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朝から疲れ切っています。
やる気もしません。病院で調べても何が原因かわかりません。
どうしたらいいのでしょうか?
このようなお悩みの解決のヒントになれば嬉しいです。
原因がわからず朝から疲れていませんか?
夏なら夏バテかもしれません。冬なら冬季うつかもしれません。
あなたは、そんな状態を放置していませんか?何か対策はされていますか?あなたの不調は病気以外では日常生活を見直しなさいという警告の事が多いということを理解してください。
もしも特に対策をしていないとすると「睡眠の質」が悪くなっているかもしれません。またストレスがずっと継続して増えて蓄積されているかもしれません。こうなってくると副腎皮質から分泌されるストレスに対抗するホルモンである「コルチゾール」というホルモンが関係しているかもしれません。
つまり副腎が疲れきってしまっていることも考えられます。
お悩みの方は、どうぞ参考に、ご覧になってください。
- 朝から疲れが残っていてスッキリしない
- 強いストレスが長期間継続している
- 身体がだるくやる気がしない
副腎の疲れを減らし快適に生活できるようになる
副腎疲労症候群とは
副腎機能低下のチェック方法
3つ以上当てはまったら副腎が疲れすぎているかもしれません。原因としては、ストレスや生活習慣にあることが多いので食事内容、睡眠不足、精神的ストレス、過労、タバコ、カフェイン、食品添加物などの有害物質、運動不足などを見直すようにしてください。
副腎疲労の原因と症状
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副腎は、腎臓のすぐ上にあるとても小さな臓器です。いろんなホルモンを分泌してくれて身体全体を一定に保つように働いてくれています。
副腎からはコルチゾールというホルモンが分泌され、ストレスに対抗するために頑張ってくれています。
ストレスは、4つの種類があり、それぞれを個別に減らしていくことが重要です。
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特に長時間ストレスにさらされ続けるのが現代人の特徴です。こうなってくると慢性的にストレスを持ち続けてしまい自律神経は乱れてしまうのです。
するとコルチゾールは分泌しっぱなしになってしまいます。そうすると、いずれ無くなってしまうのです。するとストレスに対抗しにくくなって「うつ病」「自律神経失調症」などの症状が出てしまうというわけです。
自覚できる症状としては、だるくなったり、集中力が低下したりします。そして髪の毛が抜けたり、便秘などのトラブルになったり、眠れなくなったりしてしまいます。単なる夏バテではないことが多いのです。
コルチゾールの枯渇の対策としては、「涙活」がおすすめです。「感情を感じる」ことと「コルチゾールの排出」が目的です。長期間ストレスにさらされ続けるとコルチゾールが枯渇し、ずっと残存してしまいます。するとストレスに対抗できにくくなります。そこで体外へ排出することで、またコルチゾールを作ることができるのです。コルチゾールを体外に排出するのが涙なのです。他のホルモンはおしっこで排出されますので、ここが大きく違います。
参考:「平成医会」様のホームページより
また涙を流すことで副交感神経へスイッチが入ります。つまりリラックスしやすくなるのです。
ストレスがずっと続いているとストレスホルモン「コルチゾール」が過剰に分泌され続けて副腎に負担がかかり、分泌量のバランスが崩れて、やがてストレスに対抗できなくなってしまいます。
この状態を、「副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)」というのです。
副腎疲労で現れる症状
- 髪の毛や肌荒れ
- 光が眩しく感じる
- 便秘などの腸のトラブル
- 肥満
- リウマチなどの自己免疫疾患がある
- 新しいことをやる元気がない
- 朝起きれない、眠れない、途中で目が覚める
- 物忘れが最近よく起こる・集中力が低下する
- うつ的な症状(やる気がしないなど)
- 生活習慣病(糖尿病、高血圧など)
- 更年期障害
- すぐイライラしたり、不安になったり感情のコントロールがしにくい
- 風邪を引きやすい
これらの症状を、単に「疲れているから」と軽視してはいけません。生活習慣を改善したり、ゆっくり睡眠を取ったりという基本的な改善に加え、副腎が正しく機能するように、気を配る必要があります。
