

花粉症で悩んでいます。
ストレスが強い時はアトピーや喘息も出ます。
薬を飲むと和らぎますが、また繰り返してしまいます。
何か自分で予防できないでしょうか?
アレルギー症状で悩んでおられる方は年々増えているそうです。
これは「食べ物」が大きく影響しているという研究結果があるそうです。
特に戦後から現代で大きく変化したのが和食から洋食への変化です。
和食では魚料理などが多く、天ぷらやとんかつなどの油は、少なかったそうです。
しかし現代では油を使った料理が多くなり、体の中では「炎症」が過剰に起こっていることがわかっているのです。
どうぞご自身でも予防できますので、「油」について参考にしてください。
- 花粉症でお悩みの方
- アトピーでお悩みの方
- アレルギーを自分で予防したい方
実は私も花粉症を持っています。ですが「食」「油」に注意するようになって、ほぼ花粉症は出なくなっております。仲間や信頼のおける同業の先生に体を定期的に調整してもらっているのもありますが、食べ物にも注意しております。


花粉症などのアレルギーを予防する方法
まず花粉症は良くならないと思っていませんか?そして生まれつきや体質なので「予防」なんてできない、完治はしにくい!と思っていませんか?
花粉症などのアレルギーは特に腸の調子、状態がすごく影響するものだと考えられます。
ですのでストレス的には「化学的ストレス」である口や鼻から入るもの全てに注意が必要だと考えることができます。

そこで今回は特に「油」について考えていきたいと思います。
オメガ3がオススメの理由
私たちが食生活でよく使用しているのがリノール酸といわれる油です。商品名ですとベニバナ油、コーン油、大豆油、ごま油、サラダ油、グレープシードオイルなどです。

リノール酸は体の中に入るとアラキドン酸になり、炎症物質を放出します。
この炎症が過剰になって「くしゃみ」「鼻づまり」「鼻水」などの花粉症の症状が出てしまいます。
ですので単純ですがリノール酸の「油」を摂取しないことが重要なのです。
1日で許容できる摂取量は6g以下と言われています。サラダ油ですと大さじ1杯半弱です。
ですが現代では1日3度食事をすると素材には5gくらい摂取してしまうそうです。
加工食品にはリノール酸がいっぱい含まれています。特に裏を見て「〇〇油(脂)、マーガリン、ショートニング、ファットスプレッド、乳等を主要原料とする食品」という表示には注意してください。
- パン類、カレーのルウ、カップラーメン、スナック菓子
- ホットケーキミックス、ラクトアイス、干しブドウ、コンソメキューブ、ツナ缶
- コーヒーフレッシュ、鮭フレーク、チューブカラシ、ふりかけ、コンビニおにぎり
これとは逆に炎症を抑える油が存在するのです。それが魚の油です。DHAとかEPAです。(ただしソーセージなどの加工食品は注意が必要です)
いつも私がアドバイスしているオメガ3と言われる油がオススメなのです。
オメガ3は炎症を抑えたり、不安を和らげたりしてくれることがわかっています。(逆にサラダ油やコーン油などのオメガ6の油の摂取が多いとイライラしたり、不調が治りにくくなったりしてしまいます)
特にアレルギーなどでお悩みの方は、このオメガ6の油の摂取量が非常に多いことが予想されますので注意してください。
できれば1日2回、魚を食べるようにしてください。
- みなみまぐろ刺身(4000mg)
- 大西洋さば(2600mg)
- さんま(2200mg)
- ぶり(1700mg)
- かたくちいわし(1100mg)
同じ種類の魚まかりでなく、いろんな魚、いろんな調理法で食べるようにしてください。
そして、できれば「しそ油」「亜麻仁油」を中さじ1杯を3食摂取するように心がけてください。
アレルギーの人が注意して控えたい食品
また良いとされている食品も消化の負担になりアレルギーの方には悪化することもありますので注意してください。
- 卵
- 乳製品
- 肉類
水分も糖分が多いジュースやコーヒーなどのカフェインは避け、ミネラルウォーターにしてください。
見直したい生活習慣
体力の中に免疫力があります。体力を増やしていきたいので、まずは睡眠の質を見直してください。
日常生活では「姿勢」に注意してください。

このような姿勢はしないでください。精神的に落ち込みやすく脳への血流が悪くなって、機能低下を起こし、いろんな不調がでたりしてしまいます。

アレルギーに関係する潔癖症を見直す
空気中には、いろんな目に見えない細菌やウイルスがあります。そんな細菌くんや微生物ちゃんとお友達になっておかないと体では抵抗することができないので感染症になったりアレルギーになったりしてしまいます。
あまりにも潔癖症すぎて手を洗いすぎたりすると、ばい菌だけでなく人にとって必要な細菌なども無くしてしまうことになるのです。必要な腸内の環境も排除してしまうことになってしまいます。
子供さんに汚いからと砂場で遊ばせないとか遊具は汚いから触らせないとか、あまりにも過剰に綺麗好きすぎると子供さんの細菌や微生物に対する免疫も衰えてしまいます。
だから私はある程度、土いじり、ドロドロになって走り回って遊ぶのは大賛成です。
私の小さい時は、ちょっと危ないことや、汚れるようなことを、いっぱいやってました。親も目くじら立てて怒ったりしませんでした。危ないこともいっぱいやりました。
めっちゃ怒られたこともありますが大きい怪我をする前に小さい怪我で痛い目に合っているからアホなことをたくさんしてましたが、それが学びになったと今では思います。
だから私も自分の子供とは泥だらけになって一緒に遊びました。
カブトムシを捕に行ったり釣りに行ったりしました。(スズメバチから一緒に走って逃げたこともあります。めっちゃ怖かったです。)
どこが危ない場所だとを経験、体験することでいろんなことを学んでいくのだと思います。これは必要なことだと実感いたします。
参考文献:「花粉症が治ったよ!マンガでわかる体質改善」より
まとめ
- オメガ6の油を止める
- オメガ3の油を摂取
- 卵、乳製品、肉類を控える
- 生活習慣を見直す