。
梅雨は湿度が高く、自律神経が乱れやすく体調が不調になりやすいです。
太陽の光に関係するセロトニンが不足することでも自律神経が乱れやすいです。
この時期の原因と対策をお伝えします。
どうぞ、お悩みの方は、参考にしてみてください。
- 梅雨時期になると体調が崩れやすく、自律神経症状でお困りの方
- なんとなくやる気がでなく困っている方
- 体がだるい方
- 寝てもスキッとしない方
梅雨時期の体調不良を解決する方法
5月中旬くらいから梅雨になると体調不良が起こります。
それは気圧の影響を受けて自律神経が乱れてしまうことも考えられるのです。
そして4月からの新社会人、新学期、進学、転勤、引っ越しなどの環境の変化に、少し慣れてきた頃に「ほっと」して気が張っていたのが緩む時期でもあります。こんな時は気づかなかった疲労もピークになってしまいます。
例年ですとゴールデンウィークで5月病というのが流行るのですが、最近では自宅自粛など生活習慣も大きく変化しております。運動量も減っている方が多いです。
つまり、ずっと慢性的に疲弊してしまっている状態が長期間、継続してしまっている状態なのです。
6月の特徴
- 日照時間が長い(5月の梅雨時期は日照時間が短い)
- 湿度が高い
- カビも発生しやすい(その死骸なども吸い込みやすい)
とにかく、5月の疲労を持ち越さないようにしたいですね。
梅雨時期にみられる代表的な不調
- 倦怠感・アレルギー・肌があれる
- 憂鬱感・膀胱炎
- 頭痛・食欲不振・肩こり
- 腰痛・便秘・下痢
- むくみ・血圧低下
- 古傷が痛むなど
気圧と自律神経の関係
気圧が低くなる時期は自律神経に影響を及ぼすといわれています。
特に気圧が低くなると副交感神経が優位になりやすいのです。
本来、休ませようとする神経が、動かないといけない時に無理に休ませようとするので「身体が休んでいる状態」になってしまいます。
すると「やる気がでない」という状態になってしまうのです。
私は、こんな時ほど、自宅でも運動をします。
運動をすることで血液中にも酸素が行き渡りやすくなります。そして交感神経が働きやすくなるからです。
セロトニンと精神的安定
セロトニンは太陽の光を浴びると分泌します。
このホルモンによって、人は精神的な不安が少なくなります。
そして、やる気なども上昇してきてくれます。
セロトニンの分泌が少なくなると「うつ」になりやすくなってしまいます。
「うつ」になるとやる気がなくなります。
命を守るために「やる気」を出させなくするからです。
気持ちはあるけど、やる気がしない、という場合は要注意です。
「うつ」に近づいているサインかもしれません。
あなたの態度、生活習慣をみていて周囲の人、家族は「なんだ怠けているのか!」「もっと早く仕事をしてくれ」「もっと早く起きて家事をしたらいいだろ!」などと口うるさく言ってくるかもしれません。
そんなことを言われたら、「自分は何てダメな人間なんだ」「自分はサボっているだけかも」「何て意志の弱い人間なんだ」と落ち込んでしまう人もいるのです。
本当は「うつ」ではないのに、「うつっぽく」なってしまい、病気を引き起こすかもしれないのです。
うつ状態になってしまうと「心」と「体」は繋がらず、うまく動いてくれないのです。
ついつい、言われたら嫌だから、無理をしてでもやろうと思って、余計にお辛くなられることが多いのです。
これは逆効果です。
まずは休んで体力を回復することです。
整体を受けて心身共に安定して体力を満タンにしていくべきなのです。
当院の整体では、睡眠も深く取れるようになられる方が多く、背骨の歪みなども調整し、血流も良くして自然治癒力を最大限に引き上げます。
ですので、整体を受けていただくことも必要なのです。
お辛い時は、周りの声よりも自分の体の声をしっかりと聴いてあげてください。

気温と湿度と体調不良の関係
梅雨時期は気温は高くなり、湿度も高くなります。
すると、うまく汗や熱を蒸発させにくくなってしまうんです。
ヒトってみえないけれども、いくらか水分が蒸発しているんです。
だから水分をしっかりとマメに補給してくださいね。

運動との関係
雨が続くと少し外へ出る機会が減ってしまいます。
「雨が降ってるし、買い物は明日でいいや~」みたいな感じですね。