副腎は3段階で疲れてきますので、早めに対策することが重要です。
![](https://wakae-ookuma-seitai.com/wp-content/uploads/2024/07/fukujinhirou.png)
参考:「日本経済新聞」様の記事より
副腎疲労を問題とする病気
病気の場合もありますので、まずは医療機関で診察を受けてください。
慢性疲労症候群(診断名の付いた病気)
慢性疲労症候群は、明確な判断基準がある病名です。
原因不明の疲労が6カ月以上続いて仕事や日常生活に困っている状態のことです。甲状腺の病気の時もありますので、まずは病院で診察を受けてください。
副腎疲労症候群(病名ではなく症状)
それに対して副腎疲労症候群は、病名ではありません。「症候群」という名前がついているので紛らわしいですが、色んなストレスがかかることで、副腎が一時的に疲労している「状態」のことです。
良く似た病気
- リーキガット症候群(小麦の食べ過ぎに注意)
- 甲状腺機能低下症
参考:「ルネスクリニック東京」様ホームページより
副腎疲労と体の健康
臓器への負担を軽減する方法
副腎疲労が改善されると、身体には良い影響があらわれ始めます。
ストレスホルモン「コルチゾール」は、ストレスに対抗するだけではなく血圧・血糖値をコントロールし、免疫機能を高める役目も担ってくれています。
そのため正常に分泌されるようになれば、メンタルも安定し、生活習慣病を予防することも期待できるのです。
女性でPMS(月経前症候群)や更年期障害に悩んでいる方にも、副腎が元気になるとお悩みを解消する手助けとなってくれます。
そこで内臓への負担を軽減する方法をご紹介します。
それは食べ物や食べ方です。これらを少しでも改善していただけたら、副腎疲労は少しづつ改善に向かいます。
代謝を促進する運動と副腎疲労
ハードトレーニングはかえって身体を痛めつけてしまい、回復を鈍らせます。あなたにあった運動をするようにしてください。最初はごく軽めから始めるようにしてください。
コルチゾールの働きは肝臓での糖の新生、筋肉でのたんぱく質代謝、脂肪組織での脂肪分解などの代謝促進、抗炎症および免疫抑制などです。
だからコルチゾールが無くなるまで頑張りすぎると内臓も疲れて身体の機能が低下してしまうのです。
副腎疲労の食事改善法
おすすめの食べ物
副腎から分泌されるホルモンを正常にコントロールするには食べ物が大切です。
食べ物からホルモンが作られますので材料となる栄養素を適切に摂取することが大切です。また身体や副腎をこれ以上疲れさせないようにしたいのです。
腸に炎症を起こすものや体力を減らすものは、できるだけ避けるようにしてください。
身体に蓄積される物質に注意
副腎疲労の原因に、身体の中に少しづつ蓄積される有害物質や重金属があります。
これらの有害物質は、肝臓でデトックスされます。ですが肝臓はいつも疲れているので機能が低下していることが多いのです。
だから肝臓の機能を高めてくれる食べ物もオススメです。
- 玉ねぎ、にんにく、生姜など
- 新鮮なハーブ野菜
- 色が濃くて苦い野菜
このような野菜には抗酸化作用もあります。
ミネラルとビタミンBで疲れを解消
疲れの解消にはビタミンB群・ミネラル・カルシウムがオススメです。
これらが不足すると腸の運動も機能低下することがあり、悪循環となります。するとカリウムやナトリウムなどの吸収も低下してしまいます。
- ワカメなど海藻、海苔などのミネラル
- 小魚などのカルシウム
- 豚肉、玄米のビタミンB
ビタミンB群やミネラルが不足すると、不安になったりしやすくなります。
油は魚の油がオススメ
魚の油といえばオメガ3です。サバ、イワシ、サンマなどの青い魚です。不安を減らしたり炎症を抑えてくる効果も期待できます。
- エゴマ油
- アマニ油
良質なタンパク質、脂質
お肉はタンパク質です。タンパク質は太りません。
お肉に含まれる必須アミノ酸のメチオニンで大切なのは、硫黄を含んでいるということです。
硫黄はグルタチオンという解毒酵素に関係していて、硫黄が少ないと、デトックス機能の低下が起き、副腎の働きも弱ってしまいます。
控えたい食べ物
副腎を疲れさせてしまう食べ物もあります。できれば避けてください。
- 乳製品(ガゼインは消化不良、腸に炎症が起こりやすい)
- お酒、コーヒーなどのカフェイン
- 白砂糖(血糖値スパイクの危険がある)
- 食品添加物の多いジャンクフード、ファーストフード
- 小麦(グルテンは腸の炎症が起こる)
副腎疲労と睡眠の関係
睡眠不足・睡眠の質と副腎疲労の影響
特に副腎疲労と関係が深いコルチゾールですが、このホルモンは睡眠にも関係します。特に目が覚める時の働きに関係します。
