

受験勉強が辛いです。毎日寝不足です。
焦ってしまい、勉強もはかどりません。
頭痛や眩暈があり悩んでいます。
夜更かししてスマホも触ってしまいます。
どうしたらいいでしょうか?
このようなお悩みの解決のヒントになれば嬉しいです。
受験生で感染症の影響もあり自宅で学習している方が増えました。しかし、ようやく学校も通常通り始まり、元に戻りつつあります。
ですが蓄積された疲労や不安、そして運動不足による体力低下などの方が多いように感じます。
睡眠不足が続きますと頭痛や眩暈などの症状も出てくることがあります。
また1月〜2月にかけては受験生の追い込みシーズンです。
勉強時間が長くなり、姿勢が悪くなってストレートネックで苦しむ方が、たくさんいらっしゃいます。
受験のプレッシャーやストレスで腹痛、生理痛が強くなってしまう方もいらっしゃいます。
その症状を放置せず、しっかりと原因を把握し対策をして最高のパフォーマンスで日常をお過ごしいただき受験もクリアしていただくことを望んでいます。
当院では根本の原因を探り、全身のバランスの調整をさせていただき機能低下した部分を正常に戻っていただくお手伝いをさせていただきます。
お悩みの方は、どうぞ参考にしてみてください。
- 中学生、高校生で頭痛やめまいでお悩みで学校に行けない方
- 受験のストレスが強く薬に頼りたくない方

目眩については、ある程度、検査で原因を絞りながら施術をしてまいります。
この図のように情報の入力(目、バランス、足などのセンサー)を脳で統合して、出力(目を動かす、姿勢を制御、血圧を一定にする)していますが、このどこかが乱れたり機能低下すると「目眩」が起こります。
目眩には大きく3つに分けて考えていきます。

ぐるぐる回転する目眩

ふわふわする動揺性の目眩

失神の前兆のような自律神経系の目眩

中学生や高校生の頭痛や眩暈を解決する3つの方法
特に学生さんの頭痛・めまいについて考えてまいります。思春期ということで脳の発達が未熟な場合も考えながらみてまいります。
3つの原因がございます。
最近、中学生、高校生でも頭痛が多いそうです。
スマホなどの長時間の不良姿勢、電磁波などの影響は、どれだけ凄いのかについて詳しく見てまいります。
頭痛と眩暈の原因
先日、こちらでも頭痛、吐き気を起こす中学生の患者さんがいらっしゃいました。
他に理由があると思いますが、今回は生活習慣にスポットをあてたいと思います。
特に注目したいのが、「睡眠不足」と「姿勢」と「スマホ」です!
①睡眠について

まずは、どのくらいの睡眠時間が好ましいのでしょうか。
年齢別に理想的な睡眠時間を考えたいと思います。
量より質というのはわかりきっていますが、あえて目安としての睡眠時間を少し考えたいと思います。
正し睡眠に関しては、その人によって個人差があります。
朝、スッキリしているか、昼間は眠たくないか、ということが重要です。

あなたはどうでしたか?
必要な睡眠時間を取れていますか?
あなたのお子さんはどうですか?
あなたの身近な人はいかがですか?
おそらく、この必要睡眠時間を確保できている方は少ないのではないかと思います。
親の生活習慣のペースに子供達の生活習慣のペースは大きく左右されます。
親自身が健康な睡眠時間を確保できていないと、子供達も必要な睡眠時間が取れません。
睡眠中は子供にとっては、身体の成長には欠かせないホルモンが分泌される大事な時間です。
また、大人にとっては細胞の損傷を修復したり、疲労回復したりするホルモンが分泌される
大切な時間でもあります。(成長ホルモンですね)
「うちの子供は必要な睡眠時間が取れていないわ~」という方がいらっしゃいましたら、まずは今よりも30分早く寝かせるようにして下さい。
そして1~2週間様子をみて就寝習慣が定着したら、さらに30分早めるようにすれば、無理なく睡眠時間を改善できる可能性が高くなってきています。
是非とも今一度、あなた自身の睡眠について考えてみてください!

寝具のポイント
寝具でお悩みの方もいらっしゃいます。
上の図は、寝ている時には、体のどこに負担がかかっているかの図です。
お尻のあたりが44%となっており、一番体重がかかっています。
ですので、この部分が落ち込みすぎると、腰痛が起こる可能性があるのです。
つまりマットレスや布団が、あまり柔らかすぎるのは、おすすめできません。
②姿勢について
当院では腰のところにペットボトルを挟む座り方をおすすめしております。
そして横座り、足を組む、あひる座り、お姉さん座り、頬杖、休日のお父さんのテレビを見る寝方などをしないように注意してもらうようにしております。背骨が歪んでしまうと頭にいく血流も悪くなってしまうことがあるからです。
そして精神的にも「うつ病」のような状態になってしまうこともあるので、注意してください。

③スマホについて
スマホからは電磁波が出ております。
しかも長時間の悪い姿勢になります。
ストレートネックって聞いたことありますか?
本来、首はS状にカーブしているのですが、そのカーブがなくなって、真っすぐになってしまうのです。
とても首に負担がかかり、首コリや肩コリの原因となってしまいます。
また近いところばかり見るので目が悪くなってしまいます。
お子様には、できれば時間を決めて、利用するようにしてください。

スマホのやりすぎでストレートネックになる可能性がある
スマートフォンの普及により、どうしても使わないといけない世の中になっております。
若い年代の方は、一人1台が当然という時代です。
ですので使うことを前提として、姿勢、時間の管理などを決めていただけたらと思います。
若い人でも肩こりを放置しないでください
10代でも起こる肩こりの原因として考えられるもの
- 姿勢
- スマホ
- 運動不足
- ストレス
最近は10代でもストレスの締める割合が多いそうです。
姿勢が悪いと脳への血液量も減少します。
ですから集中力も低下してしまいます。
頭痛やめまいで可能性のある怖い病気
- くも膜下出血
- 脳出血
- 脳腫瘍
- 慢性硬膜下血腫
- 脳動脈解離
などは特に早く救急車を呼んでください。
締めつける痛みが30分以上続くのは「緊張性頭痛」

緊張性頭痛
頭が重くて締めつけられるように痛むのは「緊張性頭痛」の可能性があります。
原因となる病気は、ほとんどないのが70%くらいと言われています。
頭痛の中では、最も多い頭痛といわれています。
男性より女性に多いといわれています。
発症の仕組みはわかっていませんが、頭の横の筋肉や後頭部の筋肉、肩の筋肉などの凝りによって、酸欠を起こし痛みを感じる神経に異常が起こり、痛みが出ていると考えられています。
その痛みを出す筋肉が緊張するのは、ストレスや悪い姿勢などがあり、また運動不足や肥満、喫煙、長時間のパソコンなどが関係していると考えられています。
稀発 | 1日未満 |
頻発 | 1~14日 |
慢性 | 15日以上 |
頭痛は大きく2つに分けられます。
1次性頭痛
頭痛そのものが病気のものです。
例えば、緊張性頭痛、片頭痛、群発性頭痛などです。
二次性頭痛
クモ膜下出血や髄膜炎などの別の病気の症状として現れたものです。
頭痛を解消する体操
当院で頭痛・めまいでお悩みの方
めまい予防体操
頭痛・肩コリ予防の考え方のヒント
同じようなお悩みの方は、ご相談ください

まとめ
- 中高生の頭痛、めまいの原因は「スマホ」「姿勢」「睡眠」
- ストレスを減らし、スマホの時間を減らし、睡眠の質を上げる
- 姿勢を正すことで精神的にも安定する