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脳性麻痺があり肩こりが辛いです。
作業所での作業を週に3回程やらせてもらっています。
自分の意識とは別に体が硬くなったりしてしまい、首と肩が痛くなりやすいです。
このようなお悩みが少しでもラクになっていただけたら嬉しいです。
慢性の肩コリ、背中の痛みや緊張、についてお困りの脳性麻痺がある方です。
少しでも日常生活がスムーズになられるように全力でサポートさせていただいております。病院とも連携を取り、お役に立てますように精進いたします。
お仕事などで肩が凝り、首や肩が痛くて困っている方
参考文献:「標準リハビリテーション医学」より
脳性麻痺
赤ちゃんの時に生じた、脳の進行しない病気により、永続的で変化する可能性のある運動や姿勢の異常とされています。だいたい2歳くらいまでに出現するといわれています。進行するものや一時的なもの、大人になって正常になる発達の遅れなどは除かれます。
原因は時期によって分けられます。
胎児のとき | 遺伝、脳奇形、感染(ウイルス・トキソプラズマ)、中毒(麻薬・アルコール・水銀・一酸化炭素)、放射線など |
周生期(生まれる周辺の時期) | 早産、過期産、胎児無酸素症、呼吸障害、低血糖、頭蓋内出血、高ビリルビン血症、感染症など |
生まれてから | 脳炎、髄膜炎、ビタミンK不足、頭のケガ、血栓など |
病型の特徴
- 痙直型(急に他人に動かされたりすると筋肉が硬直する。継続的に筋肉がを硬くなる。スムーズに動かせない。)
- アテトーゼ型(精神的な緊張に影響される。顔や腕や手のコントロールがしにくい。突然な運動も苦手。原始反射の影響を受ける。)
- 失調型(小脳の機能低下。振戦・眼振。筋緊張は低い。姿勢コントロールは難しい。)
- 低緊張型(ぐったりとして姿勢が保持できない。平衡感覚障害がある。)
- 混合型
合併する他の症状としては、精神遅滞(自閉症スペクトラム、学習障害など)、視覚・聴覚障害、てんかん、摂食嚥下障害などがあります。また二次的に呼吸や胃腸の障害が起こる事もあります。
病院での一般的な治療
- 理学療法
- 薬物療法(筋肉の緊張をやわらげるようなもの)
- 整形外科的な装具など
- ボツリヌス毒素治療
- バクロフェン髄腔内投与
- 脳外科的な治療
当院での施術
車イスでご来院していただいております。施術に関しては首と肩の痛みがあり、通常のマッサージなどでは、緊張が増してしまうということで当院にお越しいただきました。
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施術は筋肉と関節を優しく緩めるような感じです。お話も色々させていただき、リラックスして受けていただいております。
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急な動作では緊張が強くなるので、できるだけ反射が起こらないように注意しております。またリラックスされて受けておられ、施術の後は、かなり緊張も緩んでおり、親御さんや介護士の方にも喜んでいただいております。
特にお顔が緩んで笑顔がみられます。私もとても嬉しく思います。
当院の手技の特徴としては、痛くないところで90秒止めておくような、優しい手技ですので、安心して受けていただけます。
おすすめの通院間隔
通常でしたら当院の施術としては、まず骨盤部分を調整していきます。そして肋骨などの背中、肩周辺を調整し首を調整させていただきました。そして背中全体を揺らして調整していきます。
その方の持っておられる自然治癒力が最大限発揮できるように、血液やリンパの流れ、筋肉や関節のバランスの調整を痛くない整体で全身調整させていただきます。
最初は週2回来ていただき、3週間、このペースでさせていただきました。
その後、当院の検査結果が安定してきましたので、週1回になりました。
次に2週に1回になり、現在は月1回のペースでお越しくださっております。
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今回は上向きで背中を緩めていき、手や腕を支えながら肩の上や首の調整をさせていただきました。筋肉が硬直しないような微妙な力加減で施術させていただいております。
肩こりの3つの原因と対策
①疲労や悪い姿勢などの一般的な「肩コリ」の対策
多くは左右両方の肩が凝ります。仕事などによっては片方が極端に強く感じることもあります。
考えられる原因は、悪い姿勢、長時間のデスクワーク、運動不足による筋力低下、片方の肩だけにカバンをかける、働きすぎによる疲労、寒い環境による冷え、加齢、睡眠不足などの生活習慣が考えられます。
症状としては、首~首筋、背中にかけて筋肉が硬くなって「コリ」を感じます。頭痛や吐き気まですることもあります。
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肩や首周辺の筋肉が硬くなると血流が悪化して、老廃物が流れにくくなります。
筋肉に過度の負荷がかかって緊張して硬くなってしまう場合もあります。これが「コリ」です。
姿勢が悪くなると「コリ」も強くなりやすいので、このようなアドバイスをさせていただいております。
②ストレスなどからくる「肩コリ」の対策