だから運動不足になってしまいます。また在宅ワークも増えているかもしれません。
運動しないと酸素欠乏にもなってしまいますね。
そして、お日様にあたらないことも多くなるとビタミンDを作りだすことが少なくなってしまうんです。
前述のようにセロトニンが低下して気分も沈みがちになってしまいます。
規則正しい生活習慣が大事
私は専門学校の頃から操体法という手技を学んでいるのですが、そこに自己責任というのがあって「息・食・動・想」(そく・しょく・どう・そう)というものがあります。
呼吸は人に変わってもらえないですよね。
他人が食べても自分は、お腹いっぱいになりません。
動くことも他人が筋トレしても自分の筋肉にはなりません。
想はイメージです。メンタルです。精神的なものです。これも自分の責任です。
そして環境があります。
環境は自分では変えれない場合もありますが自分でできるのは、ひとつひとつの生活習慣です。
まず生活習慣で大切なのは、「睡眠」です。
夜更かしをやめてスマホなど「電磁波」を浴びすぎないようにしてください。
そして食事です。バランスよく食べてください。
量ではなく、タンパク質を多めに摂取する栄養素の絶対値のバランスです。
プロテニスプレイヤーのジョコビッチ選手も小麦による不調を訴えておられました。
そして身体を冷やさないようにしてください。
冷えは万病の素です。
クーラーなどの除湿対策は大切ですが冷えすぎないように注意してください。
数日前より首が不調の方
数日前「首が痛い~」という患者様が来られました。
映画を観に行って、その次の日「首が前にも後ろにも横にも動かせない」そうです。
ベッドに寝るときも、どうして寝たらいいか、わからない状態だったそうです。
そして起き上がるのも「どうして起きれば痛くないか、わからない」状態だったそうです。
当院に来ていただいたとき笑いながら「先生~痛くて首が回りません~」とおっしゃいました。
本当に首が動かせない状態でした。
そこで検査をさせていただきますと、ふくらはぎは中央部分が激痛でした。
肩と首も、すごく圧痛がありました。
うつ伏せにはなれましたので施術させていただきました。
座っているだけでも首が、だるくなってきて座ったままの施術は困難でした。
上向きには、次に起き上がる自信がないとのことでした。
施術は首だけではなく、サチュレーションを付けながら骨盤、背骨、肋骨などの筋肉・関節・骨格の調整をさせていただき、リンパなどの循環も調整いたしました。
そして全体的に背骨を揺らして調整させていただきました。
施術した後の痛みは、まだありましたが、指標はクリアになっておりましたので、そのままご帰宅され、次の日、ご連絡をいただきました。
ご感想ありがとうございます。感謝いたします。
映画に熱中しすぎて姿勢が悪くなりすぎないように注意してくださいね。
当院では特に「首こり」に注目
まず、倦怠感が出て、その後、うつ病のような症状がでることがあります。
特に気圧の変動がある梅雨時期には、発症しやすいように臨床的に感じます。
倦怠感やうつ症状の他には、頭痛、目眩、ドライアイ、線維筋痛症、ドライマウスなどの方も、いらっしゃいます。病院では不定愁訴といわれて、あまり確実な治療法がないそうです。
首には自律神経などの神経がたくさんあります。それが歪んだり、凝ったりすると副交感神経が働きにくくなります。特に女性は男性に比べて首が細く、筋肉も少ない方が多いです。
ですので首コリの方がたくさんいらっしゃいます。自律神経も乱れやすくなり、体温調節や血圧、血糖値などの調節の機能も低下してしまうことも多いです。
最近では、私がとても懸念しているのが、スマホの使いすぎです。首の疲れが半端ないです。
身体をどれだけ調べても不調の原因がわからないことが多いのです。
当院では、うつの症状があり薬を飲んでも効かない方もいらっしゃいます。
その方の首はカチコチです。そして背中が木材のように柔軟性がありません。
当院では、背骨、骨盤、特に首をしっかりと調整させていただいております。
揉んだり、捻じったり、伸ばしたり、叩いたりはしません。痛くない気持ちの良いバランス整体で調整いたします。
首の痛みでお困りの方
まとめ
- 梅雨時期ほど、運動をする
- 太陽にあたりセロトニンを分泌させる
- 映画を観る時などの姿勢に注意する
- 首コリを放置しないようにする