大きさは親指の爪くらいの大きさなのですが、すごく色んな働きをしてくれているんです。
最近のように急に暑くなってくると、まだまだ身体が暑さに慣れていません。こんなこともストレスになります。
普通は夜中にはコルチゾールは分泌されません。
でも現代のような情報過多の時代では夜にスマホを見たり、興奮する動画を見たり、悲惨なニュースをテレビで見たりすることもあります。
また寝る時になって些細なことが気になって悩んだり、日中の失敗したこと、嫌なことを言われて悩んだり、思い出したりしてしまう方もいます。
すると寝入りの時や睡眠中もコルチゾールが分泌されることもあります。すると脳も休めなくなり睡眠の質が悪くなってしまうのです。
質の良い睡眠を得る方法
- 朝は部屋に朝日が入るようにする(カーテンを閉め切らない)
- 朝日を浴びる(窓は開けて直射日光がオススメ)
- 軽い運動をする(リズム運動がセロトニン分泌の助けとなる)
- 朝食は和食がオススメ
- 夏でも起床した時に白湯がオススメ(覚醒と冷え予防)
- 夜に激しい運動はしない(交感神経が興奮するから)
- お風呂は寝る時間の2時間前くらいにする(深部体温が1度下がると熟睡しやすい)
- 部屋は暗くして眠る
- スマホやパソコンは寝る2時間前までにする
- スマホの充電は寝室でしない
- スマホの目覚まし時計はしない(頭から1.5mは離す)
- 寝る前は「今日あった良いこと3つ」を思い浮かべて寝る
- 寝る前は「今日の反省」「悩み事」は考えない(悩み事は昼間考える)
- 寝酒はしない(交感神経が優位になり睡眠の質が下がる)
副腎疲労を改善する睡眠環境
副腎を回復させるために睡眠も利用しましょう。
コルチゾールは朝方に多く分泌されるのがわかっています。だいたい朝の6時ごろです。この時間は眠っていると副腎を休ませることにもなります。
また副腎が疲れると低血糖になりやすいので日中に眠たくなることもあります。だから昼寝を10分くらいするのもオススメです。
参考:「南長崎クリニック」様のホームページより
副腎疲労と精神的な健康
うつ病や不安症状との関係
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ストレスがあると対抗してコルチゾールが分泌されますが、徐々に少なくなり分泌されなくなります。するとストレスに対して対抗できなくなるので「うつ病」「自律神経失調症」「パニック障害」「不安症」などになってしまうことがあります。
まずは休むことが大切です。
心のバランスを整える副腎疲労対処法
- 受け身ではなく「自分で」決めて行動する
- 他人の意見に左右されず「自分で」決める
- 自分の直感力を信じる
- 邪魔をするのは「思考の歪み」を修正し「感情の抑圧」を解放する
- エネルギーサークルを回す(副交感神経にスイッチする)
- 周囲の助けを借りる(情緒的サポートを充実させる)
- 自分の細胞に感謝する
- 具体的な目標や夢を持ち、自分で歩いていくんだという強い意志を持つ
全身の倦怠感などでお悩みの方
ご感想
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どんなことでお悩みでしたか
呼吸がしずらく肩から背中が凄く痛んでいました。
何がきっかけで当院を知りましたか
家族から自律神経の症状みたいと言われた事で自分でもそう思い、スマホで調べました。
すぐに予約されましたか
スマホで知ってすぐ予約しました。
何が決め手で施術を受けてくださいましたか
自律神経を診てもらえると知りました。
施術を受けていただいてどうでしたか
話をよく聞いてもらえて、丁寧な施術で安心できました。先生に施術してもらって良かったです。
前田ひろ子さま
院長より一言
前田さま
嬉しいご感想ありがとうございます。最初の頃は本当にお辛かったですね。大阪にいることもお辛くて地方で生活をされた時期もありましたね。
施術を重ねて目標だった息子さんのお宅のワンチャンを抱っこできた時の笑顔がとても印象的でした。私も一緒に本当に泣きそうなくらい嬉しかったです。
いつでも私は全力でサポートさせていただきますので、今後ともどうぞ宜しくお願いします。
まとめ
- 副腎疲労には小麦と乳製品を控えるように注意する
- 甘い物、アルコールの飲みすぎで肝臓に負担をかけるので注意する
- 食品添加物、加工物にも消化吸収に負担をかけるので注意する
- 睡眠の質を上げるような環境を作る
- セロトニンが増えるように朝日を浴びる、リズム運動をする、タンパク質を摂る