ストレスを強く受けると交感神経が興奮します。
すると筋肉が緊張します。
すると肩コリが起こります。
時間にせかされたり、やるべきことが多すぎて追われている場合も交感神経が優位に働きます。
また左肩が凝る、痛い場合は「不安」「恐れ」がある時が多いです。逆に右肩の場合は「イライラ」「怒り」が隠れていることが多いです。
また戦争などのニュース、事故などのニュースばかり見ていると、自分に同じようなことが起こっているように、脳や自律神経は反応してしまう特徴があります。
すると不安や恐怖を身体に感じます。そのストレスが肩こりとなって症状として現れてくることがあるのです。
ストレスからは「逃げる」か「戦う」かです。ストレスとなるような物事からは「逃げて」ください。
几帳面、真面目、責任感が強い、ストレスを発散できていない、悩みや不安を常に抱えている、イライラしている、○○しなければならない、○○すべき、ゼロか100の様に白黒ハッキリしたこだわりがあるなどの性格の方は要注意です。
人に任せられず、自分で問題を多く抱え込んでしまうと、精神的ストレスから肩コリは良くなりません。
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まずはストレスを減らすことを優先してください。
ストレスには「精神的」「構造的」「化学的」「温度・湿度」の4種類があります。これらを全て減らしていきます。
そして、ストレスに対抗できるようにしていきます。
その対抗手段が、「情緒的サポート」「対処能力」「体力」「自己尊重感」です。
情緒的サポートとは、あなたのことをわかってくれる人が周囲にいるかどうかです。一人でもいいのです。相談できる人はいますか?
対処能力は、思考、感情、行動などの対処の仕方を知っているかどうかです。これは、専門家である私がアドバイスさせていただけます。
そして体力です。これは構造的ストレスが減ると体力が増えます。
そしてご自身では「自己尊重感」が大切です。自分で自分の好きなところを1分間で10個はスラスラ書けるように訓練してください。
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③整形外科や内科的な「肩コリ」の対策
頸椎椎間板ヘルニア
首の骨の間にある椎間板が後方へ飛び出し、神経を圧迫して、腕がしびれたり、力が入らなかったりします。
肩腱板損傷
腕を上げることができないくらい痛い。
片方の手で持ち上げると、持ちあがるが、自力で上まであげることができないことが多い。
四十肩
急性期の場合は痛すぎて、どの方向でも痛い。自力で上げられます。
ちなみに腱板損傷は自力で上げれません。
頚椎症性神経根症
椎間板の変形で棘のようになって神経根を圧迫してしまいます。
肩甲骨周辺に耐えられない痛みが走ることがあります。
胸郭出口症候群
肩の関節の周りで神経が圧迫されます。
電車のつり革を持とうとしたら、痺れや痛みなどの症状が出ることが多いです。
腕や手の痺れが出ることもあります。
参考ホームページ:公益社団法人 日本整形外科学会のホームページより
肩こりの解決のヒント
まずは、生活習慣と姿勢に注意してください。
スマホを長時間されると目が疲れ、肩や首も凝り、痛くなってしまいます。
また夜にやりすぎると睡眠の邪魔をすることにもなる可能性があります。
またストレスからも影響を受けます。
そして感情も関係します。
イライラする時は、怒りの感情が多くなり、肝臓が疲れ、右肩が痛くなることが多いです。
また不安や悲しみなどがあると胃が疲れ、左肩が痛くなることもあります。
膝・左肩首・足の裏の痛みの方からの感想
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どのようなお悩みでしたか?
膝の痛み、首・肩の痛み、足の裏の痛みなど。
何がきっかけで当院を知りましたか?
孫の通院で知り、娘に勧められて。
すぐに予約されましたか?
娘にすぐ連れて行ってもらいました。
何が決め手となって施術を受けていただけましたか?
孫の症状が、とても改善されていた事が決め手となりました。
実際に受けてみて、どうでしたか?
今までの整骨院との違いにびっくりしました。
姿勢の悪さが色んな所の痛みを引き起こしている事も知りました。
1回目の施術で痛みが和らぎ、今では歩く時の不安は有りません。感謝しています。
E.Kさん
E.Kさんへ
素敵なご感想をありがとうございました。
最初は、かなりお辛い状態で左肩の筋肉も、盛り上がっていて、痛みも強かったように感じます。
お膝に関しても、歩くときのお辛い状態だったと記憶しております。
歩くときの不安もなくなり、肩や背中の動きも、以前より、かなり良くなられまして、本当に私も嬉しいです。
今後も、全力でサポートさせていただきますので、どうぞ宜しくお願い致します。
心と体と頭をつなげることで、今のお辛いあなたの心身共の不調を解決することができるのです。どうぞお悩みの方は遠慮なくご相談ください。
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当院で肩こり、肩の痛みでお悩みの方
まとめ
- 姿勢に注意する
- ストレスを溜め込まず、うまく発散する
- 肩こりの原因と対策を把握する
- 病院を一度、受診して病気ではないか確認する